2013-08-10

Macでレトロゲームの録画 Dreamcast編

前回のセガサターンの映像をMacで録画する方法に続いてDreamcastに対応した接続を考えてみたいと思います。

DreamcastのVGA出力映像を録画する
と言っても、前回つなげたサターン用の配線をちょっといじくるだけで済みます。
前回の配線をベースにいじくりますので前回の図を参考して下さい。

DreamcastにVGAボックスを接続する
まずはDreamcastにVGAボックスを接続します。
VGAボックスにはD-sub15pin入力、コンポジット映像出力、S映像出力、ステレオ出力の端子が備わっています。
ですので、これ1個と各ケーブルさえあればDreamcastで接続できる全ての方法で映像出力が可能になるわけです。勿論分配機能はありませんので1度に1つの接続しか利用出来ませんが。
VGA出力とTV出力を切り替えるスイッチも付いており、このスイッチでVGAまたはコンポジット・S映像のどちらかと切り替えることが出来ます。
出力・・・映像:VGA(D-sub15pin)、音声:ステレオ(フォーン端子)

VGA出力をTVC-D4へ接続する
前回接続したXRGB-3のアナログRGB出力端子につなげたD-sub15pinケーブルを抜いてDreamcastのVGAボックスへ接続します。
音声はXRGB-3のフォーン端子出力へつなげた物を抜いてVGAボックスへ接続します。

  • 入力・・・映像:VGA(D-sub15pin)、音声:ステレオ(RCA端子)
  • 出力・・・映像:コンポーネント映像(D端子)、音声:ステレオ(RCA端子)


で、完成です。
前回の配線があったのであっという間に終わりました。
TVC-D4からの映像はD1にして下さい。
また、前回設定したセガサターンの表示領域のままですとちょっと画面が小さいのでサイズと表示位置の調整を行って下さい。

今回の配線図はこのようになります。
クリックで拡大表示
XRGB-3を使用しなくなっただけの接続になります。
XRGB-3を使用しない場合、XRGB-3での映像変換でおこる特有の症状(映像が全体的に小さく波打つような表示)が無くなるので、DreamcastのVGA出力では液晶TVでの表示は見やすい映像になります。

で、表示位置調整前に録画した映像はこちら。お試しプレイは「式神の城Ⅱ」です。
インターレース表示

デインターレース処理後

 表示がちょっと小さいですが、さすがVGA出力を変換させたものなので映像が綺麗です。

縦スクロールのシューティングだとこれではちょっと小さすぎて液晶TVでもプレイしづらいです。

次は画面サイズと位置を調整したものです。
インターレース表示

デインターレース処理後
これだと液晶TVでも丁度良い大きさなのでプレイしやすいと思います。

次は横画面のゲームです。映像サイズ調整前になります。こちらのお試しプレイは「カオスフィールド」です。
インターレース表示

デインターレース処理後
横画面のゲームならサイズ調整せずともプレイ余裕です。

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