最近、知人とファイルを共有したり、モバイルPCを自宅のネットワーク以外で使う事が増え、GoogleDriveを使い始めました。
共有の方法がちょっと面倒な気もしますが、メールでは出来ないサイズの大きいファイルのやりとりも簡単になりました。
基本はブラウザを使ってファイルのアップロードなどをおこなうのですが、いちいちブラウザを起動させるのもいやなので、自分のPCにもファイルが残るようにGoogleDriveのアプリをインストールしてみたのですが・・・
動作に安定性がなく実用的ではありません。
1.MacではGoogleDriveアプリを起動時に毎回キーチェーンアクセスから許可を求められる(OSX 10.6.8)。
GoogleDriveのアプリをインストールすると、基本設定ではPCの起動時にアプリを立ち上げてくれるのですが、Macでは起動時にキーチェーンで管理しているパスワードの使用を許可するかを「常に許可」にしても毎回聞かれる。
キーチェーンアクセスの設定ファイルを見ると、許可する度に許可したアプリケーションとして同じGoogleDriveのアプリ名がズラッと一覧に並んでいる。
起動時に一回聞かれるだけなので面倒ではないように思えるが、次の問題もあるため結局は何回も許可しないとならないので不便。
2.GoogleDriveアプリが自動で同期を取るフォルダにファイルを入れても同期されないことが多い。ブラウザ経由でアップロードしたファイルをローカルのフォルダと同期されない事が多い。
WindowsとMac両方で起きる現象です。ローカルのGoogleDriveフォルダにファイルを入れてもいつになってもGoogle側と同期を取ってくれないことがほとんどです。
現象としては、初回(PC起動時やログイン時)にGoogleDriveアプリが起動する際はファイルの同期を行ってくれるのですが、以降はフォルダにファイルを入れてもほとんど同期してくれない。
”ほとんど”と書いたのは、たまーに気まぐれで同期してくれる事があるからです。
ちゃんと同期とってくれないので、出先でノートPCで編集したファイルを自宅のMacで続きの作業をしたくても同期取れてないので結局自宅でノートPCを起動させ同期させるか、ローカルのネットワーク上でファイルをコピーさせて同期させることになるので、時間が無駄になってしまいます。
ローカルのファイルとWeb上のファイルとを同期をするタイミングがわからないうえに、同期する必要があるファイルなのかをアプリケーションが判断する基準がよくわからないことになっているので安心して使えません。
それだったら面倒でもブラウザ経由でアップロードしておいた方が安心確実です。
3.WebのDrive上のファイルをダウンロード後、同じファイル名でファイルをアップロードしてもWeb上のファイルは上書きされず、新しくアップしたファイルには自動で連番が付けられ別ファイルになる。
これは賛否両論だと思います。自分は最初の頃は不満でしたが、よく考えると手軽にファイルのバージョン管理をしてくれていると考えれば、ローカルで編集後にやっぱり前のデータが使いたいと思った時に残ってくれているので便利かと。
古いバージョンのファイルを消す手間はありますが。
と、使っていて不便な部分もそれなりにあるのですが、他人とのファイルを共有する手段としてはアリなので、
- ファイルの共有はブラウザ経由でする。
- GoogleDriveのアプリは任意で起動させ、ローカルへのバックアップ専用として使う(ローカルのGoogleDriveフォルダ内は直接編集しない)
という使い方で落ち着きました。
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