Void Linuxで日本語入力出来るようチャレンジその2
ibusをコンパイルしてみようと思います。
今回必要なXBPSパッケージは前回Anthyをインストールした時にmakeとgccをインストールしましたが、追加で以下のパッケージをインストールします。
ibusのソースコードとibus-anthyのソースコードは下記URLから入手します。
https://code.google.com/p/ibus/downloads/list
ibus-1.5.5.tar.gz
ibus-anthy-1.5.4.tar.gz
まずはibus本体からコンパイルします。
$ tar xvf ibus-1.5.5.tar.gz
$ cd ibus-1.5.5
$ ./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc --enable-python-library
./configure実行時に足りないものが色々出てエラーが出るのでその都度パッケージをインストールしてconfigureを完了させます。
あとはmakeとmake installを実行してコンパイルとインストールを完了させます。
$ make
$ su
PASSWORD
# make install
# exit
$ cd ..
次はibus-anthyをコンパイルします。
$ tar xvf ibus-anthy-1.5.4.tar.gz
$ cd ibus-anthy-1.5.4
$ ./configure --prefix=/usr --sysconfdir=/etc
$ make
$ su
PASSWORD
# make install
最後にldconfigを実行してライブラリの情報を更新しておく。
# ldconfig
# exit
これで必要と思われるものは用意出来た(と思う)のでibusを起動してみる。
$ ibus-setup
GUIでちょろっとメッセージや起動させるための設定についてのウインドウが表示されるのでそれに従って~/.bashrcに設定していく。
設定ウインドウ表示後、
インプットメソッドにJapaneseキーボードとAnthyを登録。
ibusの設定でシステムキーボードレイアウトを利用するにチェックを入れる。
インプットメソッドの切り替えを好みに合わせて設定。
基本的な設定を行ったらちゃんと入力出来るか試してみると…
こんな感じで変換前の文字は表示されるのですが、確定させても入力エリアに確定文字が入力されない…
(使用したテキストエディタはxfw)
また、他のテキストエディタのleafpadやgeditでも試したのですが、確定前の日本語文字すら出ずインプットメソッドすら
まだ完全に使えませんがとりあえず今回のコンパイルするという目的は達成したので良しとします。
0 件のコメント:
コメントを投稿