2016-02-04

Windows10 フォントが汚い



Macを使い続けていたためWindowsにして一番気になるのはフォントが汚いこと。
Windows10にはClearTypeテキストの調整という機能があり、ある程度は見た目を綺麗に出来ますが、フォント自体がダメだとどうしようもありません。

Windows10ではフォントの管理は出来ますが、システムフォントの設定を変更するツールは用意されていません。
これはどのアプリでもウインドウなどのユーザーインターフェースのデザインを統一させるためにあえて変更できないようにしていると思われます。

WindowsはMS UIゴシック → メイリオUI → 游ゴシックとシステムフォントを変えていったそうです。
自分はWindowsXPからいきなりWindows8へ移行し、現在Windows10を使っている状況なのでこの辺は知りませんした。
友人のWindows7マシンを使わせてもらった時にフォントが変わったな~、とは思ってましたがたいして使用していないので気になりませんでした。

で、現在の游ゴシックはいろいろと日本語フォントにしてはおかしな所があるらしく、詳しいユーザーからすればダメフォントだそう。
個人的にはちょっと見づらいフォント程度の感想しかありませんが。


Windows10でのシステムフォントの変更
システムフォントの設定を変えたい場合、Windows10では直接レジストリを変更する必要がありますが、非常に危険なのでフリーソフトを使って変更します。

Tatsu's life on the Web
http://tatsu.life.coocan.jp/

このサイトにあるMeiryo UIも大っきらい!!というアプリを使ってフォントを変更します。


zipファイルをダウンロードしたら適当なところに解凍してアプリを起動します。
上記画像ではメイリオになっていますが、標準では游ゴシックになっていますので変えたいフォントを選択して一括設定をするだけです。


Windows10にフォントを追加
Windows10にフォントを追加するにはフォントをダウンロードし、フォントファイルを右クリックで「インストール」の項目をクリックすればインストール出来ます。

コントロールパネルのフォントを開いて一覧にドラッグ&ドロップでもインストールが可能です。


Mac&Linuxで使っていたフォントを試してみる
まず、Macですが標準フォントはヒラギノ角ゴシックでした。
ライセンス的にインストールしても良いのかよくわかりませんがとりあえずやってみることに。
自分の環境はMacのBootCampなのでMacのフォントディレクトリからインストールをします。
MacのフォントはMac OSのシステムドライブからSystem → Library → Fontsとたどっていきます。

 フォントを見つけたのでインストールしてみると、


あれ? OpenTypeフォントはダメなんでしょうか?
無理にインストールするのも手間なのでヒラギノ角ゴは諦めます。


次にLinuxで使っていたフォントを試してみます。Linuxでは主にVLゴシックとTakaoゴシックを利用していました。どちらもLinuxで日本語環境にしていると一度は見聞きするフォントだと思います。
この2つはどちらもTrueTypeフォントなので普通にインストールできました。

しかし設定してみると、Takaoフォントは12pt以上じゃないと綺麗に表示できず、それ以下だと画数の多い漢字が見づらくなってしまいます。
VLゴシックも同様に大きめのポイントじゃないと無理なのはTakaoフォントと同じでしたが、こちらは表示される文字がLinuxのデスクトップ環境で表示した時よりも汚くなってしまい、メイリオを使ったほうがマシなレベルでした。


結局メイリオに落ち着く
これ以上あちこちのサイトを巡ってフリーフォントを探すのも大変だし、Windowsでのフォントの表示が汚いのはいつものことなので、游ゴシックよりはマシなメイリオに設定しました。


Webブラウザのフォント
Webブラウザは独自に表示に使うフォントの設定があるのでブラウザごとに設定が必要です。
Microsoft Edgeはフォントの設定はなく、今回紹介したフォント変更ツールでも今のところ変えることが出来ないそうです。

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