2016-01-19

Windows10 新ブラウザEdge

Internet Explorerがバージョンアップをしても機能的な古さと、現在のニーズに合わなくなった為なのか、Windows10からは新しく作りなおした新ブラウザのMicrosoft EdgeがOSの標準ブラウザとしてインストールされています。

Edgeは作りなおしただけあってInternet Explorerを使い続けていたユーザーからしてみれば最初は操作に戸惑うほど基本以外の使い方に違いがあります。


デフォルトの検索エンジン設定が特殊
検索はBingがデフォルトでGoogle検索とは同じ単語での検索でもかなり検索結果が違う上に勝手にフィルタリングをされているみたいで特定のWebサイト名で検索をかけても結果に出ないことがあります。
デフォルトの検索エンジンは設定を変えることで変更が出来ますが、変更するには一旦変えたい検索サイトにEdgeでアクセスしなくてはなりません。


Edgeの検索エンジン設定は元から登録されているもの以外はブラウザでアクセスしたことのある検索サイトを自動検出し、それを元に設定するという特殊な方法をとっています。
最初はどうやって変えたらいいのかわからず苦労しました・・・
しかもリストには関係ないサイトも自動検出されるので、アクセス履歴によってはどれを設定すればいいのかわからなくなる可能性も。

またBingをデフォルト検索エンジンにした場合は検索履歴や結果を学習してタスクバーの「WebとWindowsを検索」という検索機能(Cortana)の検索結果にも学習が反映されるようです。
このへんの機能はプライバシー設定でOFFにしていれば結果を学習したり、Webのアクセス履歴をMicrosoftに送信することはないようです。


Webノート作成機能
検索以外の機能はOneNoteとの連携で現在表示しているWebページのスクリーンショット(?)を保存し、マーカーやコメントを追加したOneNoteのページを作成することも可能になっています。
OneNoteは最初からインストールされているので試しに使ってみたのですが、こういう機能ってそれほどニーズがあるとは思えないんですけど。個人的にはネットを使わない高齢者やネット環境が無い方へWebの情報をプリンタで出力してあげたりする際には便利だと思いますが。


SNS機能の強化
アクセスしているWebページをSNSのアカウントを使って共有する機能もあります。
(SNSサイトが共有するためのストアアプリを提供している必要があるみたいです)
Edgeは情報の共有機能が強化されましたが、SNSを使っていない方には意味の無い機能です。
また、連携機能の強化によって簡単に情報共有ができることで操作ミスによる個人の知られたくない部分をSNSで披露してしまう可能性もあるかも・・・


起動速度の向上
個人的にEdgeを使いたいと思った部分は起動の速さです。
ChromeやFirefoxはブラウジングが速いとは思いますがそれよりも起動に時間がかかることの方が個人的に気になります。特にアドオンの数に比例して起動が遅くなります。

EdgeはWindowsの検索機能と融合しているのでコア部分はOSの起動時にロードされているみたいで、自分の古いPCであっても起動に1秒くらいしかかからないのでちょっと使いたい時にかなり重宝します。


一部のサイトではEdge未対応
これは大手サイトではすでに対応しているので問題ないですが、一部のオープンソースソフトウェアを使って作られているWebサイトは機能が完全に使えなかったり、意図したレイアウトで表示されない場合があります。
これらは時間が経てばそのうち改善されていくので待つしかないでしょう。

このようなサイトに出会ってしまった場合は、他のブラウザをインストールするかこっそりWindowsアクセサリに残されているInternet Explorerを使ってサイトへアクセスして下さい。
現在アクセスしているサイトをInternet Explorerで開きたい場合はEdgeのメニューに項目があるのでそちらを使ってInternet Explorerで開くことが可能です。


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