2015-01-09

パッケージ管理のコマンド

Void Linuxはxbpsというパッケージマネージャを使ってパッケージの管理を行います。
他のディストリビューションで採用されているパッケージ管理用のコマンド(aptとか)と利用方法は似ていますので特に難しくはないと思います。

実行には管理者権限が必要です。

※書いた内容はmanページをGoogle翻訳したものを自分なりに解釈し、よくわからないものは実際に操作して確認しましたが、説明に怪しい部分があると思います。
間違っていたら指摘して下さい。

パッケージのインストール

# xbps-install オプション パッケージ名

主なオプション

-n
dry-runモードで実行します。
実際にはインストールは行われず、指定したパッケージをインストールする際に一緒にインストールされるパッケージを表示します。

-S
ローカルに保存されているパッケージリストを最新の状態にします。

-u
インストールされているパッケージを最新のバージョンへアップデートします。

-y
パッケージのインストール中、処理に関する質問に全てYesでインストールを行います。

-v
インストール処理中に詳細な情報を表示します。

パッケージのアンインストール

# xbps-remove オプション パッケージ名

主なオプション


-f
指定したパッケージを強制的に削除します。
通常の方法ではアンインストール出来なくなった場合に利用します。

-n
dry-runモードで実行します。
実際にはアンインストールは行われず、指定したパッケージと依存関係のあるパッケージがある場合は表示します。

-o
他のパッケージと依存関係にあるとして自動インストールされたが、現在は依存関係が無く使われていないパッケージをアンインストールします。
インストール時に-Aオプションを付けてインストールしたパッケージもこのオプションでの削除対象になるようです。

-R
アンインストールするパッケージと依存関係にあるパッケージで、アンインストールするパッケージ以外に依存がないものを一緒にアンインストールします。

-y
アンインストール処理で質問される内容に全てYesで実行されます。

-v
アンインストール処理の詳細内容を表示します。

パッケージの検索

# xbps-query オプション 検索パターン
manページにはオプションとモードで分けられていますが、ここでは全てオプションとしています。

主なオプション

-lこのモードには検索パターンは必要ありません。
インストール済みのパッケージの一覧を出力します。
リストの先頭にiiが付いたパッケージがインストール済みのパッケージになります。

-R
リポジトリモードを有効にします。

-S パッケージ
インストール済みパッケージの情報を表示します。
インストールされていないパッケージの情報を参照する場合は-Rオプションを付けて実行して下さい。

-o 検索パターン --regex
パッケージインストールでインストールされたファイルを検索します。
検索パターンにはワイルドカードが利用できます。
--regexをつけると検索パターンに正規表現を利用できます。

-s 検索パターン --repository --regex
利用できるパッケージを検索します。
--repositoryはリポジトリモードで実行するためのものです。-Rを付けて実行する場合は必要ないようです。
正規表現を使って検索する場合は、--regexを付けて下さい。
検索結果のリスト先頭が[*]がインストール済み、[-]が未インストールパッケージです。

-f
インストール済みパッケージのインストールファイル一覧を表示します。




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