Final Cut Expressの設定で、今までSD映像を編集しているときでもHD(720p)のサイズ設定で編集していた・・・
新規プロジェクト作成時に簡易セットアップを行わなかったので、最初にHD映像編集した際に設定したもので作業→SD映像を取り込む→HDサイズに拡大→エンコード時にSDに戻すというアホな事をやっていました。
Final Cut Expressのキャンパス画面を等倍で表示していなかったので気づかなかったです。というか、HDサイズに拡大している時点で気づくべきです。
ちゃんと適正なキャンパスサイズにしてエンコードしてみたらそれはもう良い感じでした。元映像とはインターレースの有無くらいしか違いがわからない程によくなってましたよ。
更に、x264の細かい設定が可能なEncoderを見つけたのでそれを試し中。
既にTVのHDDから消してしまったものは諦めるとして、残っているものでPCでエンコしてしまったものは、またエンコし直しな予感がします。
2014-02-01
2014-01-22
x264の方が画質が良いらしいので使ってみる
QuickTime7で最初から使えるAppleのH.264コーデックはフリーのx264の方が性能が良いらしいので実際に使ってみました。
Mac版 QuickTime用のx264コーデックのバイナリは下記URLから入手出来ます。
http://developer.berlios.de/projects/x264qtcodec/
また、動画ファイルの詳細を調べる為にMediaInfoというソフトウェアを使用します。
http://mediaarea.net/ja/MediaInfo/Download/Mac_OS
Free GUI版 0.7.66を使用しています。
QT用x264はインストーラを使ってインストール後、書き出し時の圧縮の種類でH.264(x264)を選択することで使用することが出来ます。
オプション設定はAppleのH.264と画面は同じですが、オプション設定のボタンが追加されていました。
![]() |
x264の詳細設定 |
![]() |
x264独自のオプション項目 |
設定だけ見てもどんな変化があるかわからないので、いろいろと設定を変えてエンコードしてみます。
エンコードに関して、下記はそれぞれ表記した設定で固定。
・FPS:29.97(指定)
・キーフレーム:自動
・フレーム並べ替え:ON
・データレート:自動
・サイズ:NTSC 720×480 16:9
・音声:AAC 44.1KHz 2chステレオ 128kbps
実際にエンコードしたときのファイルサイズを確かめたいので今回音声は関係ありませんが音声ありでエンコードしています。
また、元ファイルはインターレース表示ですが、エンコーディングすると強制的にインターレースを解除されます。
エンコード結果のプロファイルとレベルに関してはWikipedia参照。
http://ja.wikipedia.org/wiki/H264
●変換元の映像ファイル


Format : YUV
Codec ID : 2vuy
Duration : 1mn 30s
Bit rate mode : Constant
Bit rate : 168 Mbps
Width : 720 pixels
Height : 486 pixels
Display aspect ratio : 4:3
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 fps
Standard : NTSC
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:2
Scan type : Interlaced
Scan order : Top Field First
Scan order, stored/displayed inverted : Yes
Compression mode : Lossless
Bits/(Pixel*Frame) : 16.000
Stream size : 1.76 GiB
Color primaries : BT.601 NTSC
Transfer characteristics : BT.709
Matrix coefficients : BT.601
①Apple H.264 品質:中、エンコーディング:複数回実行


Format : AVCFormat/Info : Advanced Video CodecFormat profile : Main@L3.0Format settings, CABAC : NoFormat settings, ReFrames : 2 framesCodec ID : avc1Codec ID/Info : Advanced Video CodingDuration : 1mn 30sBit rate : 686 KbpsWidth : 704 pixelsOriginal width : 720 pixelsHeight : 480 pixelsDisplay aspect ratio : 16:9Original display aspect ratio : 3:2Frame rate mode : ConstantFrame rate : 29.970 fpsStandard : NTSCColor space : YUVChroma subsampling : 4:2:0Bit depth : 8 bitsScan type : ProgressiveBits/(Pixel*Frame) : 0.068Stream size : 7.37 MiB (84%)Color primaries : BT.601 NTSCTransfer characteristics : BT.709Matrix coefficients : BT.601
②Apple H.264 品質:高、エンコーディング:複数回実行


Format : AVC
Format/Info : Advanced Video Codec
Format profile : Main@L3.0
Format settings, CABAC : No
Format settings, ReFrames : 2 frames
Codec ID : avc1
Codec ID/Info : Advanced Video Coding
Duration : 1mn 30s
Bit rate : 1 788 Kbps
Width : 704 pixels
Original width : 720 pixels
Height : 480 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Original display aspect ratio : 3:2
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 fps
Standard : NTSC
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:0
Bit depth : 8 bits
Scan type : Progressive
Bits/(Pixel*Frame) : 0.177
Stream size : 19.2 MiB (93%)
Color primaries : BT.601 NTSC
Transfer characteristics : BT.709
Matrix coefficients : BT.601


Format : AVC
Format/Info : Advanced Video Codec
Format profile : Main@L3.1
Format settings, CABAC : No
Format settings, ReFrames : 2 frames
Codec ID : avc1
Codec ID/Info : Advanced Video Coding
Duration : 1mn 30s
Bit rate : 6 458 Kbps
Width : 704 pixels
Original width : 720 pixels
Height : 480 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Original display aspect ratio : 3:2
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 fps
Standard : NTSC
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:0
Bit depth : 8 bits
Scan type : Progressive
Bits/(Pixel*Frame) : 0.638
Stream size : 69.4 MiB (98%)
Color primaries : BT.601 NTSC
Transfer characteristics : BT.709
Matrix coefficients : BT.601
④x264 品質:中、エンコーディング:複数回実行


Format : AVC
Format/Info : Advanced Video Codec
Format profile : Main@L5.1
Format settings, CABAC : No
Format settings, ReFrames : 2 frames
Codec ID : avc1
Codec ID/Info : Advanced Video Coding
Duration : 1mn 30s
Bit rate : 742 Kbps
Width : 704 pixels
Original width : 720 pixels
Height : 480 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Original display aspect ratio : 3:2
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 fps
Standard : NTSC
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:0
Bit depth : 8 bits
Scan type : Progressive
Bits/(Pixel*Frame) : 0.073
Stream size : 7.97 MiB (85%)
Writing library : x264 core 54
Encoding settings : cabac=0 / ref=1 / deblock=1:0:0 / analyse=0x1:0x111 / me=hex / subme=5 / brdo=0 / mixed_ref=0 / me_range=16 / chroma_me=1 / trellis=0 / 8x8dct=0 / cqm=0 / deadzone=21,11 / chroma_qp_offset=0 / slices=4 / nr=0 / decimate=1 / mbaff=0 / bframes=2 / b_pyramid=0 / b_adapt=1 / b_bias=0 / direct=1 / wpredb=0 / bime=0 / keyint=150 / keyint_min=25 / scenecut=40 / rc=cqp / qp=26 / ip_ratio=1.40 / pb_ratio=1.30
⑤x264 品質:高、エンコーディング:複数回実行


Format : AVC
Format/Info : Advanced Video Codec
Format profile : Main@L5.1
Format settings, CABAC : No
Format settings, ReFrames : 2 frames
Codec ID : avc1
Codec ID/Info : Advanced Video Coding
Duration : 1mn 30s
Bit rate : 5 343 Kbps
Width : 704 pixels
Original width : 720 pixels
Height : 480 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Original display aspect ratio : 3:2
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 fps
Standard : NTSC
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:0
Bit depth : 8 bits
Scan type : Progressive
Bits/(Pixel*Frame) : 0.528
Stream size : 57.4 MiB (98%)
Writing library : x264 core 54
Encoding settings : cabac=0 / ref=1 / deblock=1:0:0 / analyse=0x1:0x111 / me=hex / subme=5 / brdo=0 / mixed_ref=0 / me_range=16 / chroma_me=1 / trellis=0 / 8x8dct=0 / cqm=0 / deadzone=21,11 / chroma_qp_offset=0 / slices=4 / nr=0 / decimate=1 / mbaff=0 / bframes=2 / b_pyramid=0 / b_adapt=1 / b_bias=0 / direct=1 / wpredb=0 / bime=0 / keyint=150 / keyint_min=25 / scenecut=40 / rc=cqp / qp=13 / ip_ratio=1.40 / pb_ratio=1.30
⑥x264 品質:最高、エンコーディング:複数回実行


Format : AVC
Format/Info : Advanced Video Codec
Format profile : High 4:4:4@L5.1
Format settings, CABAC : No
Codec ID : avc1
Codec ID/Info : Advanced Video Coding
Duration : 1mn 30s
Bit rate : 35.9 Mbps
Width : 704 pixels
Original width : 720 pixels
Height : 480 pixels
Original height : 4294966 916 pixels
Display aspect ratio : 16:9
Original display aspect ratio : 0.000
Frame rate mode : Constant
Frame rate : 29.970 fps
Standard : NTSC
Color space : YUV
Chroma subsampling : 4:2:0
Bit depth : 8 bits
Scan type : Interlaced
Bits/(Pixel*Frame) : 3.542
Stream size : 385 MiB (100%)
Writing library : x264 core 54
Encoding settings : cabac=0 / ref=1 / deblock=1:0:0 / analyse=0x1:0x111 / me=hex / subme=5 / brdo=0 / mixed_ref=0 / me_range=16 / chroma_me=1 / trellis=0 / 8x8dct=0 / cqm=0 / deadzone=21,11 / chroma_qp_offset=0 / slices=4 / nr=0 / decimate=1 / mbaff=0 / bframes=2 / b_pyramid=0 / b_adapt=1 / b_bias=0 / direct=1 / wpredb=0 / bime=0 / keyint=150 / keyint_min=25 / scenecut=40 / rc=cqp / qp=0
設定値はさっぱりわかりませんが、
QuickTime標準のH.264エンコーダはプロファイルがMainのみで、レベルが3.0〜3.1の間で処理していますが、x264エンコーダはプロファイルはMainとHigh(品質:最高)でレベルが5.1になっているので、基本設定を同じにしてもx264エンコーダの方が綺麗な画質で書き出してくれるようです。
③と⑤の動画を流して見たり、同じフレームの静止画像を拡大して比べても違いがわかりません。③のビットレートは6458Kbpsで、⑤が5345Kbpsなので、エンコードした映像をこの解像度で視聴する上では元映像の品質からして③と⑥はデータ量が過剰ではないかと思います。
かといって②・④と⑤を比べると、②・④の映像は線に隣接する色との境目で色がおかしい所もあるため、動きが大きいシーンだと線のシャギーが目立つような気がします。
という事は⑤の設定でエンコードすれば十分な品質で保存できるという事になります。
映像にもよりますが、30分のアニメ(CMカットして23分50秒くらい)で1GB前後のファイルになる計算です。
初めてエンコードしたアニメなんかは画面サイズだけ合わせてとりあえず最高設定で書き出したものは3GB超えていたので自分にしては進歩したかと。
映像中の文字に関しては元映像がインターレースなので読みやすさの向上は考えていません。ほとんど変化ないし、アニメなんで気にしない。
x264エンコーダの方が画質が良いというのは本当だったのでこれからはこっちを使って書き出す事にします。
っていうか、やればやるほどいろいろ気になって全然ダビングの書き出し作業が進まないので、この辺で妥協して時間が空いたら更に追求していかないといつになっても終わりません。
2014-01-21
H264で変換しても色が変わらなくなった
MacもQuickTimeもFinalCutExpressも特に設定いじっていないのに、何故かH264で書き出し後の色の変化がなくなりました。
QuickTimeではFinalCutStudioとの色の互換性の設定があるのですが、FinalCutExpressを使っているのでずっとONにしてあったので関係ないとは思いますが。
一番下の「Final Cut Studio との色の互換性を有効にする」をチェックしておくと、ColorSyncを使って色の変換を行わなくなりガンマ2.2で表示されるようになり、チェックを外すとColorSyncでガンマ1.8で表示されるようになる設定らしいです。
QuickTimeではFinalCutStudioとの色の互換性の設定があるのですが、FinalCutExpressを使っているのでずっとONにしてあったので関係ないとは思いますが。
![]() |
QuickTime 環境設定 |
確かに動画を開きっぱなしでこのチェックをON・OFFすると変化が一目瞭然。
![]() |
Final Cut Studio との色の互換性を有効にする ON |
![]() |
Final Cut Studio との色の互換性を有効にする OFF |
じゃあ、今まで色が変わっていたのはなんだったんだろう?
H264で変換することで明るくなるのはネットで調べる限り自分だけじゃなかったし・・・
2014-01-17
H264に変換すると色が薄くなる
ゲームのプレイ動画をFinalCut ExpressでH264形式にエンコードする際に動画を変換すると色が薄くなっていました。
ゲームの動画なんで別にいいやって思っていたのですが、アニメの動画を変換し始めてからはこの薄くなる現象が凄く気になってきました。
背景やキャラクターが白っぽくなって見づらいので。
そこでネットでちょっと調べてみると、H264の変換によるものと視聴するプレイヤーによるものの2つが原因あるという事がわかりました。
変換時に変わってしまうのはなんとなく理解していましたが、まさか視聴プレイヤーでも変わるとは思ってませんでした。
どれほど変わるのか今インストールされているプレイヤーで比較してみました。
・VLCメディアプレイヤー
・QuickTime 7
・QuickTime X
がインストールしてあるのでそれぞれでH264で変換した1秒のムービーを開いてキャプチャしてみます。
おおっ! 本当に違う。
VLCを基準で見ると、QuickTime 7はVLCより赤が強く肌色が濃く見える。
QuickTime Xは全体的に薄い。
ネットで調べるとQuickTimeやColorSyncが強制的にガンマを変更しているらしい。
自分が視聴するだけなんでプロ並みにこだわっているワケではないですし、あまり編集の手間をかけたくないので、普段は複数のプレイヤーを同時に表示出来て編集後の比較がしやすいQuickTime 7をデフォルトに設定しているので今後はQuickTime 7での視聴を基準に編集前の色に近づけて編集することにします。
標準視聴プレイヤーは決まったので、元動画に色を近づけるよう編集を試みます。
まずは元動画と映像フィルタをかけない状態で変換した動画の比較をしてみます。
変換後の方が綺麗に見えますが、背景が白っぽかったりすると白飛びして見づらいです。
で、ネットで調べるとガンマ値をいじれば近い状態になるってことなので、FinalCutExpressでフィルタを追加しガンマの値を少しずつ変更して変換してみました。
映像フィルタのガンマの値は1.0が元の状態で、値を増やすと暗くなるので0.1刻みで変換してみました。
あまりやり過ぎると今度は暗いシーンがなんだかわからなくなるので1.5あたりで限界。
1.5だと黒い部分がつぶれてしまうので1.3に設定することに決めました。
これ以上は自分に映像編集の知識が無いのと編集に時間を取られたくないので妥協。
アニメはこれでいいけど、レトロゲームでコンポジット入力の映像をいじるときは暗すぎるので逆に値を減らした方がいいのかもしれません。
ゲームの動画なんで別にいいやって思っていたのですが、アニメの動画を変換し始めてからはこの薄くなる現象が凄く気になってきました。
背景やキャラクターが白っぽくなって見づらいので。
そこでネットでちょっと調べてみると、H264の変換によるものと視聴するプレイヤーによるものの2つが原因あるという事がわかりました。
変換時に変わってしまうのはなんとなく理解していましたが、まさか視聴プレイヤーでも変わるとは思ってませんでした。
どれほど変わるのか今インストールされているプレイヤーで比較してみました。
・VLCメディアプレイヤー
・QuickTime 7
・QuickTime X
がインストールしてあるのでそれぞれでH264で変換した1秒のムービーを開いてキャプチャしてみます。
![]() |
VLCメディアプレイヤー |
![]() |
QuickTime 7 |
![]() |
QuickTime X |
VLCを基準で見ると、QuickTime 7はVLCより赤が強く肌色が濃く見える。
QuickTime Xは全体的に薄い。
ネットで調べるとQuickTimeやColorSyncが強制的にガンマを変更しているらしい。
自分が視聴するだけなんでプロ並みにこだわっているワケではないですし、あまり編集の手間をかけたくないので、普段は複数のプレイヤーを同時に表示出来て編集後の比較がしやすいQuickTime 7をデフォルトに設定しているので今後はQuickTime 7での視聴を基準に編集前の色に近づけて編集することにします。
標準視聴プレイヤーは決まったので、元動画に色を近づけるよう編集を試みます。
まずは元動画と映像フィルタをかけない状態で変換した動画の比較をしてみます。
![]() |
元ファイル(無圧縮8bit 4:2:2 720×480) |
![]() |
変換後(H264 画質最高 720×480) |
で、ネットで調べるとガンマ値をいじれば近い状態になるってことなので、FinalCutExpressでフィルタを追加しガンマの値を少しずつ変更して変換してみました。
映像フィルタのガンマの値は1.0が元の状態で、値を増やすと暗くなるので0.1刻みで変換してみました。
あまりやり過ぎると今度は暗いシーンがなんだかわからなくなるので1.5あたりで限界。
1.5だと黒い部分がつぶれてしまうので1.3に設定することに決めました。
これ以上は自分に映像編集の知識が無いのと編集に時間を取られたくないので妥協。
アニメはこれでいいけど、レトロゲームでコンポジット入力の映像をいじるときは暗すぎるので逆に値を減らした方がいいのかもしれません。
2014-01-14
テレビのアナログダビング出力
深夜アニメで気に入ったものはBlu-rayを買っておきたいけど、買える経済状況じゃないので現在は全話放映後にもう一回最初から全部見てから消すようにしています。
それでも残しておけば良かったと消してから何度か思うことが多かったのでMacでダビングをしてみることにしました。
Macという環境なので高画質であれこれする手段はあきらめて、テレビに付いているアナログダビング出力を利用してみます。
環境
液晶TV 東芝REGZA 26RE1
初代MacPro Mac OS X 10.6.8
BlackMagic Intensity Pro ドライバVer 9.5.3
BlackMagic MediaExpress2
QuickTime7 Pro
FinalCut Express4
アナログダビング出力ってどういうものなんだろう?
マニュアルを見ると、録画した地デジの映像をTVの外部出力端子からアナログ出力し、他のレコーダーに接続して録画する機能だそうです。
TVに対応したレコーダーならば地デジの映像をコピー制御情報に基づいて無劣化コピーをすることが出来ますが、対応していない機器や旧式(アナログ放送時代の録画機器)で録画をしたいときに使う出力みたいです。
画質は480iの720×486ピクセルのSD画質に落とされて出力されます。
出力端子はコンポジット端子(映像:黄、音声:赤・白)です。
Macでキャプチャしてみる
Intensity PrpのBreakoutケーブルの入出力端子に接続するときは、TVからの映像信号端子はY INに接続し、音声はAnalog IN(LR)へ接続します。
Intensity Proの環境設定は、
入力設定をComposite(Y in)&Analog RCA Audioを選択します。
NTSCのビデオセットアップは0.0 IRE(日本での使用)にしておいて、アップコンバートやダウンコンバートの設定は無しにします。
キャプチャソフト(MediaExpress2)の設定は、
Project Video formatはNTSCにします。
Capture File formatは今回キャプチャの映像画質が元から良くないので無圧縮8ビットでキャプチャしました。
Use Anamorphic SD 16:9にチェックを入れておきます。
これにチェックを入れないと、映像プレビューが4:3で表示されてしまいます。
キャプチャした映像をQuickTimeで開いてみる
サンプルで録画した映像は、境界の彼方の第一話です。
アナログダビング出力では480iになってしまうため、16:9の映像も4:3で録画されます。
QuickTimeで映像情報を見てみます。
映像サイズはSD画質になってしまうので720×486ピクセルになっています。
QuickTimeでそのままサイズ編集し書き出しを行うならCommand+Jでビデオトラックのプロパティを開き、ビデオトラックを選択後ビジュアル設定で、アスペクト比を保持のチェックを外す。調整後のサイズを853×480に変更すると丁度良くなります。
デインターレースにチェックを入れれば、書き出し前の映像が見やすくなります。
HDサイズに拡大も可能ですが、元映像が良くないので拡大しすぎると映像が荒くてMac上で見るには適切ではありません。NTSCの16:9サイズと同等のサイズにするのが一番見やすくていいんじゃないかと思います。853×480というサイズが、NTSC の16:9のサイズでのピクセルなのでこれに合わせました。
調整後の映像は丁度良いサイズになります。
他の映像編集ソフトを使う場合は、キャプチャ後の映像はQuickTimeで編集せずに使用する映像編集ソフトで調整して下さい。
両方で編集してしまうと、自分がいろいろと試行していた際に書き出し後の映像が圧縮による劣化以上に画質が落ちてしまいました。
キャプチャ映像をQuickTimeで編集せずに、FinalCut Express4で編集・書き出しを行った映像の静止画です。
編集は
・アスペクト比の調整
・位置調整
・サイズ調整
・ビデオフィルタの使用は無し。
書き出し設定は、
・H264
・キーフレーム全て
・ビットレート自動
・レンダリング 最高画質、複数回レンダリング
・フレームレート変更無し
・映像サイズ NTSC 720×480 16:9
・デインターレース処理有効
で書き出しています。
使ってみた感想
元画質やBlu-rayには当然劣りますが、予想していた程酷い画質ではなかったのでHDDを圧迫せずに保存するには丁度良いかもしれません。
個人的にはバンダイチャネルの動画と同じくらいのレベルだと思います。
ダビング中はテレビも使えなくなるし作業時はTVとMacに付きっきりになるので、毎話ごとに作業するよりも取り溜めて一気に作業した方がよさそう。
それでも残しておけば良かったと消してから何度か思うことが多かったのでMacでダビングをしてみることにしました。
Macという環境なので高画質であれこれする手段はあきらめて、テレビに付いているアナログダビング出力を利用してみます。
環境
液晶TV 東芝REGZA 26RE1
初代MacPro Mac OS X 10.6.8
BlackMagic Intensity Pro ドライバVer 9.5.3
BlackMagic MediaExpress2
QuickTime7 Pro
FinalCut Express4
アナログダビング出力ってどういうものなんだろう?
マニュアルを見ると、録画した地デジの映像をTVの外部出力端子からアナログ出力し、他のレコーダーに接続して録画する機能だそうです。
TVに対応したレコーダーならば地デジの映像をコピー制御情報に基づいて無劣化コピーをすることが出来ますが、対応していない機器や旧式(アナログ放送時代の録画機器)で録画をしたいときに使う出力みたいです。
画質は480iの720×486ピクセルのSD画質に落とされて出力されます。
出力端子はコンポジット端子(映像:黄、音声:赤・白)です。
Macでキャプチャしてみる
Intensity PrpのBreakoutケーブルの入出力端子に接続するときは、TVからの映像信号端子はY INに接続し、音声はAnalog IN(LR)へ接続します。
![]() |
接続図(BlackMagicのサイトより) |
Intensity Proの環境設定は、
入力設定をComposite(Y in)&Analog RCA Audioを選択します。
NTSCのビデオセットアップは0.0 IRE(日本での使用)にしておいて、アップコンバートやダウンコンバートの設定は無しにします。
キャプチャソフト(MediaExpress2)の設定は、
Project Video formatはNTSCにします。
Capture File formatは今回キャプチャの映像画質が元から良くないので無圧縮8ビットでキャプチャしました。
Use Anamorphic SD 16:9にチェックを入れておきます。
これにチェックを入れないと、映像プレビューが4:3で表示されてしまいます。
キャプチャした映像をQuickTimeで開いてみる
サンプルで録画した映像は、境界の彼方の第一話です。
アナログダビング出力では480iになってしまうため、16:9の映像も4:3で録画されます。
QuickTimeで映像情報を見てみます。
映像サイズはSD画質になってしまうので720×486ピクセルになっています。
QuickTimeでそのままサイズ編集し書き出しを行うならCommand+Jでビデオトラックのプロパティを開き、ビデオトラックを選択後ビジュアル設定で、アスペクト比を保持のチェックを外す。調整後のサイズを853×480に変更すると丁度良くなります。
デインターレースにチェックを入れれば、書き出し前の映像が見やすくなります。
HDサイズに拡大も可能ですが、元映像が良くないので拡大しすぎると映像が荒くてMac上で見るには適切ではありません。NTSCの16:9サイズと同等のサイズにするのが一番見やすくていいんじゃないかと思います。853×480というサイズが、NTSC の16:9のサイズでのピクセルなのでこれに合わせました。
他の映像編集ソフトを使う場合は、キャプチャ後の映像はQuickTimeで編集せずに使用する映像編集ソフトで調整して下さい。
両方で編集してしまうと、自分がいろいろと試行していた際に書き出し後の映像が圧縮による劣化以上に画質が落ちてしまいました。
キャプチャ映像をQuickTimeで編集せずに、FinalCut Express4で編集・書き出しを行った映像の静止画です。
編集は
・アスペクト比の調整
・位置調整
・サイズ調整
・ビデオフィルタの使用は無し。
書き出し設定は、
・H264
・キーフレーム全て
・ビットレート自動
・レンダリング 最高画質、複数回レンダリング
・フレームレート変更無し
・映像サイズ NTSC 720×480 16:9
・デインターレース処理有効
で書き出しています。
使ってみた感想
元画質やBlu-rayには当然劣りますが、予想していた程酷い画質ではなかったのでHDDを圧迫せずに保存するには丁度良いかもしれません。
個人的にはバンダイチャネルの動画と同じくらいのレベルだと思います。
ダビング中はテレビも使えなくなるし作業時はTVとMacに付きっきりになるので、毎話ごとに作業するよりも取り溜めて一気に作業した方がよさそう。
2013-08-30
セガサターン サクラ大戦
大神隊長のモテモテ伝説はここから始まる・・・
1996年にセガから発売された「サクラ大戦」です。
GS-9037
ジャンル:ドラマチックアドベンチャー
メモリーバックアップ対応(パワーメモリー対応)
プレイ人数:1人
CD-ROM:2枚
シャトルマウス対応
キャラクターデザインを当時人気のあった藤島康介氏が担当、そのチョイスが見事に当たり、シリーズ化されドリームキャストやプレイステーション2で続編が作成されたゲームです。
ジャンルがドラマチックアドベンチャーとなっていますので基本はアドベンチャーゲームですが、戦闘パートでのシミュレーション要素もあり飽きにくい作りとなっています。
時代は大正12年
当時古くからある日本の様式と海外から入ってきた西洋の様式が混ざった時代にスチームパンクを取り入れた大正時代の日本という設定なのですが、うまく取り入れたなぁと関心されられる設定になっています。
キャラクター設定は大和撫子、女王様、男勝りの姐御、人形のようなロリコン少女など特定の層を思いっきり狙っていますというのが見るだけでわかるような設定になっています。後のシリーズも同じようなキャラ設定で新キャラを作り、また同ジャンルのキャラを1タイトル内で混在させないような作り方を徹底しているようです。
豊富なムービーシーン
特定のイベントで見られるムービーシーンはゲームオリジナルなのに結構たくさん入っているのでメーカーの気合いの入れ方がよくわかります。
当時のゲームオリジナルのアニメムービーとしてはクオリティは高かったと思います。
マップ移動とイベント
マップはちんまりした劇場内だけとなり、それほど広くはありません。
部屋数も多い上、キャラクターの好感度・行動パターン・内部で管理されている時間によりイベント発生有無が決まるので結構大変。
時間がある程度経過すると強制的にアドベンチャーパートが終了するので、本気で攻略する場合は無駄な移動ができないのでセーブとロードを繰り返し何処でイベントが発生するか調べる必要があります。
サクラ大戦の選択肢は時限選択式となっています。その為時間切れによりどの選択肢も選ばなかったという選択肢もあるのでフラグ立てや好感度管理がちょっと大変。
お決まりではあるんですが、大神隊長のラッキースケベイベントもそこそこあります。
シミュレーションは簡単
シミュレーションパートでは霊力と蒸気により稼働する「光武」という戦闘マシンに乗って戦います。
シミュレーションはグリッドタイプのマップとターン制になっています。
各キャラそれそれ特性があり、主に攻撃範囲に特徴があります。
システムはシミュレーションの基本的なものだけで構成されているので初心者でもプレイしやすい作りになっていますが、後半になると適当にプレイしてると全滅するような難易度になっていますので、各キャラの特徴と使い方を序盤で覚えておかないとちょっと大変かも。
また戦闘パート中もLIPSが発生し選択肢によりキャラの性能や好感度が上昇することがあります。
各キャラには必殺技があり、エネルギーゲージが満タンの時に発動させることが可能です。各必殺技の攻撃範囲は基本攻撃をベースに威力と範囲が強くなっています。
ゲージはこのゲージ回復用のコマンドを指定するか、敵の攻撃を受けることにより回復します。いつでもすぐに出せるわけではないので使いどころを考えて使用しましょう。
戦闘パートを終了すると出撃メンバーでの勝利を祝うポーズを一枚絵で見せてくれます。
普通の人がプレイしているとちょっと寒い演出ですが・・・
中身は結局ギャルゲー
ジャンルはドラマチックアドベンチャーとなっていますが、シミュレーション有りのギャルゲーです。
アドベンチャーパートもボリュームがあり、シミュレーションパートも各話1回あるのでエンディングまでのプレイ時間は結構な長さになります。
それに好感度とフラグの管理をしながら狙ったキャラのエンディングを見ることになるので、全キャラEndを見るのがものすごく大変。
当時プレイした自分は適当にやっていたら最初から好感度がよさげのさくらEndになりましたが、あまりの長さで他のキャラクターのエンディングを見る気力がなくなりそれ以降プレイすることはありませんでした。
続編も基本システムは変わらず、ストーリーの舞台とキャラクターを替えたものとなっていますので完全に特定のユーザー向けに作られているゲームだと感じられます。
部隊に男が大神隊長のみというハーレム設定で既にわかってはいましたが・・・
オープニングのムービーから第1話終了までプレイしたダイジェスト動画です。
GS-9037
ジャンル:ドラマチックアドベンチャー
プレイ人数:1人
CD-ROM:2枚
シャトルマウス対応
キャラクターデザインを当時人気のあった藤島康介氏が担当、そのチョイスが見事に当たり、シリーズ化されドリームキャストやプレイステーション2で続編が作成されたゲームです。
ジャンルがドラマチックアドベンチャーとなっていますので基本はアドベンチャーゲームですが、戦闘パートでのシミュレーション要素もあり飽きにくい作りとなっています。
時代は大正12年
当時古くからある日本の様式と海外から入ってきた西洋の様式が混ざった時代にスチームパンクを取り入れた大正時代の日本という設定なのですが、うまく取り入れたなぁと関心されられる設定になっています。
豊富なムービーシーン
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ムービーシーンは結構多い |
当時のゲームオリジナルのアニメムービーとしてはクオリティは高かったと思います。
マップ移動とイベント
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マップは小さいがポインタで場所指定するタイプなので移動は楽。 |
部屋数も多い上、キャラクターの好感度・行動パターン・内部で管理されている時間によりイベント発生有無が決まるので結構大変。
時間がある程度経過すると強制的にアドベンチャーパートが終了するので、本気で攻略する場合は無駄な移動ができないのでセーブとロードを繰り返し何処でイベントが発生するか調べる必要があります。
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時限式選択肢LIPS |
お決まりではあるんですが、大神隊長のラッキースケベイベントもそこそこあります。
シミュレーションは簡単
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戦闘パートは各キャラ専用の光武に乗って戦う。 |
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各キャラ性能に特徴あり |
各キャラそれそれ特性があり、主に攻撃範囲に特徴があります。
システムはシミュレーションの基本的なものだけで構成されているので初心者でもプレイしやすい作りになっていますが、後半になると適当にプレイしてると全滅するような難易度になっていますので、各キャラの特徴と使い方を序盤で覚えておかないとちょっと大変かも。
また戦闘パート中もLIPSが発生し選択肢によりキャラの性能や好感度が上昇することがあります。
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各キャラ必殺技がある |
ゲージはこのゲージ回復用のコマンドを指定するか、敵の攻撃を受けることにより回復します。いつでもすぐに出せるわけではないので使いどころを考えて使用しましょう。
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ちょっと寒い勝利のポーズ |
普通の人がプレイしているとちょっと寒い演出ですが・・・
中身は結局ギャルゲー
ジャンルはドラマチックアドベンチャーとなっていますが、シミュレーション有りのギャルゲーです。
アドベンチャーパートもボリュームがあり、シミュレーションパートも各話1回あるのでエンディングまでのプレイ時間は結構な長さになります。
それに好感度とフラグの管理をしながら狙ったキャラのエンディングを見ることになるので、全キャラEndを見るのがものすごく大変。
当時プレイした自分は適当にやっていたら最初から好感度がよさげのさくらEndになりましたが、あまりの長さで他のキャラクターのエンディングを見る気力がなくなりそれ以降プレイすることはありませんでした。
部隊に男が大神隊長のみというハーレム設定で既にわかってはいましたが・・・
オープニングのムービーから第1話終了までプレイしたダイジェスト動画です。
2013-08-27
ダウンスキャンコンバータが故障
レトロゲームの録画に使っていたダウンスキャンコンバータのTVC-D4が故障してしまいました。
シューティング等リアルタイムで録画する必要のあるゲームが撮れなくなってしまい困った事に。
YouTubeにアップする動画の素材が撮れなくなってしまいました。
シューティング等リアルタイムで録画する必要のあるゲームが撮れなくなってしまい困った事に。
YouTubeにアップする動画の素材が撮れなくなってしまいました。
2013-08-24
セガサターン Thunder Force V
セガサターンで1997年に発売された家庭用オリジナルシューティングゲームです。
T-1811G
ジャンル:シューティング
プレイ人数:1人
メモリーバックアップ(パワーメモリー対応)
PCの1作目から各家庭用ゲーム機やアーケードにもリリースされた伝統あるシューティングゲームの5作目となります。
1作目・2作目は全方位シューティング、3作目・4作目は2D横スクロールシューティングで、5作目は当時ポリゴンがゲームで流行していたこともあり、3Dモデリングを使用した横スクロールシューティングとして発売されました。
個人的には家庭用オリジナルシューティングでは一番と思える完成度のゲームです。
プレイ開始すると最初の3ステージの進行順は選択制になっており、過去シリーズを踏襲したものとなっています。順番を変えると多少難易度が上昇しますが、その分得点が高くなるという事はないです。(たぶん)
自機は初期で2つの武器を装備しており、プレイ中にアイテムを取得することで最大で5種類のショットを使い分けステージを進んで行くとこになります。
アイテム取得により追加される武器は、使用中ミスをすると次にアイテムを取得するまで使えなくなりますが、初期の2つのショットは使用中ミスしても使えなくなることはありません。
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ツインショットは前方に2発弾を撃つ |
最初から装備しているショットです。前方に2発同時に撃つショットで直線に飛んでいきます。威力はそこそこ。
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バックショットは後方2発、前方1発の弾を撃つ |
最初から装備しているショットです。後方に2発、前方に1発弾を撃ちます。
後方からくる敵に有効です。威力はそこそこ。
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ウェーブは前方に貫通力のある広範囲レーザーを撃つ |
前方に貫通性能のある広範囲レーザーを射出します。貫通力・前方にそこそこひろい範囲を攻撃するため、他のショットよりも威力は弱いので固い敵に当ててもなかなか倒せません。障害物に隠れて他のショットでは倒せない敵がいる場合に有効です。
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フリーレンジは任意方向に攻撃が可能 |
パッド入力の反対方向へ照準が向く全方位攻撃が可能なショットです。
緑の枠で表示される範囲に敵を捕らえると捕らえている間はレーザーを照射し続けます。
また、距離が近いほど威力が大きくなり使い方によってはボスを瞬殺するほどの威力があります。
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ハンターは画面内の敵に追尾するショット |
前作から引き継いだ強力なショットです。画面内の当たり判定がある敵に対し追尾するショットです。
ショットは前方に射出しますが、追尾するため後方の敵にも有効です。
ショットのスピードも速く全方位に有効な為、ツインショットに比べると威力は少し落ちますが、雑魚敵はほぼ一発で倒せる威力があるのでこのショットの有無でステージ進行の難易度が大きく変わってきます。
ちなみにショットは後半面でパワーアップします。
過去シリーズをプレイしているとちょっと嬉しいショットだったり。
ショット以外ではクローと呼ばれるオプションを最大3つ装備する事が出来ます。
これはそのままでは自機の周りを回転し弾を防ぐバリアの役目をし装備しているショットと同じ性能の弾を撃ってくれます。(ウェーブを除く)
このクローを装備しているときに限りオーバーウェポンという各装備の威力を強化した攻撃を行う事ができるようになります。
オーバーウェポンはクローのエネルギーを使用して強力な攻撃を出すことが可能になるため、使用時間はクローの装備数と比例しクローが赤く小さい状態では使用できません。
クローが赤い状態では弾避けのバリアとしての効果がなくなり、敵弾と接触するとクローが消失してしまいますが、時間と共にエネルギーが回復していき元の状態に戻ります。
クローを装備するアイテムを取得することでもエネルギーの回復が可能です。
それ以外のアイテムはシールドアイテムと1アップアイテムがあります。
シールドはアイテムを取得すると3発まで耐えることが出来るシールドを自機全体に展開します(自機の周りに光っている弾がまわるエフェクトが付きます)。同アイテム取得で回復が可能ですが重ねて取得しても最大数は3発以上増えることはありません。
1アップアイテムは取得すれば自機が1機増えますが、大抵は簡単に取れないような場面に配置されています。
ゲーム全体の内容としてはスピード感のあるものとなっており、ゲーム製作側もそれを意識してかハイテンポボーナスという得点システムを採用しています。
ハイテンポボーナスは特定の敵にだけ表示されるマークの付いた敵を、当たり判定が出てから倒すまでの経過時間で得点倍率が変わるというシステムです。
基本それなりの耐久力を持つ敵とボスにマークが付いており、家庭用機専用で開発したシューティングではめずらしくスコアアタック要素を持ったシューティングゲームになっています。
難易度に関しては・・・ 家庭用オリジナルにしては比較的高めです。というか、ノーマルレベルで1クレジットクリアしたことありません。最終ボスまでは到達できるんですけどねぇ。
難易度高めと思った個人的理由を述べると、
・ゲームスピードが速い。
テンポがはやいので敵の出現位置を覚え速攻撃破が出来ないとすぐに敵に囲まれてしまいます。
・画面奧から出現する敵も多いので敵出現と当たり判定が出るまでのラグがある。
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敵を囲む四角が当たり判定出現の合図 |
・特定の武器を持っていないと難易度が急上昇する場面が多い。
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ボス戦はフリーレンジでの接近による速攻撃破が基本 |
ボス戦はハイテンポボーナスがある為かフリーレンジでの速攻撃破が基本になっているので、フリーレンジを持っていないとほぼ長期戦になるのでミスする確率が上昇。
初心者にはつらいです。
・ボスの攻撃が初見で見切れないものが多い。
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当時(今でも)大苦戦のGuardian‘s Knight戦。攻撃速すぎ。 |
・敵の弾が見づらい。
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チョロ弾でうっかりミスも・・・ |
背景が高速で後方へ流れている中で小さい弾がチョロッと飛んでいると見逃していつの間にか被弾していることがあります。また、弾の色が見づらい。
と、すぐに思いつく理由を挙げてみました。
けれど、これがこのゲームをダメにしているとは全然思いませんし、過去シリーズをプレイしていればシリーズを継承しているからこうなんだと思わせる部分もあり個人的には気に入っていたりします。
ゲーム性・演出・音楽の全てがマッチした家庭用シューティングの傑作ではないかと自分は思います。
当時自分はメガドライブのⅣを好んでプレイしてたこともあり、Ⅴが出ることは嬉しかったのですが、シリーズものをゲーム機の高性能化により流行でポリゴンゲーにするとクソゲーになる確率が高くなるというどうしようもないクソゲー乱発数打ちゃ当たる時代だったため、出来に不安でしたが発売日に買ってプレイしたら一瞬でその不安はなくなりました。
処理能力の限界による荒いポリゴンによりキャラの視認性が下がってしまい、当たり判定がわかりづらく難易度が高くなってしまったことはちょっと残念でしたが、それを忘れるくらいの良作。
評価がされにくいシューティングゲームというジャンルでありながら、ゲーム雑誌でのユーザーランキングでしばらく上位にランクしていた事もあり、シューティングをプレイしないユーザーからも注目されていたと思われるめずらしいゲームでした。
今プレイしてもかなり楽しいです。やっぱりクリア出来ませんでしたが・・・
とりあえず3面までのお試しプレイ動画。
おまけ
過去に録画したⅥの動画。
製作での各種問題によりクソゲーに成り果てた悲しいシリーズ最新作。
サンダーフォースファンの中ではⅥは存在しなかった事になっています・・・
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