2016-01-29

Windows10 セガサターンのゲームをイメージ化

セガサターンエミュレータのSSFを使う際にゲームディスクはイメージ化をしていたが、前回紹介したISO Workshopでは一部のゲームの音楽が鳴らない為、改めてディスクを作りなおすことにしました。

今回使うアプリケーションはCD Manipulatorというちょっと古いアプリケーションです。
入手先は
http://www.storeroom.info/cdm/
すでに開発は終了しており、今後バージョンアップは行わないようです。
ここで入手した最終バージョンはWindows10 64bitで動作しました。

セガサターン ゲームCDのイメージ化
ディスクをドライブにセットしたらCD Manipulatorを起動します。


読み込み先ドライブをサターンのゲームCDを入れたドライブに合わせます。
ウインドウメニューのTOCウインドウを選択してTOC情報を表示させてみます。


セガサターンのゲームはデータトラックとオーディオトラックがあるマルチトラックCDです。
一般的なCDバックアップソフトウェアでイメージ化するとオーディオトラックもイメージに含まれますが、データがどこにあるかわからなくなるのでSSFで読み込ませてもオーディオトラックは再生出来ません。

CD Manipulatorでサターンのゲームディスクをイメージ化すればトラック情報が記載されるcueファイルが同時に作成され、これを使ってDAEMON Toolsなどのcueファイル対応の仮想ドライブソフトでマウントすることでオリジナルのディスクと同じように認識してくれます。


CDイメージ作成モードでマルチセッションモードでイメージを作成します。
イメージファイル名は「検索」ボタンを押すと保存先を聞かれるのでファイル名を指定します。
拡張子は.cueにします。

高度な設定にチェックを入れて、正しいTOCとギャップ情報の取得にチェックを入れます。
あとはOKボタンを押してイメージを作成するだけです。


イメージの作成が完了すると指定したイメージファイル名で、
拡張子が.cdm .cue .img .subの4つのファイルが作成されます。
DAEMON Toolsでマウントするには.img .cueファイルがあればOKです。
マウントするときには.img と .cueファイルは同じフォルダに置いてください。

※Windows標準のマウント機能ではcueファイルを使ったマウントは出来ません。

2 件のコメント:

  1. >セガサターンのゲームはデータトラックとオーディオトラックがあるマルチセッションCDです。
    "マルチセッション"でなく、正しくは"マルチトラック"ね。
    マルチセッションは、1回の書き込みや追記ごとに書かれるセッションが複数あるからマルチセッションという。
    複数のトラックから構成されているディスクはマルチトラックであり、セッションは1つしかないのでマルチセッションとは言わない。

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    1. ご指摘ありがとうございます。

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