2016-01-13

Windows10 使い心地(2)

しばらくWindows10を使ってみた感想。 その2


ストアアプリが使いづらい
MacのAppストアのようなWindows OS用のアプリケーションを専用に扱うオンラインストアの機能がWindows8より導入されました。
ストアアプリとはオンラインストアのアプリではなく、ストアから入手できるアプリを指します。


元々はタブレットPC寄りだったWindows8にアプリを簡単に追加するためとタブレット向けアプリを充実させるために始まったのだろうと思います。

ストアアプリはほぼすべてのアプリがタブレットでの操作を想定したデザインになっています。
その為、アイコンやスライダなどもタッチスクリーンで使いやすいものになっているのですが、デスクトップPCで使うとただひたすら使いづらい。
数値指定して細かく調整したいような機能も範囲選択などでおおまかにしか指定できなかったり、ファイルを保存するボタンも誤操作を防ぐためにメニューを開かないと表示されないなど今までのデスクトップアプリと使い勝手や目的の機能を使うまでのクリック数が多くなっているものがほとんどです。

そして個人的に一番ダメだと思う部分が、読み込みに時間がかかるアプリや異常終了してしまうなど、動作が不安定なアプリが多すぎです。

タブレット向けのアプリはデスクトップアプリと違い同時に起動は出来ても基本フルスクリーン表示の為現在使用しているアプリ以外は操作出来ません。
その為アプリの設計上、アクティブじゃないアプリは状態をメモリへ保存しスリープ状態にするように設計しなくてはいけないみたいです。
(Visual Studioでタブレットアプリのチュートリアルを少しいじった際にそのような説明がありました)
これはモバイル機器のバッテリーを長時間持たせるようにと、デスクトップPCより性能の劣るCPUなどに配慮した設計にしなくてはならないからです。

この機能のおかげで一部のアプリの動作が非常に不安定で、操作途中に他のアプリをアクティブにしたり、他の操作を行うと異常終了してしまうことが結構な頻度で起こります。
異常終了しても以前のWindowsのようにレポート報告やトラブルシューティングなどのガイドも表示されず、一体何が悪くて異常終了してしまったのか特定がしづらいので何度か使って動作が怪しいアプリは即削除です。

iOSとAndroidが用のアプリが出始めた時と同じような状況なので今後に期待したいと思います。

0 件のコメント:

コメントを投稿