前回のibus-anthyの設定が保存されない問題の原因がわかりました。
まずは正常に動作していたLinux Mint17.1mateのタスクマネージャで実行しているプロセスを確認してみると、ibus-dconfが起動していました。
Void Linuxでも同じものがインストールされていたのですが、ibusを起動させてもibus-dconfが起動していなかった。
これが起動していないとibus-anthyの設定を変更してもdconfのdbへ書き込みを行わないようです。
(ibus本体の設定はibus-dconfが起動していないくても設定は保存されます)
Void Linuxでは代わりにibus-memconfが起動している。
ibus-dconfとibus-memconfは同時には起動出来ず、特に指定しないとmemconfの方が優先されるらしい。
ibus-daemonのマニュアルを見ると、起動時にコンフィグプログラムを指定するオプションがあるのを見つけました。
これで指定すればibus-dconfを起動できるのではないかと思い、ターミナルでコマンド実行。
$ ibus-daemon --config=/usr/libexec/ibus-dconf -drx
で起動。
タスクマネージャでibus-dconfが起動したのを確認。
dconfのユーザーdbへの書き込みは、dconf watch /desktop/ibus/ で状態を監視して書き込まれたかを確認します。
ibus-anthyでの設定を変更し設定を保存すると監視していたPATHが更新されて設定値がdbへ保存された事が確認できました。
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