前回でXサーバーを無事起動出来るようになったのですが、キーボードの設定は別途行わないとデフォルトでUS配列のキーボードとして扱われてしいます。
そのためJISキーボードを利用している場合は設定が必要になります。
今回はVoid LinuxのWikiとArch LinuxのWikiを参考にして設定してみました。
設定ファイルは/etc/X11ディレクトリ内にxorg.conf.dというディレクトリを作成し、その中に設定ファイルを作成しなくてはならないそうです。
また、設定ファイルのファイル名にも決まりがあり、
XX-任意の名前.confという書式でファイル名を付けないといけません。XXの部分には数字を指定します。
この数字が低い順からXサーバーが起動する時にファイルが読み込まれます。
今回は10-keyboard.confという名前でファイルを作成しました。
・ファイルの内容
Section "InputClass"
Identifier "Keyboard Layout"
MatchIsKeyboard "on"
MatchDevicePath "/dev/input/event*"
Driver "evdev"
Option "XkbModel" "pc105"
Option "XkbLayout" "jp"
EndSection
Optionの設定項目は、man xkeyboard-configで利用できるモデルとレイアウトの一覧が表示されるので、その中から自分のキーボードに適した設定を探してメモっておいてその設定値を記述します。
※xkeyboard-configはxorg-minimalでインストールすると一緒にインストールされます。
ファイルに設定を書いて保存しXサーバーを起動させてみます。
表示されてるxterm上で適当に記号を打ち込んでみてキーに刻印されている記号と同じものが入力できていればちゃんと設定できています。
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