2015-01-06

rootの標準シェルを変える

Void Linuxでは一般ユーザーを作成しそのアカウントでログインすると標準のシェルはbashになるのですが、rootの場合は標準がshになります。
個人的にはいつも使っているbashが使いたいんだけど…

一時的にシェルをbashに切り替えたい場合は、

# bash

とコマンドを打つだけで切り替わりますが、ログアウトしたり再起動すると元に戻ってしまいますし、ログアウトするのに何度もexitコマンドを入力せにゃならんのでメンドクサイ。
というわけで設定を変えます。

まずはインストールされているシェルを調べます。
インストールされているシェルを調べるには/etc/shellsファイルにインストールされたシェルのパスが記録されるのでこのファイルの中を確認します。

# cat /etc/shells
/bin/sh
/bin/bash

出力されたbashのパスを覚えておきます。

標準にするシェルを変えるにはchshコマンドを使います。

# chsh -s /bin/bash

シェルのパスを間違えるとログイン出来なくなるらしいです。
(試すの怖いので確認してません。)
これで設定完了。
一旦ログアウトして再ログインするとちゃんとbashになっています。

/etc/passwdを編集してrootの標準のシェル設定を書き換えることでも同じことが出来ますが、こちらの方法は管理者権限が無いとpasswdファイルが開けないので一般アカウントでは使えません。

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