2016-03-19

Linux:デスクトップテーマ(GTK)の事

テーマの自作に興味がわいたので調べたり元からあるテーマの設定を変えてみたりしてやっと気づいたのですが、ウインドウマネージャで担当する部分とウインドウ内のパーツ(テキストエントリーやボタン)の設定が独立していてそれぞれ別にユーザーがデザインを選べるようになっています。
※デスクトップ環境の種類によります。

Xfce4デスクトップ環境だと、ウインドウマネージャが担当している部分が「テーマ」、パーツのデザインを担当しているのが「外観」という設定でそれぞれ変更出来ると。

ウインドウマネージャの設定 タイトルバーやウインドウの外枠などを設定する。
 ウインドウのデザインはmetacityでおこないます。


外観の設定。パーツ(widget)のデザインを変更できる。
外観の設定はウインドウボタンやタイトルバーなどの画像パーツは変えられないようですが、ウインドウの色を変更する程度ならこっちでも出来ると。

あと、GTK+2とGTK+3でデザインの方法が変わっているのでGTK+2のテーマをGTK+3ベースのデスクトップ環境で使っても正常に設定されないようです。(共通している部分のみ適用されるみたいです)


metacityのxmlファイルで設定できる内容の詳細はGNOMEのWikiにありました。
https://wiki.gnome.org/Attic/GnomeArt/Tutorials/MetacityThemes

まだよくわかっていないのが、gtkrcというファイル。
GTK+のドキュメントからスタイルの設定などを見て書くものらしいが、情報が分散されているしかなりわかりづらいです。もうちょっと調査が必要。

テーマ関連の日本語情報ってすごく少ないので大変です。
デスクトップ環境でのLinuxの日本人利用者と日本語情報は多いのですが、なんでデスクトップテーマはこんなに少ないんでしょう?

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