RAIDやHDDのマウントは後でゆっくりやれば済むので、とりあえずファンコントロールをどうにかしようと思います。
今Linux Mintで使っているのはmacfanctldというやつですが、他には無いのかと探してみるとMac Book Pro用のファンコントロールプログラムを見つけました。
https://github.com/dgraziotin/mbpfan
macfanctldとおんなじでMac内の温度センサーから温度を検出してファンをコントロールするみたいです。
なんでノートのMac用はあるのにMac Pro用ってないんだろ?
そんなに需要がないのか?
ダウンロード
$ git clone git://github.com/dgraziotin/mbpfan.git
ディレクトリへ移動
$ cd mbpfan
configureは必要なく、makeだけのようです。
$ make
エラーが出ました。
g++が無いんだけどってエラーが出ているのでパッケージを探してもg++のパッケージは無い。
gcc-c++が正しいパッケージ名だったのでインストールして再度makeするとあっという間に完了。
binディレクトリに実行ファイルが作成されます。
設定ファイルはmakeを実行したディレクトリ内のmbpfan.confです。
READMEを読んでみると、実行ファイルは/usr/sbinへ、設定ファイルは/etcへ配置するそうです。
make installすると余計なファイルもインストールされそうな気がするので手動で配置します。
配置後にmbpfanのパーミッションが744だったので755へ変更。
インストール後にlm_sensorsパッケージをインストールしておきます。
多分libsensorsが無いとちゃんと動作しなさそうなので。
libsensorsだけでもいいけどコマンドで温度表示できれば比較して確認できるので。
mbpfanはオプションの-tで実行しても大丈夫なのかテストできるようなので実行してみます。
# mbpfan -t
It is normal for them to take a bit to finish.
mbpfan could not detect any fan. Please contact the developer.
ファンが見つかりませんと出ましたが、今回は仮想環境上でのインストールテストなので当然の結果です。
次にrunitで起動ですが、自力で起動ファイルは今まで作ったことがないので
どうなっているのか調べてみました。
とりあえず今インストールされているrunitで起動するパッケージのファイルを/etc/svディレクトで見てみました。
あるのはsuperviseという名前のシンボリックリンクファイルとrunという名前のシェルスクリプトファイルがあるだけ。
runファイルを開いてみると中は単純でファイル内で起動させたい実行ファイルを
exec 実行ファイル名
で実行させているだけでした。
(アプリごとのオプションもあるので実際はもうちょっと複雑ですが)
パッケージ化した際にどのようなインストールをしているのか調べるため、void-packagesのテンプレートファイルを調べてみると、runファイルをインストールしているだけでした。
どうやらsuperviseファイルはrunitで実行時に自動で作られるようです。
とりあえずmbpfan用のファイルを作ってみます。
# mkdir /etc/sv/mbpfan
# nano /etc/sv/mbpfan/run
・runファイルの内容
#!/bin/sh
exec mbpfan
これで準備は整ったはずです。
念の為svlogtailでログを監視しながらrunitでサービスを起動させてみます。
# ln -s /etc/sv/mbpfan /var/service/
起動したようですが、ログにエラーがどんどん出ています。
mbpfan: mbpfan needs applesmc support. Please either load it or build it into the kernel. Exiting.
カーネルがapplesmcモジュールに対応してないかロードされていないためエラーを出しているようです。
テスト環境はVMware上ですので当然モジュールはロードされていません。
この前Mac ProにVoid Linuxをインストールた際にXfce4のセンサーアプレットで正常にセンサーが読めていたので実環境ならapplesmcモジュールはロードされるため問題はないと思います。
これで一通りソースの入手からインストールまでの手順がわかったのでXBPSパッケージを作ってみて実環境で動かしてみようと思います。
2015-06-04
2015-06-03
Arch Linuxに乗り換えようかな?
Linux MintのインストールディスクからUEFIサポートを除去できれば一番いいんだけど、結構ネットで探したけどそんなことやってるユーザーがいないので情報見つからず。
PC-BIOS専用のイメージ作ってくれっていう要望を海外の公式フォーラムで発言しているユーザーさんもいるけど、たぶんUbuntuがやらないとMintもやらないと思う。
Arch LinuxのディスクでUEFIサポートを除去したディスクの作成方法があったのですが、Linux Mintのディスクではディスク内のデータと構造が違うので出来なかった。
なのでLinux Mintは使いやすいですが、自分のMacではせっかくの64bit環境がインストールディスクが原因で32bitでしかインストールできないのでArch Linuxに乗り換えようか検討中。
とりあえず仮想環境に入れて試してみる。
専用のインストーラは無いのでインストールはちょっと面倒ですが、それさえ慣れてしまえば大丈夫そう。
![]() |
ベースシステムのインストールさえクリアすればあとは簡単 |
ロケールファイルがen_US.utf8すらないとか、自分で頑張って入れてねっ♡
ってくらい、Void Linuxよりも優しくない・・・
ベースシステムのインストールが終わっちゃえばパッケージの豊富さと充実したWikiによる安心感がある。
もちろん日本語環境を整えるのも簡単。
systemdを自分はまともにコマンド打ってあれこれするのは初なので、サービスの起動とかちょっと大変。しばらくは仮想環境で様子見です。
しかし、インストール用のライブイメージが結構な頻度でブート時に起動失敗する。
そこがちょっと心配。
2015-06-01
Gnote
Linuxではメモ取るときは基本テキストエディタですが、他に良さ気なのはないのかLinux Mintのパッケージを調べていたら、標準でTomboyというメモアプリがインストールされていました。
が、今は開発はGnoteというTomboyをC++で書き直しGTK+3を使ったGNOME3アプリの一つに変わっていた。
(Tomboyの開発は数年前から止まっています)
メモの文章の一部にリンクを設定すると、そのリンク名で新しいメモが作成されていきます。
また、一度設定されたリンクと同じ単語をメモの中に書くとその単語も自動でリンクされるという機能がある。
自分用のWikiっぽいものが作れる。
ローカルのディレクトリを使ってデータの同期が可能なので、Dropboxに専用のディレクトリを作ってデータを保存しておけば、他のディストリビューションのGnoteとデータの同期も取れるので便利。
しかし、Tomboyとのデータ互換性は無いみたいで同期設定をしてもデータの同期がとれなかった。
が、今は開発はGnoteというTomboyをC++で書き直しGTK+3を使ったGNOME3アプリの一つに変わっていた。
(Tomboyの開発は数年前から止まっています)
メモの文章の一部にリンクを設定すると、そのリンク名で新しいメモが作成されていきます。
また、一度設定されたリンクと同じ単語をメモの中に書くとその単語も自動でリンクされるという機能がある。
自分用のWikiっぽいものが作れる。
ローカルのディレクトリを使ってデータの同期が可能なので、Dropboxに専用のディレクトリを作ってデータを保存しておけば、他のディストリビューションのGnoteとデータの同期も取れるので便利。
しかし、Tomboyとのデータ互換性は無いみたいで同期設定をしてもデータの同期がとれなかった。
![]() |
Void LinuxとLinux Mintで起動させた画面 |
2015-05-17
i686環境でmozcがコンパイル出来ない
自作したmozcのXBPSパッケージがi686の環境だとエラーで作成できないことに気づいた。
xbps-srcが出力するエラーを見るとmozcのbuild_mozc.pyでビルドする前に設定するところで止まってしまう。
ずっとVoid Linuxは64bit環境で使っていたので気づかなかった。
Linux Mint 17.1 32bit にインストールしたvoid-packagesで実行するとエラーが出る。
INFO: Generating version definition file...
INFO: Version string is 2.17.2077.102
INFO: Running: /usr/bin/python /builddir/mozc-2.17/src/build_tools/ensure_gyp_module_path.py --expected=/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp
INFO: Build tool: ninja
INFO: Running: pkg-config --exists ibus-1.0 >= 1.4.1
INFO: Building GYP command line...
INFO: Running: pkg-config --exists QtCore >= 4.0 QtCore < 5.0 QtGui >= 4.0 QtGui < 5.0
INFO: Running GYP...
INFO: Running: /usr/bin/python /builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/gyp_main.py --depth=. --include=./gyp/common.gypi -D abs_depth=/builddir/mozc-2.17/src -D additional_third_party_dir=/builddir/mozc-2.17/src/third_party -D python_executable=/usr/bin/python ./base/base.gyp ./base/base_test.gyp ./client/client.gyp ./client/client_test.gyp ./composer/composer.gyp ./config/config.gyp ./config/config_test.gyp ./converter/converter.gyp ./converter/converter_base.gyp ./converter/converter_main.gyp ./converter/converter_test.gyp ./data/test/session/scenario/scenario.gyp ./data/test/session/scenario/usage_stats/usage_stats.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_base.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_test.gyp ./data_manager/data_manager.gyp ./data_manager/data_manager_test.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_base.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_test.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_test.gyp ./dictionary/dictionary.gyp ./dictionary/dictionary_base.gyp ./dictionary/dictionary_test.gyp ./dictionary/file/dictionary_file.gyp ./dictionary/file/dictionary_file_test.gyp ./dictionary/system/system_dictionary.gyp ./dictionary/system/system_dictionary_test.gyp ./engine/engine.gyp ./gui/gui.gyp ./gyp/tests.gyp ./handwriting/handwriting.gyp ./handwriting/handwriting_test.gyp ./handwriting/zinnia.gyp ./ipc/ipc.gyp ./mac/mac.gyp ./net/jsoncpp.gyp ./net/net.gyp ./net/net_test.gyp ./prediction/prediction.gyp ./prediction/prediction_base.gyp ./prediction/prediction_test.gyp ./protobuf/protobuf.gyp ./renderer/renderer.gyp ./rewriter/calculator/calculator.gyp ./rewriter/rewriter.gyp ./rewriter/rewriter_base.gyp ./rewriter/rewriter_test.gyp ./server/server.gyp ./session/session.gyp ./session/session_base.gyp ./session/session_test.gyp ./storage/storage.gyp ./storage/storage_test.gyp ./testing/testing.gyp ./transliteration/transliteration.gyp ./transliteration/transliteration_test.gyp ./unix/emacs/emacs.gyp ./unix/ibus/ibus.gyp ./usage_stats/usage_stats.gyp ./usage_stats/usage_stats_base.gyp ./usage_stats/usage_stats_test.gyp -D branding=Mozc -D use_qt=YES -D qt_dir= -D use_wix=NO -D android_home=None -D android_arch=arm -D android_stl=libcxx -D android_compiler=gcc -D android_ndk_home=None -D android_application_id=org.mozc.android.inputmethod.japanese -D build_base=out_linux -D build_short_base=out_linux -D warn_as_error=0 -D mac_dir=<(DEPTH)/../mac -D channel_dev=1 -D enable_cloud_handwriting=0 -D enable_http_client=0 -D enable_mode_indicator=0 -D target_platform=Linux -D use_dynamically_linked_qt=0 -D use_zinnia=YES -D use_libibus=1 -D dictionary=desktop -D use_separate_collocation_data=0 -D use_separate_connection_data=0 -D use_separate_dictionary=0 -D use_1byte_cost_for_connection_data=0 -D use_packed_dictionary=0 -D pkg_config_command=pkg-config --generator-output=. -G output_dir=out_linux
Traceback (most recent call last):
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/gyp_main.py", line 18, in
sys.exit(gyp.script_main())
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 532, in script_main
return main(sys.argv[1:])
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 525, in main
return gyp_main(args)
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 501, in gyp_main
params, options.check, options.circular_check)
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 129, in Load
params['parallel'], params['root_targets'])
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/input.py", line 2730, in Load
check, generator_input_info)
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/input.py", line 596, in LoadTargetBuildFilesParallel
parallel_state.pool = multiprocessing.Pool(multiprocessing.cpu_count())
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/__init__.py", line 232, in Pool
return Pool(processes, initializer, initargs, maxtasksperchild)
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/pool.py", line 138, in __init__
self._setup_queues()
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/pool.py", line 234, in _setup_queues
self._inqueue = SimpleQueue()
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/queues.py", line 352, in __init__
self._rlock = Lock()
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/synchronize.py", line 147, in __init__
SemLock.__init__(self, SEMAPHORE, 1, 1)
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/synchronize.py", line 75, in __init__
sl = self._semlock = _multiprocessing.SemLock(kind, value, maxvalue)
OSError: [Errno 13] Permission denied
Traceback (most recent call last):
File "src/build_mozc.py", line 1454, in
main()
File "src/build_mozc.py", line 1450, in main
procedure[1](cmd_opts, cmd_args, original_directory_name)
File "src/build_mozc.py", line 953, in GypMain
RunOrDie(gyp_command + gyp_options)
File "/builddir/mozc-2.17/src/build_tools/util.py", line 99, in RunOrDie
'==========']))
build_tools.util.RunOrDieError:
==========
ERROR: /usr/bin/python /builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/gyp_main.py --depth=. --include=./gyp/common.gypi -D abs_depth=/builddir/mozc-2.17/src -D additional_third_party_dir=/builddir/mozc-2.17/src/third_party -D python_executable=/usr/bin/python ./base/base.gyp ./base/base_test.gyp ./client/client.gyp ./client/client_test.gyp ./composer/composer.gyp ./config/config.gyp ./config/config_test.gyp ./converter/converter.gyp ./converter/converter_base.gyp ./converter/converter_main.gyp ./converter/converter_test.gyp ./data/test/session/scenario/scenario.gyp ./data/test/session/scenario/usage_stats/usage_stats.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_base.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_test.gyp ./data_manager/data_manager.gyp ./data_manager/data_manager_test.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_base.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_test.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_test.gyp ./dictionary/dictionary.gyp ./dictionary/dictionary_base.gyp ./dictionary/dictionary_test.gyp ./dictionary/file/dictionary_file.gyp ./dictionary/file/dictionary_file_test.gyp ./dictionary/system/system_dictionary.gyp ./dictionary/system/system_dictionary_test.gyp ./engine/engine.gyp ./gui/gui.gyp ./gyp/tests.gyp ./handwriting/handwriting.gyp ./handwriting/handwriting_test.gyp ./handwriting/zinnia.gyp ./ipc/ipc.gyp ./mac/mac.gyp ./net/jsoncpp.gyp ./net/net.gyp ./net/net_test.gyp ./prediction/prediction.gyp ./prediction/prediction_base.gyp ./prediction/prediction_test.gyp ./protobuf/protobuf.gyp ./renderer/renderer.gyp ./rewriter/calculator/calculator.gyp ./rewriter/rewriter.gyp ./rewriter/rewriter_base.gyp ./rewriter/rewriter_test.gyp ./server/server.gyp ./session/session.gyp ./session/session_base.gyp ./session/session_test.gyp ./storage/storage.gyp ./storage/storage_test.gyp ./testing/testing.gyp ./transliteration/transliteration.gyp ./transliteration/transliteration_test.gyp ./unix/emacs/emacs.gyp ./unix/ibus/ibus.gyp ./usage_stats/usage_stats.gyp ./usage_stats/usage_stats_base.gyp ./usage_stats/usage_stats_test.gyp -D branding=Mozc -D use_qt=YES -D qt_dir= -D use_wix=NO -D android_home=None -D android_arch=arm -D android_stl=libcxx -D android_compiler=gcc -D android_ndk_home=None -D android_application_id=org.mozc.android.inputmethod.japanese -D build_base=out_linux -D build_short_base=out_linux -D warn_as_error=0 -D mac_dir=<(DEPTH)/../mac -D channel_dev=1 -D enable_cloud_handwriting=0 -D enable_http_client=0 -D enable_mode_indicator=0 -D target_platform=Linux -D use_dynamically_linked_qt=0 -D use_zinnia=YES -D use_libibus=1 -D dictionary=desktop -D use_separate_collocation_data=0 -D use_separate_connection_data=0 -D use_separate_dictionary=0 -D use_1byte_cost_for_connection_data=0 -D use_packed_dictionary=0 -D pkg_config_command=pkg-config --generator-output=. -G output_dir=out_linux
==========
=> ERROR: mozc-2.17_1: failed to run post_configure() at line 53.
と、こんな感じで止まってしまう。
エラーに書かれているtemplateファイルのpost_configure() 53行目を見るとGYP_DEFINESの設定だけど、何が悪いのかさっぱりわからない。
Tracebackの部分を見ながらそれぞれのファイルを観てもPythonそこまで詳しくないのでわからず。
gypのオプションを観ても関係ありそうなオプション無いし。
mozcのバージョンを1.xまで落としても同じエラーが出るし。
VMware Player上にvoid i686環境作って試してみるかなぁ。でも結局認識されるCPUはXeonだからどうなるかわからないけど。
xbps-srcが出力するエラーを見るとmozcのbuild_mozc.pyでビルドする前に設定するところで止まってしまう。
ずっとVoid Linuxは64bit環境で使っていたので気づかなかった。
Linux Mint 17.1 32bit にインストールしたvoid-packagesで実行するとエラーが出る。
INFO: Generating version definition file...
INFO: Version string is 2.17.2077.102
INFO: Running: /usr/bin/python /builddir/mozc-2.17/src/build_tools/ensure_gyp_module_path.py --expected=/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp
INFO: Build tool: ninja
INFO: Running: pkg-config --exists ibus-1.0 >= 1.4.1
INFO: Building GYP command line...
INFO: Running: pkg-config --exists QtCore >= 4.0 QtCore < 5.0 QtGui >= 4.0 QtGui < 5.0
INFO: Running GYP...
INFO: Running: /usr/bin/python /builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/gyp_main.py --depth=. --include=./gyp/common.gypi -D abs_depth=/builddir/mozc-2.17/src -D additional_third_party_dir=/builddir/mozc-2.17/src/third_party -D python_executable=/usr/bin/python ./base/base.gyp ./base/base_test.gyp ./client/client.gyp ./client/client_test.gyp ./composer/composer.gyp ./config/config.gyp ./config/config_test.gyp ./converter/converter.gyp ./converter/converter_base.gyp ./converter/converter_main.gyp ./converter/converter_test.gyp ./data/test/session/scenario/scenario.gyp ./data/test/session/scenario/usage_stats/usage_stats.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_base.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_test.gyp ./data_manager/data_manager.gyp ./data_manager/data_manager_test.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_base.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_test.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_test.gyp ./dictionary/dictionary.gyp ./dictionary/dictionary_base.gyp ./dictionary/dictionary_test.gyp ./dictionary/file/dictionary_file.gyp ./dictionary/file/dictionary_file_test.gyp ./dictionary/system/system_dictionary.gyp ./dictionary/system/system_dictionary_test.gyp ./engine/engine.gyp ./gui/gui.gyp ./gyp/tests.gyp ./handwriting/handwriting.gyp ./handwriting/handwriting_test.gyp ./handwriting/zinnia.gyp ./ipc/ipc.gyp ./mac/mac.gyp ./net/jsoncpp.gyp ./net/net.gyp ./net/net_test.gyp ./prediction/prediction.gyp ./prediction/prediction_base.gyp ./prediction/prediction_test.gyp ./protobuf/protobuf.gyp ./renderer/renderer.gyp ./rewriter/calculator/calculator.gyp ./rewriter/rewriter.gyp ./rewriter/rewriter_base.gyp ./rewriter/rewriter_test.gyp ./server/server.gyp ./session/session.gyp ./session/session_base.gyp ./session/session_test.gyp ./storage/storage.gyp ./storage/storage_test.gyp ./testing/testing.gyp ./transliteration/transliteration.gyp ./transliteration/transliteration_test.gyp ./unix/emacs/emacs.gyp ./unix/ibus/ibus.gyp ./usage_stats/usage_stats.gyp ./usage_stats/usage_stats_base.gyp ./usage_stats/usage_stats_test.gyp -D branding=Mozc -D use_qt=YES -D qt_dir= -D use_wix=NO -D android_home=None -D android_arch=arm -D android_stl=libcxx -D android_compiler=gcc -D android_ndk_home=None -D android_application_id=org.mozc.android.inputmethod.japanese -D build_base=out_linux -D build_short_base=out_linux -D warn_as_error=0 -D mac_dir=<(DEPTH)/../mac -D channel_dev=1 -D enable_cloud_handwriting=0 -D enable_http_client=0 -D enable_mode_indicator=0 -D target_platform=Linux -D use_dynamically_linked_qt=0 -D use_zinnia=YES -D use_libibus=1 -D dictionary=desktop -D use_separate_collocation_data=0 -D use_separate_connection_data=0 -D use_separate_dictionary=0 -D use_1byte_cost_for_connection_data=0 -D use_packed_dictionary=0 -D pkg_config_command=pkg-config --generator-output=. -G output_dir=out_linux
Traceback (most recent call last):
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/gyp_main.py", line 18, in
sys.exit(gyp.script_main())
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 532, in script_main
return main(sys.argv[1:])
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 525, in main
return gyp_main(args)
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 501, in gyp_main
params, options.check, options.circular_check)
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/__init__.py", line 129, in Load
params['parallel'], params['root_targets'])
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/input.py", line 2730, in Load
check, generator_input_info)
File "/builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/pylib/gyp/input.py", line 596, in LoadTargetBuildFilesParallel
parallel_state.pool = multiprocessing.Pool(multiprocessing.cpu_count())
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/__init__.py", line 232, in Pool
return Pool(processes, initializer, initargs, maxtasksperchild)
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/pool.py", line 138, in __init__
self._setup_queues()
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/pool.py", line 234, in _setup_queues
self._inqueue = SimpleQueue()
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/queues.py", line 352, in __init__
self._rlock = Lock()
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/synchronize.py", line 147, in __init__
SemLock.__init__(self, SEMAPHORE, 1, 1)
File "/usr/lib/python2.7/multiprocessing/synchronize.py", line 75, in __init__
sl = self._semlock = _multiprocessing.SemLock(kind, value, maxvalue)
OSError: [Errno 13] Permission denied
Traceback (most recent call last):
File "src/build_mozc.py", line 1454, in
main()
File "src/build_mozc.py", line 1450, in main
procedure[1](cmd_opts, cmd_args, original_directory_name)
File "src/build_mozc.py", line 953, in GypMain
RunOrDie(gyp_command + gyp_options)
File "/builddir/mozc-2.17/src/build_tools/util.py", line 99, in RunOrDie
'==========']))
build_tools.util.RunOrDieError:
==========
ERROR: /usr/bin/python /builddir/mozc-2.17/src/third_party/gyp/gyp_main.py --depth=. --include=./gyp/common.gypi -D abs_depth=/builddir/mozc-2.17/src -D additional_third_party_dir=/builddir/mozc-2.17/src/third_party -D python_executable=/usr/bin/python ./base/base.gyp ./base/base_test.gyp ./client/client.gyp ./client/client_test.gyp ./composer/composer.gyp ./config/config.gyp ./config/config_test.gyp ./converter/converter.gyp ./converter/converter_base.gyp ./converter/converter_main.gyp ./converter/converter_test.gyp ./data/test/session/scenario/scenario.gyp ./data/test/session/scenario/usage_stats/usage_stats.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_base.gyp ./data_manager/chromeos/chromeos_data_manager_test.gyp ./data_manager/data_manager.gyp ./data_manager/data_manager_test.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_base.gyp ./data_manager/oss/oss_data_manager_test.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager.gyp ./data_manager/packed/packed_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_base.gyp ./data_manager/testing/mock_data_manager_test.gyp ./dictionary/dictionary.gyp ./dictionary/dictionary_base.gyp ./dictionary/dictionary_test.gyp ./dictionary/file/dictionary_file.gyp ./dictionary/file/dictionary_file_test.gyp ./dictionary/system/system_dictionary.gyp ./dictionary/system/system_dictionary_test.gyp ./engine/engine.gyp ./gui/gui.gyp ./gyp/tests.gyp ./handwriting/handwriting.gyp ./handwriting/handwriting_test.gyp ./handwriting/zinnia.gyp ./ipc/ipc.gyp ./mac/mac.gyp ./net/jsoncpp.gyp ./net/net.gyp ./net/net_test.gyp ./prediction/prediction.gyp ./prediction/prediction_base.gyp ./prediction/prediction_test.gyp ./protobuf/protobuf.gyp ./renderer/renderer.gyp ./rewriter/calculator/calculator.gyp ./rewriter/rewriter.gyp ./rewriter/rewriter_base.gyp ./rewriter/rewriter_test.gyp ./server/server.gyp ./session/session.gyp ./session/session_base.gyp ./session/session_test.gyp ./storage/storage.gyp ./storage/storage_test.gyp ./testing/testing.gyp ./transliteration/transliteration.gyp ./transliteration/transliteration_test.gyp ./unix/emacs/emacs.gyp ./unix/ibus/ibus.gyp ./usage_stats/usage_stats.gyp ./usage_stats/usage_stats_base.gyp ./usage_stats/usage_stats_test.gyp -D branding=Mozc -D use_qt=YES -D qt_dir= -D use_wix=NO -D android_home=None -D android_arch=arm -D android_stl=libcxx -D android_compiler=gcc -D android_ndk_home=None -D android_application_id=org.mozc.android.inputmethod.japanese -D build_base=out_linux -D build_short_base=out_linux -D warn_as_error=0 -D mac_dir=<(DEPTH)/../mac -D channel_dev=1 -D enable_cloud_handwriting=0 -D enable_http_client=0 -D enable_mode_indicator=0 -D target_platform=Linux -D use_dynamically_linked_qt=0 -D use_zinnia=YES -D use_libibus=1 -D dictionary=desktop -D use_separate_collocation_data=0 -D use_separate_connection_data=0 -D use_separate_dictionary=0 -D use_1byte_cost_for_connection_data=0 -D use_packed_dictionary=0 -D pkg_config_command=pkg-config --generator-output=. -G output_dir=out_linux
==========
=> ERROR: mozc-2.17_1: failed to run post_configure() at line 53.
と、こんな感じで止まってしまう。
エラーに書かれているtemplateファイルのpost_configure() 53行目を見るとGYP_DEFINESの設定だけど、何が悪いのかさっぱりわからない。
Tracebackの部分を見ながらそれぞれのファイルを観てもPythonそこまで詳しくないのでわからず。
gypのオプションを観ても関係ありそうなオプション無いし。
mozcのバージョンを1.xまで落としても同じエラーが出るし。
VMware Player上にvoid i686環境作って試してみるかなぁ。でも結局認識されるCPUはXeonだからどうなるかわからないけど。
2015-05-16
LMDE2を使ってみた
少し前にLMDE2(Linux Mint Debian Edition)がリリースされたので仮想環境に入れて使ってみた。
使ったのはMateの64bit。
壁紙がLMDEのもの以外はほぼLinux Mint 17と変わらず。
アプリケーションのバージョンはLinux Mint 17よりも多少は新しいはず。
目新しさがこれといってないのでもうUbuntuの方のMint使うかDebianの方のMint使うかは好みで選べばいいんじゃない?
LTSかローリング・リリースの違いはあるが、Debianのローリング・リリースだとバンバン最新バージョンのパッケージにアップデートされるわけではないので。
ほんとに最新バージョンのアプリを使いたいならばArch Linux使ったほうがいいと思う。
個人的には古い32bitEFIのMac使っているのからライブDVDのBIOS・EFIの両サポートディスクだと読み込み拒否られるのでBIOSオンリーのisoイメージが欲しい・・・
EFIに対応しているisoイメージだと初代Mac Proは64bitCPU使っていても32bitカーネルしか使えないので困る。
Linuxのアプリケーションはまだ32bit版がたくさんあるのでまあ、普通に使う分にはこまらない。
けど、幾つかのアプリケーションが最新バージョンは64bitカーネル専用になったりしてるし。
使ったのはMateの64bit。
壁紙がLMDEのもの以外はほぼLinux Mint 17と変わらず。
アプリケーションのバージョンはLinux Mint 17よりも多少は新しいはず。
目新しさがこれといってないのでもうUbuntuの方のMint使うかDebianの方のMint使うかは好みで選べばいいんじゃない?
LTSかローリング・リリースの違いはあるが、Debianのローリング・リリースだとバンバン最新バージョンのパッケージにアップデートされるわけではないので。
ほんとに最新バージョンのアプリを使いたいならばArch Linux使ったほうがいいと思う。
個人的には古い32bitEFIのMac使っているのからライブDVDのBIOS・EFIの両サポートディスクだと読み込み拒否られるのでBIOSオンリーのisoイメージが欲しい・・・
EFIに対応しているisoイメージだと初代Mac Proは64bitCPU使っていても32bitカーネルしか使えないので困る。
Linuxのアプリケーションはまだ32bit版がたくさんあるのでまあ、普通に使う分にはこまらない。
けど、幾つかのアプリケーションが最新バージョンは64bitカーネル専用になったりしてるし。
2014-12-08
Linux Mint 17.1へのアップグレードはアップデートマネージャから行うのは危険
先日、アップデートマネージャ経由でLinux Mintを17から17.1へアップグレード出来るようになりました。
クリーンインストールによるアップグレードを推奨しているのに何故上書きアップグレードの方法を提供するのかイマイチ理解できませんが、とりあえず初めてなのでやってみました。
結果は…
サウンドデバイスが認識しなくなりました。どうやっても直りません。
また、パネルの設定が壊れてしまい元に戻らなくなってしまいました。
テーマのカスタマイズで追加パッケージをインストールしていたのですが、アップグレードにより設定が重複してパッケージのアップグレードが出来ないものがいくつかあり。
一番大変だったのがカーネルを3.13から3.16へアップグレードしたことにより、CPUがちゃんと認識しているにも関わらず初代Mac Proに乗っているデュアルコアXeon2基のうち、1基が全く使われなくなってしまいました。
カーネルの設定を念の為確認しSMPとHTは有効になっていましたし、lscpuコマンドでもちゃんと識別できています。がそれでもダメでした。
カーネルを戻すとCPUの問題は解決しました…
結局パネルとサウンドデバイスだけはあちこち調べてもダメだったので諦めてクリーンインストールしなおしに。
クリーンインストールしたことによりソフトウェアRAIDの設定が消えてしまうので、念の為データをバックアップしておいたのですが、RAIDに使用していたHDDはインストール時に全くいじらずOSインストール後にmdadmの設定を行っただけで元通りに使えるようになりました。
同じようなトラブルが出るとは思えませんが、仮想環境で上書きアップグレードを試してみてから実機で実行するかを検討すればよかったです。
まあ、Windows8のように数GBもあるアップデートをいっきに行ったら更新に失敗し元に戻しています…、とかで時間を取られるような事はLinuxでは起きませんがEFIの設定をしたり日本語環境整えたりでそこそこめんどくさい。
リポジトリのデータ転送速度が遅いのでダウンロードに時間かかるし。
やっぱりLinux Mintはクリーンインストールによるアップグレード推奨です。
上書きアップデートは実行前にも正常に動作しなくなるかもしれませんよ〜
っていう警告文が出ますので再インストールをすることを覚悟して実行しましょう。
17.1を使ってみた感想
仮想環境と実機両方でLinux Mint17.1にアップグレードし使ってみた感想としては、テーマの設定が増えていたのでいろんな色に簡単に変更できるようになったのが助かりました。以前は後からパッケージを追加しないとMintカラー以外に変えられるパターンが少なかったので。
言語設定はボタンひとつでIMをインストール出来るようになったのですが、fcitxがデフォルトで中国語用のパッケージをインストールしてしまうのがちょっと残念。
また、余計にパッケージを追加してしまうので最低限必要なものだけに絞ってインストールしてほしかったです。
カーネルのアップデート画面も結構変わりましたが以前よりも使いやすくなったのかと言われると ? となるくらいの変更です。
選択してボタンひとつでカーネルのパッケージをインストールしてくれるのは以前と変わりません。
ログイン画面も背景が色々な写真や画像に変わる仕様になりましたが、綺麗になった反面ちょっと動作が重くなった気がします。
(設定を変えれば固定に出来るはずです。)
コントロールパネルもcompizが初期インストールされたことにより設定ツールが使えるようになった以外特に変化なし。
アップグレードの手間を考えると無理にアップグレードする必要もないんじゃないかな?
っていう感想です。
裏で色々稼働しているアプリケーションのバージョンは上がりますが、デスクトップアプリケーションはそれほどバージョン上がったものはありませんし。
クリーンインストールによるアップグレードを推奨しているのに何故上書きアップグレードの方法を提供するのかイマイチ理解できませんが、とりあえず初めてなのでやってみました。
結果は…
サウンドデバイスが認識しなくなりました。どうやっても直りません。
また、パネルの設定が壊れてしまい元に戻らなくなってしまいました。
テーマのカスタマイズで追加パッケージをインストールしていたのですが、アップグレードにより設定が重複してパッケージのアップグレードが出来ないものがいくつかあり。
一番大変だったのがカーネルを3.13から3.16へアップグレードしたことにより、CPUがちゃんと認識しているにも関わらず初代Mac Proに乗っているデュアルコアXeon2基のうち、1基が全く使われなくなってしまいました。
カーネルの設定を念の為確認しSMPとHTは有効になっていましたし、lscpuコマンドでもちゃんと識別できています。がそれでもダメでした。
カーネルを戻すとCPUの問題は解決しました…
結局パネルとサウンドデバイスだけはあちこち調べてもダメだったので諦めてクリーンインストールしなおしに。
クリーンインストールしたことによりソフトウェアRAIDの設定が消えてしまうので、念の為データをバックアップしておいたのですが、RAIDに使用していたHDDはインストール時に全くいじらずOSインストール後にmdadmの設定を行っただけで元通りに使えるようになりました。
同じようなトラブルが出るとは思えませんが、仮想環境で上書きアップグレードを試してみてから実機で実行するかを検討すればよかったです。
まあ、Windows8のように数GBもあるアップデートをいっきに行ったら更新に失敗し元に戻しています…、とかで時間を取られるような事はLinuxでは起きませんがEFIの設定をしたり日本語環境整えたりでそこそこめんどくさい。
リポジトリのデータ転送速度が遅いのでダウンロードに時間かかるし。
やっぱりLinux Mintはクリーンインストールによるアップグレード推奨です。
上書きアップデートは実行前にも正常に動作しなくなるかもしれませんよ〜
っていう警告文が出ますので再インストールをすることを覚悟して実行しましょう。
17.1を使ってみた感想
仮想環境と実機両方でLinux Mint17.1にアップグレードし使ってみた感想としては、テーマの設定が増えていたのでいろんな色に簡単に変更できるようになったのが助かりました。以前は後からパッケージを追加しないとMintカラー以外に変えられるパターンが少なかったので。
言語設定はボタンひとつでIMをインストール出来るようになったのですが、fcitxがデフォルトで中国語用のパッケージをインストールしてしまうのがちょっと残念。
また、余計にパッケージを追加してしまうので最低限必要なものだけに絞ってインストールしてほしかったです。
カーネルのアップデート画面も結構変わりましたが以前よりも使いやすくなったのかと言われると ? となるくらいの変更です。
選択してボタンひとつでカーネルのパッケージをインストールしてくれるのは以前と変わりません。
ログイン画面も背景が色々な写真や画像に変わる仕様になりましたが、綺麗になった反面ちょっと動作が重くなった気がします。
(設定を変えれば固定に出来るはずです。)
コントロールパネルもcompizが初期インストールされたことにより設定ツールが使えるようになった以外特に変化なし。
アップグレードの手間を考えると無理にアップグレードする必要もないんじゃないかな?
っていう感想です。
裏で色々稼働しているアプリケーションのバージョンは上がりますが、デスクトップアプリケーションはそれほどバージョン上がったものはありませんし。
2014-11-30
Linux Mint 17.1がリリースされたようです。
Linux Mint 17.1 MateとCinnamonがリリースされたようです。
デスクトップのテーマの設定
アップデートマネージャーのカーネルアップデート
ログイン画面のデザインが変更できる?
その他いろいろなところが変わっているようです。
まだ使っていませんが公式にあるスクリーンショットや説明などを読んでみると、いい感じに改良されているみたいです。
Linux Mint 17を使用しているユーザーはもうしばらくするとアップデートマネージャー経由で17.1に変更できるような事が書かれています。
とりあえずisoファイルダウンロードしてVirtualBoxで使ってみます。
Linux Mint 公式
http://www.linuxmint.com/
デスクトップのテーマの設定
アップデートマネージャーのカーネルアップデート
ログイン画面のデザインが変更できる?
その他いろいろなところが変わっているようです。
まだ使っていませんが公式にあるスクリーンショットや説明などを読んでみると、いい感じに改良されているみたいです。
Linux Mint 17を使用しているユーザーはもうしばらくするとアップデートマネージャー経由で17.1に変更できるような事が書かれています。
とりあえずisoファイルダウンロードしてVirtualBoxで使ってみます。
Linux Mint 公式
http://www.linuxmint.com/
2014-06-09
マウスボタンのチャタリング
トラックボールの左クリックのボタンがもう故障してチャタリングが発生してしまいました。
過去記事:トラックボールを交換
ブログの記事を見ると去年の2月に購入しているので1年ちょっとしか持たなかった…
今まで使っていたトラックボールの中では一番故障が早いです。
スイッチのチャタリングなので分解してどうにかなるとは思えないけど、とりあえず分解してみようと裏返してみたらヘックスローブねじじゃん。
しかもサイズが小さくてこのサイズのドライバー持ってないし。
以前使っていたトラックボールはまだ捨てずにとっておいてあるけど、スクロールホイールが故障してる。
ノートPC用に使っていた有線と無線のマウスがそれぞれ1つずつある。
どれを使おうか…
スクロールホイールが壊れたトラックボールは使い心地抜群ですが、スクロールが無いと思いのほか不便です。使えなくは無いけどスクロールホイールがあるものとして身体が動くので困っちゃう。
無線マウスはMac miniのLinux Mintで使ったら調子が悪かったので諦めていたのですが、どうやら無線の距離が問題だったらしくマウスの近くにレシーバーを置いたら問題なく動作してる。
ノート用で小型でマウスを摘むように持たないといけないのと、ホイールが硬くてホイールボタン誤爆があってイラッとする時があります。
しかし無線でケーブルが無いので結構扱いやすい。
どっちにしようか悩みます…
過去記事:トラックボールを交換
ブログの記事を見ると去年の2月に購入しているので1年ちょっとしか持たなかった…
今まで使っていたトラックボールの中では一番故障が早いです。
スイッチのチャタリングなので分解してどうにかなるとは思えないけど、とりあえず分解してみようと裏返してみたらヘックスローブねじじゃん。
しかもサイズが小さくてこのサイズのドライバー持ってないし。
以前使っていたトラックボールはまだ捨てずにとっておいてあるけど、スクロールホイールが故障してる。
ノートPC用に使っていた有線と無線のマウスがそれぞれ1つずつある。
どれを使おうか…
スクロールホイールが壊れたトラックボールは使い心地抜群ですが、スクロールが無いと思いのほか不便です。使えなくは無いけどスクロールホイールがあるものとして身体が動くので困っちゃう。
無線マウスはMac miniのLinux Mintで使ったら調子が悪かったので諦めていたのですが、どうやら無線の距離が問題だったらしくマウスの近くにレシーバーを置いたら問題なく動作してる。
ノート用で小型でマウスを摘むように持たないといけないのと、ホイールが硬くてホイールボタン誤爆があってイラッとする時があります。
しかし無線でケーブルが無いので結構扱いやすい。
どっちにしようか悩みます…
ラベル:
Linux,
Linux mint,
周辺機器
2014-06-07
Linux Mint 17で音が出なくなる問題その2
先日対処したMac Pro本体内蔵スピーカーからの音声出力をOFFにした後、ある突然Line-outからのアナログ音声出力が出なくなるというトラブルに合いました。
それまで特に問題なかったのですが、カーネルをアップデートした直後だったのでカーネルやドライバが原因なのかと必死で調べたりドライバを自力で入れてみたりしたのですが解決に至らず。
その最中にソースコードからコンパイルしたドライバが原因でサウンドデバイスが全く認識されなくなったので結局カーネルを元のバージョンに戻しつつアップデートしたバージョンのカーネル&設定を完全削除。
サウンドデバイスの認識は元に戻ったのですが、音が出なくなったのは一向に解決されず途方にくれていたのですが、自分のパソコンスピーカーの音量調整はタッチセンサーによる調整なので、まさかとは思いつつボリュームを上げてみたら音が出た…
使っているスピーカーはJBL spotです。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0612/01/news062.html
センサーにはミュート機能もあるのですが、音が出なくなった時はスピーカーに一切触れておらずなんで音量が最低になってしまったのか全くわからず。
パソコンからスピーカーのコントロールは出来ないのでパソコンは一切関係ないはずですが、なにか電気的な要因でセンサーが誤動作して音量調整がリセットされてしまった可能性はあります。
Mac OSで使っているときはそんなこと一切なかったので謎。
とりあえず、スピーカーを選ぶ際はデザインにつられてセンサー式の音量調整機能のスピーカーは買わないほうが良いと思います。
スピーカー内蔵アンプの音量がどの程度なのか見た目では全くわからないのでトラブル時に困ります。
また、センサーの位置によっては猫の肉球タッチによるいたずらもあるので注意しましょう。前に一度あって音楽が爆音再生になって焦りました。
それまで特に問題なかったのですが、カーネルをアップデートした直後だったのでカーネルやドライバが原因なのかと必死で調べたりドライバを自力で入れてみたりしたのですが解決に至らず。
その最中にソースコードからコンパイルしたドライバが原因でサウンドデバイスが全く認識されなくなったので結局カーネルを元のバージョンに戻しつつアップデートしたバージョンのカーネル&設定を完全削除。
サウンドデバイスの認識は元に戻ったのですが、音が出なくなったのは一向に解決されず途方にくれていたのですが、自分のパソコンスピーカーの音量調整はタッチセンサーによる調整なので、まさかとは思いつつボリュームを上げてみたら音が出た…
使っているスピーカーはJBL spotです。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0612/01/news062.html
センサーにはミュート機能もあるのですが、音が出なくなった時はスピーカーに一切触れておらずなんで音量が最低になってしまったのか全くわからず。
パソコンからスピーカーのコントロールは出来ないのでパソコンは一切関係ないはずですが、なにか電気的な要因でセンサーが誤動作して音量調整がリセットされてしまった可能性はあります。
Mac OSで使っているときはそんなこと一切なかったので謎。
とりあえず、スピーカーを選ぶ際はデザインにつられてセンサー式の音量調整機能のスピーカーは買わないほうが良いと思います。
スピーカー内蔵アンプの音量がどの程度なのか見た目では全くわからないのでトラブル時に困ります。
また、センサーの位置によっては猫の肉球タッチによるいたずらもあるので注意しましょう。前に一度あって音楽が爆音再生になって焦りました。
ラベル:
Linux,
Linux mint,
Mac,
猫
2014-06-02
Linux Mint 17 MATE
正式にリリースされたので初代Mac ProへLinux Mint 17 MATEインストールしてみました。
・rEFIndをMacにインストールして利用しているが、EFIモードで起動が出来ない。
とりあえずGRUBからのBIOSモードでの起動ができるのですが、起動に時間がかかる。
・本体のモノラルスピーカからも音声が再生されてしまう。
アナログ出力からスピーカーへ音声を出力しているのですが、それと一緒に本体内蔵のモノラルスピーカーからも出力されてしまいます。
とりあえずGNOME ALSAミキサーをインストールして、Realtek ALC889AのSpeakerを最低値に。
PCMを最高値にして、外付けスピーカのアンプで音量調整。
こっちの方法の方が確実っぽいのでこっちをおすすめします。
https://sites.google.com/site/linuxnomemo/mint-use/macaudio
こんな感じで設定してやれば内蔵スピーカーの問題は回避可能。
根本的な解決にはなってないような気がしますが…
・rEFIndをMacにインストールして利用しているが、EFIモードで起動が出来ない。
とりあえずGRUBからのBIOSモードでの起動ができるのですが、起動に時間がかかる。
・本体のモノラルスピーカからも音声が再生されてしまう。
アナログ出力からスピーカーへ音声を出力しているのですが、それと一緒に本体内蔵のモノラルスピーカーからも出力されてしまいます。
こっちの方法の方が確実っぽいのでこっちをおすすめします。
https://sites.google.com/site/linuxnomemo/mint-use/macaudio
こんな感じで設定してやれば内蔵スピーカーの問題は回避可能。
根本的な解決にはなってないような気がしますが…
ラベル:
Linux,
Linux mint,
Mac
2014-05-26
Linux Mint 17 RCを試してみた
うん、まあ、Linux Mint 16と比べても大きな変化は感じないし正式リリースされてすぐにインストールしても自分の利用環境なら問題無さそう。
Cinnamonだとスナップモードのウザさ、テーマやデスクトップのカスタムに制限がMateよりもあるように感じたので次回はMate版をインストール予定。
2014-04-27
Linuxでモニタの輝度が変えられない
Mac ProにインストールしたLinux Mintで液晶モニタの輝度が変更できない。
今使っているのがシネマディスプレイで、モニタの輝度ボタンが機能してくれません。
検索して方法はみつけるものの、情報が古いのとWindows PC向けの情報ばかりであまり役に立たず。
一時しのぎで壁紙をLinux Mint標準のものから変えることでなんとか凌いではいるけど、根本的な解決にはなっていません。
目が痛くて頭痛が…
今使っているのがシネマディスプレイで、モニタの輝度ボタンが機能してくれません。
検索して方法はみつけるものの、情報が古いのとWindows PC向けの情報ばかりであまり役に立たず。
一時しのぎで壁紙をLinux Mint標準のものから変えることでなんとか凌いではいるけど、根本的な解決にはなっていません。
目が痛くて頭痛が…
ラベル:
Linux,
Linux mint,
Mac
2014-03-27
Linux Mintのメモ
Google SitesにてLinux Mintを使ってなにかやっているウェブサイトを作成しました。
ブログだと古い情報が埋もれてしまい情報を探しづらくなるので、詳しく書くなら断然Google Sites。
転職活動の合間にチマチマ更新します。
自分がやった内容を残すのが目的なので、何もやらなければ更新もしませんが…
Linux Mintのメモ
https://sites.google.com/site/linuxnomemo/
WindowsXPのサポートが切れてLinuxを選ぶユーザーは少なからずいるとは思いますが、パッケージの概念とLinux独特の使い心地、コマンドによる操作で挫折する人多数の予感。
ブログだと古い情報が埋もれてしまい情報を探しづらくなるので、詳しく書くなら断然Google Sites。
転職活動の合間にチマチマ更新します。
自分がやった内容を残すのが目的なので、何もやらなければ更新もしませんが…
Linux Mintのメモ
https://sites.google.com/site/linuxnomemo/
WindowsXPのサポートが切れてLinuxを選ぶユーザーは少なからずいるとは思いますが、パッケージの概念とLinux独特の使い心地、コマンドによる操作で挫折する人多数の予感。
2014-03-14
Mac miniにインストトールしたLinux Mint
Mac miniにインストールしたLinux Mintをアップグレードしてみようとしたら、インストールDVDを読んでくれません。
Linux MintのisoイメージもバージョンやエディションによってMacで読めない(マウント出来ない)ので、LiveDVDやLiveUSBメモリを作成も出来ない。
仮想環境上のLinuxでインストールDVDを作成しても、Macでは読み込んでくれません。
どうもMacのEFIに関係していろいろと制限があるようです。
適当にインストールしてみたらできちゃったので簡単かと思われたMacハードへのLinuxインストールはWindows機よりも制限が多くて結構大変かも。
Linux MintのisoイメージもバージョンやエディションによってMacで読めない(マウント出来ない)ので、LiveDVDやLiveUSBメモリを作成も出来ない。
仮想環境上のLinuxでインストールDVDを作成しても、Macでは読み込んでくれません。
どうもMacのEFIに関係していろいろと制限があるようです。
適当にインストールしてみたらできちゃったので簡単かと思われたMacハードへのLinuxインストールはWindows機よりも制限が多くて結構大変かも。
ラベル:
Linux,
Linux mint,
Mac,
PC
2014-03-12
今度はMac miniにLinux Mintをインストールしてみた
サーバー用途に使用していたMac mini(Mid2007)のHDD交換とRAM交換して10.6.8で使っていたのですが、サーバーやめてからは置物になっていたので有効活用しようと思いTVに接続して使ってみることにしました。
初期インストールされていたOS X 10.5から10.6サーバーにアップグレードして使っていたのですが、10.9もインストールできないし、OS X自体がメモリを大量に消費し、ちょっとスペックが足りない気がしていましたので、Linux Mintをインストールしてみました。
MacはEFIを使っているのでインストールにちょっと手間取りましたが、無事インストールできて快適にLinuxを使えています。
難点が、キーボードとマウスが余っていたものを使っているので有線なため、ソファに座りながら操作するのにケーブルが邪魔なこと。
唯一持っている無線マウスを使ってみましたが、動くものの途中で電波切れるので使い物にならない…
電池変えてもダメだっったし、Macに繋げてみても同じだった。エネループだと1.2vだからダメなのか?
iPhone用に気まぐれで買ったBluetoothキーボードも小さすぎるし、キー配列が特殊すぎて入力が辛いし、足に乗せてキーボード入力が小さいため不向き。
入力環境に難がありますが、パソコン本体にはなんの問題もないのでとりあえず我慢して使っています。
初期インストールされていたOS X 10.5から10.6サーバーにアップグレードして使っていたのですが、10.9もインストールできないし、OS X自体がメモリを大量に消費し、ちょっとスペックが足りない気がしていましたので、Linux Mintをインストールしてみました。
MacはEFIを使っているのでインストールにちょっと手間取りましたが、無事インストールできて快適にLinuxを使えています。
難点が、キーボードとマウスが余っていたものを使っているので有線なため、ソファに座りながら操作するのにケーブルが邪魔なこと。
唯一持っている無線マウスを使ってみましたが、動くものの途中で電波切れるので使い物にならない…
電池変えてもダメだっったし、Macに繋げてみても同じだった。エネループだと1.2vだからダメなのか?
iPhone用に気まぐれで買ったBluetoothキーボードも小さすぎるし、キー配列が特殊すぎて入力が辛いし、足に乗せてキーボード入力が小さいため不向き。
入力環境に難がありますが、パソコン本体にはなんの問題もないのでとりあえず我慢して使っています。
ラベル:
Linux,
Linux mint,
Mac
2013-12-31
Chromiumをインストール
Linux mintの標準ブラウザはFirefoxですが、Macで使っているブラウザChromiumなのでネットブックでも同じものを使いたいと思います。
ブラウザのブックマークも同期してMacと同じものが使えるので便利ですし。
Menu - システム - Synapticパッケージマネージャを選択。
検索テキストボックスにchromiumと入力してパッケージの検索をかけます。
検索したら、chromium-browserパッケージのチェックを入れる。
依存関係にあるchromium-browser-l10nとchromium-codecs-ffmpegパッケージも一緒にインストール。
インストールが完了したら、パッケージマネージャを閉じます。
お気に入りのアプリケーションに登録すれば、Menu - ウェブブラウザーから起動出来るようになるのですが、お気に入り経由で起動すると既定のブラウザ設定が消えてしまい、ブラウザを起動する度に聞かれるのでめんどくさい。
ブラウザのブックマークも同期してMacと同じものが使えるので便利ですし。
![]() |
Synapticパッケージマネージャを起動する |
ソフトウェアの管理でもインストールは可能ですが、メチャクチャ重いし、たまにフリーズするので使いません。
![]() |
検索でパッケージを探す |
![]() |
chromium-browserを選択 |
![]() |
依存関係のあるパッケージもインストール |
![]() |
ダウンロード中・・・ |
![]() |
お気に入りに登録はしません |
コマンドオプションで何かあるか調べましたが、デバッグモードでの起動とプロファイルを変えて起動の2種類しかオプションがありませんでした。
自分でパネルに登録するか、Menuのカテゴリから選択して起動するようにしましょう。
2013-12-29
Windowsキーにアプリケーションメニューを割り当てる
Windowsの「スタート」メニューと同じ機能のパネルの「Menu」は、Alt+F1キーで展開させることができますが、出来ればWindowsと同じようにキーボードのWindowsボタンで展開したいので、キーボードショートカットの設定に機能を追加します。
このウインドウが開いている状態で割り当てたいキーの組み合わせで実際にキーを押します。
今回はWindowsキーに割り当てたいので、Windowsキーを押します。
これで登録が完了しました。
登録内容を見てみると、自分の環境ではメニュー表示にはSuper_Lが割り当てられました。
実際にキーを押してみるとちゃんと動作します。
もともと登録してあったAlt+F1のショートカットも、キーの組み合わせが衝突していませんのでそのまま機能します。
いらないんだったら削除してもいいし、影響ないならそのままにしておいても問題ありません。
[Menu] - [設定] - [キーボード]と選択して、キーボードの設定ウインドウを開きます。
![]() |
キーボード設定ウインドウ |
追加ボタンで編集ウインドウを開きます。
![]() |
コマンド入力ウインドウ |
コマンド入力ウインドウが表示されたら、テキストボックスにコマンドを直接入力するか、実行可能なコマンドファイルを指定します。
今回はすでに別のショートカットで割り当てられてコマンドがわかっているので、それを参考に以下のコマンドを入力します。
xfce4-popup-applicationsmenu入力したら、OKボタンを押すと、ショートカットキーの入力ウインドウが表示されます。
![]() |
ショートカット入力ウインドウ |
今回はWindowsキーに割り当てたいので、Windowsキーを押します。
これで登録が完了しました。
登録内容を見てみると、自分の環境ではメニュー表示にはSuper_Lが割り当てられました。
実際にキーを押してみるとちゃんと動作します。
もともと登録してあったAlt+F1のショートカットも、キーの組み合わせが衝突していませんのでそのまま機能します。
いらないんだったら削除してもいいし、影響ないならそのままにしておいても問題ありません。
2013-12-28
ネットブックの特殊キー配列に苦戦
さっそくLinux mint 13 Xfceをネットブックにインストールしました。
日本語化を整えようとコマンドラインでパッケージを追加しようとしたら、コマンドで使うパイプ(|)記号が入力できません。
キーボードをジーッと眺めていても何処にもパイプ記号がありません・・・
コンソールでコマンド入力出来ないじゃん。
しかたがないので、スクリーンキーボードを使って入力するかと思ったら、スクリーンキーボードが無い。
という事で、onboardというスクリーンキーボードのアプリをインストール。
ウェブサイトhttps://launchpad.net/onboard
まあ、これで入力は出来るようになったのですが、コンソールでコマンド入力時にわざわざスクリーンキーボードからマウスでクリックしたのでは効率が悪く使いづらいので、なにか良い方法は無いかとネットで調べると、現在のキーボードに設定されているキーのキーコードを見ることが出来るコマンドがあることがわかりました。
xevコマンドです。
Xウインドウシステム上でのイベントを調べるコマンドみたいです。
マウスのポインタ位置やキーを押したときに発生するイベントを監視し、コンソール上にイベントのデータを出力してくれます。
コンソールでコマンドを入力すると、小さなウインドウが開きます。
この小さなウインドウにフォーカスを合わせてマウスやキーボードのキーを押すといろいろなイベントが発生したことをコンソール上で教えてくれます。
次にネットブックでパイプ記号が入力出来ない原因となっている怪しげなキーを探します。
まあ、怪しげというかキーがダブっている部分を探すだけなんですが。
ネットブックのキーボードでは¥記号がダブっていました。写真の赤丸の部分です。
右上の「ほ」のキーは青い¥記号、右下の「ろ」のキーは白い¥記号です。
「ほ」のキーはノートPCでは大抵ついているFnキーを押しながらこのキーを押すと¥記号が入力できるようになっています。
右下の「ろ」のキーはLinuxでは¥記号はバックスラッシュ(\)になるので今回は無視します。
では「ほ」のキーをxevコマンドを使ってイベントの発生状況を調べてみます。
まずは普通に押してみる。
同じようにFnキーを押しながら「ほ」のキーを押してみます。
まずはkeycodeの20を探します。
一つのキーに4つ文字が割り当てられていますが、1つめはそのキーだけを押した時に出力される文字、2つめはシフトキーを押しながら押すと出力される文字になります。
3つめと4つめは多分ですが、全角入力用の割り当てだと思います。
先ほど調べたイベントデータのkeysymの項目を見ると、「-」を入力した祭にはminusになるので、シフトを押すとequal「=」イコール記号が出力されることになります。
同じようにkeycodeの132を調べます。
・・・あれ?
barって「|」だよ? 登録されてるの?
でも、シフト押しながら「ほ」のキー押すと「=」が出ちゃうよ?
ということは、シフトキーに何か別の特殊キーを押すことで出力できるのでは・・・
もう一度xevコマンドを実行していろいろキーを組合せてbarが出力されるのを調べます。
日本語化を整えようとコマンドラインでパッケージを追加しようとしたら、コマンドで使うパイプ(|)記号が入力できません。
![]() |
ネットブックの特殊なキー配列 |
コンソールでコマンド入力出来ないじゃん。
しかたがないので、スクリーンキーボードを使って入力するかと思ったら、スクリーンキーボードが無い。
という事で、onboardというスクリーンキーボードのアプリをインストール。
ウェブサイトhttps://launchpad.net/onboard
まあ、これで入力は出来るようになったのですが、コンソールでコマンド入力時にわざわざスクリーンキーボードからマウスでクリックしたのでは効率が悪く使いづらいので、なにか良い方法は無いかとネットで調べると、現在のキーボードに設定されているキーのキーコードを見ることが出来るコマンドがあることがわかりました。
xevコマンドです。
Xウインドウシステム上でのイベントを調べるコマンドみたいです。
マウスのポインタ位置やキーを押したときに発生するイベントを監視し、コンソール上にイベントのデータを出力してくれます。
![]() |
xevを起動したところ |
この小さなウインドウにフォーカスを合わせてマウスやキーボードのキーを押すといろいろなイベントが発生したことをコンソール上で教えてくれます。
次にネットブックでパイプ記号が入力出来ない原因となっている怪しげなキーを探します。
![]() |
怪しげなキーを発見 |
ネットブックのキーボードでは¥記号がダブっていました。写真の赤丸の部分です。
右上の「ほ」のキーは青い¥記号、右下の「ろ」のキーは白い¥記号です。
「ほ」のキーはノートPCでは大抵ついているFnキーを押しながらこのキーを押すと¥記号が入力できるようになっています。
右下の「ろ」のキーはLinuxでは¥記号はバックスラッシュ(\)になるので今回は無視します。
では「ほ」のキーをxevコマンドを使ってイベントの発生状況を調べてみます。
まずは普通に押してみる。
KeyRelease event, serial 32, synthetic NO, window 0x3e00001,
root 0xaa, subw 0x3e00002, time 13371028, (24,52), root:(716,280),
state 0x0, keycode 20 (keysym 0x2d, minus), same_screen YES,
XLookupString gives 1 bytes: (2d) "-"
XFilterEvent returns: False
こんな感じでコンソールに出力されました。各項目はカンマ出区切られています。
この中からkeycodeとXLookupStringという項目を探します。
keycodeというのがそのキーに割り当てられたコードナンバーで今回は20ということがわかりました。
今回は直接入力で押したので、「ほ」のキーに割り当てられた「-」を押したことになったため、XLookupStringには「-」が記録されています。
同じようにFnキーを押しながら「ほ」のキーを押してみます。
KeyRelease event, serial 32, synthetic NO, window 0x3e00001,
root 0xaa, subw 0x3e00002, time 13483297, (30,34), root:(453,243),
state 0x0, keycode 132 (keysym 0x5c, backslash), same_screen YES,
XKeysymToKeycode returns keycode: 97
XLookupString gives 1 bytes: (5c) "¥"
XFilterEvent returns: False
今度はkeycodeが132に変わりました。
XLookupStringは¥が表示されています。
ちなみに、キーコードはキーボードにや配列によって変わるので、この設定値はこのネットブックとLinuxで設定した限定のものです。
次にこのコードを参考にして、キーコードの一覧を出力させて見てみることにします。
キーコードの一覧を表示させるにはxmodmapというコマンドにオプションを付けてコンソールで実行します。
xmodmap -pkeこれで一覧が出力されます。さっき調べたキーコードを探してみます。
まずはkeycodeの20を探します。
keycode 20 = minus equal minus equalこの行にはminusとequalが割り当てられているのがわかります。
一つのキーに4つ文字が割り当てられていますが、1つめはそのキーだけを押した時に出力される文字、2つめはシフトキーを押しながら押すと出力される文字になります。
3つめと4つめは多分ですが、全角入力用の割り当てだと思います。
先ほど調べたイベントデータのkeysymの項目を見ると、「-」を入力した祭にはminusになるので、シフトを押すとequal「=」イコール記号が出力されることになります。
同じようにkeycodeの132を調べます。
keycode 132 = backslash bar backslash bar単独で押すとバックスラッシュの文字が出力されて、シフトを押すとbarが出力されるように割り当てられています。
・・・あれ?
barって「|」だよ? 登録されてるの?
でも、シフト押しながら「ほ」のキー押すと「=」が出ちゃうよ?
ということは、シフトキーに何か別の特殊キーを押すことで出力できるのでは・・・
もう一度xevコマンドを実行していろいろキーを組合せてbarが出力されるのを調べます。
KeyRelease event, serial 32, synthetic NO, window 0x3e00001, root 0xaa, subw 0x3e00002, time 13595679, (55,45), root:(478,254), state 0x1, keycode 132 (keysym 0x7c, bar), same_screen YES, XLookupString gives 1 bytes: (7c) "|" XFilterEvent returns: False
出ちゃったよ。
キーコードは変わっていないのですが、barが出力されました。
結果としてShift+Fn+ほで出力されることがわかりました。
んだよ、なら最初からキーダブらせないでFn+ほで¥じゃなくて|を出力されるようにしておけよ。
これがわかるまで、キーのリマップ出来ないかな?
キーボードレイアウトをちゃんと設定すればできるのかな?
ネットで同じ症状出てて解決策あるかな?
とか設定を変更出来そうなアプリとか探して、5時間くらいかかりました。
まあ、こうやって少しずつ賢くなっていくしいいんだけど、せっかく新しくOS入れて楽しんでいたところにこれで時間とられて楽しさ半減。
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