2013-05-03

初心者向けのプログラミング教室

現在お世話になっている大学の先生が主催し、専門の先生が行うExcel VBAの初心者向け講座に参加してきました。

ExcelのVBAは以前職場でいろいろ個人でやっていたのでそれなりの事は出来ますが、マクロの記録を使った事がほとんど無かったので面白そうなので参加してみました。

やった内容は、リストのフィルター処理をボタンに割り当てるという単純な内容でしたが、やってみると自力でコード書くよりも簡単だった・・・。
自力でコードを書くよりも無駄なコードが生成されるので効率的ではありませんが。

それよりも今回の講座で実感したことは、Officeのバージョンが違うと機能のボタンが何処に行ったのかわからず操作に時間がかかる事でした。

今回は教えて下さる先生も普段の学校の授業とは違うということでこれから教え方の改善をされるという事でしたので講義の内容がスムーズとはいえませんでしたが、興味がある人なら楽しく学習出来るような方法だった為、非常に参考になりました。

ここからは個人的な感想です。

最初から最後までテキストの指示どおりにやるのではなく、各自で考えながら操作を覚えていくという学習方法がとても良かった。
最初から最後まで全部教えてしまうと、教わる相手はそれ通りにやるだけでその後自分の知識として記憶に残りづらい。
それを部分的にですが自分で考えて答えを求めさせるような教え方をされていたので、こういう方法をとれば、教わる人も記憶に残りやすいと思いました。

プログラムでの処理は結果を求めるまでの過程が1つではないので、それを各自自由に考えさせてくれるような授業内容だったので良かった。
最短手順で効率的なコードを書くという教え方が本来は授業として教えるには良いのですが、最初からそんなに効率良くコードを書ける人はいないと思います。特に初心者では尚更。
最初からそういう教え方をしてしまうと、興味を持って授業を受けた人でも「プログラムは難しすぎる」と思ってしまい、学習が進まなくなってしまうと思います。
今回は初心者向けだったので、入り口を広くしてよりプログラムに興味を持ってもらう事も授業の目的の一つだったと思われるので、今回のような教え方は凄く良いと思いました。

やっぱり実際に動かしながら授業ができるのが良かった。
自分が学生の頃は、PCが普及しておらずC言語の授業も黒板に書いたコードの説明をノートに書き写すだけ。なので、全然頭に入らず何の役にも立たない授業でした。
今はPCが学校にも授業で各自1台操作出来るだけの台数が導入されています。
なので、プログラムの授業も実際にコードを書き、すぐにプログラムを実行し動作結果がわかるので自分がちゃんと出来たという実感があり、やっていて楽しかった。

教わる側の理解度の差を今後どう教えて縮めていくのかが気になった。
授業を続けていくと、どうしても個人差が出るため授業について行けなくなる生徒もでると思います。
普通のパソコン教室だと個人レッスンみたいな事が標準でありますが、学校の授業だとなかなかそういうこともできないと思います。
そのような状況で生徒ごとの理解度の差をどのように縮めるのか、教え方に非常に興味があります。まあ、自分は教師になるわけではないのですが。

授業時間はどのくらいが適正なのか?
今回の講義は90分でしたが、90分という時間で足りるのか?足りたのか?が凄く気になりました。
自分はある程度の知識があり、興味もあったので90分という時間が短く感じ、また時間が余り気味だったので余った時間は自分で納得のいかなかった処理をいろいろ考える時間がとれたので良かったですが。
人によっては90分では理解出来ない事もあったり、もっとやりたいので時間を長くして欲しいという要望も出るかもしれません。
高度な事をやると時間が足りないような気がしますが、長すぎてもどうかと思うのでこの辺の加減が難しいと思いました。


楽しく覚えられるという事が学生時代にほとんど経験がなく、30後半というおっさんになってから楽しく教わるという事を経験できたので次回も参加したいと思います。

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