2016-03-16

Linux:デスクトップテーマを自作してみたい

LinuxのデスクトップテーマはWindowsやMacよりも変更の自由度が高く独創的なデザインのテーマが沢山配布されています。

GNOME-Look.org
http://gnome-look.org/
GNOMEベースのデスクトップ環境を使っているならテーマを入手するには一番ここが有名。

いろいろテーマを試してみて思ったのが「個性的すぎて実用性に欠けるテーマが多い」です。
ボタンの形状や色使いなどどれも個性があって見た目は良いのですが、いざ使ってみると視認しづらいなどで使いづらく感じます。

自分にあったテーマを試して探すのも良いですが、だったら自分で作ってみてもいんじゃない?
って思ったのでどれほどの難易度なのか調べてみたらそれほど難しくない。
必要な物は
  • テキストエディタ
  • XMLの知識(なくてもHTML書けるくらいあれば大丈夫)
  • 画像作成アプリ(GIMPがあればOK)
  • 画像作成技術(色を塗る、グラデーションをつけるなどができればOK)
  • 英文を読む(読もうとする)気力
があればとりあえず出来そうです。「最後の英文を読む」は詳細を知ろうとするとどうしても公式の文書を読む必要がでるので。

日本語の情報を探すと、基本的な作り方をわかりやすく説明しているサイトがありました。
http://blog.livedoor.jp/hiroumauma/archives/1240580.html
一通り読むとどのように作っていくのかがよくわかります。

作成時にwidget(GNOMEでいうボタンやスクロールバーなどウインドウの部品)をまとめて表示できるアプリケーションがあるとすぐ確認できるので便利です。
自分でpythonとpygtkなどで作ることも可能ですがそれに時間を費やすと当初の目的を忘れそうなのですでにあるアプリを探してみると、GNOME-Look.orgにアップされているテーマのスクリーンショットにそれらしきアプリのウインドウが表示されているのを見つけ、アプリのタイトルから検索したら見つけました。

The widget Factory
http://www.stellingwerff.com/?page_id=10
ほんとにwidgetをまとめて表示するだけのアプリです。

ソースコードを入手してmakeする環境と、GTK+2のdevelパッケージがあればビルドできます。
インストールができたらターミナルでtwfとコマンドを打てばアプリが起動します。


現在設定しているテーマで表示されます。


あとは「やる気」ですね・・・
これが一番大事かも。学習しながら作るので時間もかかるでしょうし。

にほんブログ村 IT技術ブログへ ブログランキング・にほんブログ村へ

0 件のコメント:

コメントを投稿