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2016-01-17

初代MacProのCPUではHyper-Vは利用できない

仮想化技術のHyper-VがWindows8から使えるようになり、ハードウェアが対応していれば別途仮想化ソフトウェアを導入することなく他のOSを同時に使うことが出来ます。

Windows10にもHyper-Vはあるので使ってみたい。
というわけでまずは自分の環境が対応しているか、CPUの情報をIntelのサイトでチェックしてみる。
CPUはIntel Xeon 5150です。


一部機能が対応していないため使えないっぽい。

本当に使えないのかWindowsの機能を変更するウインドウを開いてみたら


サービスや管理ツールはインストールできるみたいですが、肝心なハイパーバイザがインストール出来ません。


残念。今までHyper-Vを使ったことがなかったのでぜひ試してみたかったのですが対応していないんじゃ仕方がない。

諦めてVMware Workstation PlayerかVirtualBoxをインストールすることにします。

2016-01-11

Windows10でMacProのファンコントロール

Macで使っているMacs Fan controlというMacのファンコントロールアプリがあります。

このアプリはWindows版もあるのでBootCampでWindowsを起動していてもファンのコントロールが可能なので大変便利。

Windows版はPC/AT機用ではなく、最初からMacのBootCamp向けです。


2016-01-10

WindowsからMac HFS+の読み書き

BootCampソフトウェアをインストールすると、内蔵HDDのHFS+は読み取り専用でアクセスできるようになります。

しかし、外付けのHDDはデバイスマネージャで確認をしてみると認識はしていますがドライブの一覧に表示されません。
そういうものらしいです。

しかし、外付けHDDには結構な量のデータもあるし、頻繁に利用しているのでこれを使いたい。

ネットで検索してみると、有料のHFS+読み書きができるソフトウェアがあるが、フリーソフトでは読むことができるものしかないらしい。
が、一つ記事を発見。

Paragon SoftwareでHFS+にフルアクセスできるFree版があると。
どうせFree版とかいっても実はトライアル版じゃねーの? って思ったらそうではないみたい。

http://www.paragon-software.com/home/hfs-windows-free/

インストール時にライセンスキーが必要ですが、名前とメアドを登録するだけで登録したメールアドレスにライセンスキーが届くのでこれを入力します。


一応Windows8 8.1用だけど、インストールしたらWindows10でも問題なく動きました。
外付けHDDもちゃんと認識され、読み書きと削除ができることも確認。

よりMacにインストールしたWindows10が快適になりました。

メモリバカ食いのMacよりも快適でMac OSを起動させる回数が減りそう。

2016-01-09

Windows10にBootCampソフトェアをインストール

無事に初代MacProにWindows10をインストールできました。
しかし、BootCampソフトウェアのインストールはまだ行っていません。


MacのBootCampアシスタントで作成したWindows用ドライバのメディアをWindowsでマウントします。
が、アップルにBootCamp5.1の最新版があるのでこちらを使います。
インターネットに接続していない場合は用意したメディアを使って下さい。

ダウンロードして解凍したフォルダにBootCampフォルダがあるのでその中にあるSetup.exeを実行します。


実行するとエラーで実行できません・・・
ご丁寧にMacハードのモデルとIDをチェックしているのか、Windowsのバージョンをチェックしているのかわかりませんがとにかく実行できません。

Windows10に対応したBootCampソフトウェア(バージョン6)はアップルのサイトから直接DLすることができないので入手出来ません。

困った・・・
とりあえず手動でなんとかならんものか、Driversフォルダを開いてその中のAppleフォルダを覗いてみる。

ここに各アップルデバイス用ドライバのインストーラがあるんですが、その中にBootCamp.msiという旧式のインストーラがあるのでこれを実行してみる。
すると、管理者特権モードでないと起動出来ないとのメッセージがでて実行できない。

じゃあ、管理者特権モードになればと思ったのですが方法がわからないのでネットで調べると、とあるアプリケーション経由で実行するとインストーラが起動するという記事を発見。

早速そのアプリケーションを入手する。
だいなファイラーという2画面ファイラーです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA004117/dyna.html

64bit版をダウンロード・解凍します。
起動に必要なDLLはVisualC++ 2010 再配布可能パッケージ(x64)をインストールすることで入手可能なので、だいなファイラーを起動前にインストールしておきます。

起動すると
こんな感じで開くのでBootCamp.msiがあるフォルダまで行き、BootCamp.msiを右クリックします。
コンテキストメニューからアプリケーションから開くを選んで、


Windowsインストーラで開くと、無事にBootCampのインストーラが起動できるようになりソフトウェアがインストール出来ます。

同時に各種ドライバも一緒にインストールされ、サウンドデバイスのドライバもインストールされて音が出るようになります。

2016-01-08

初代MacPro(MacPro1.1)& MavericksのマシンにWindows10はインストールできるのか? (3)

メディアを用意したらMavericksのブートキャンプアシスタントを開いてWindows用のソフトウェアをUSBメモリに書き込みます。


次にWindows10をインストールするパーティションを作成します。
パーティションの作成はBootCampアシスタントは使わずに、ディスクユーティリティを使って作成します。
BootCampアシスタントを使ってパーティションを作成すると、Windows10のインストーラでのインストール先指定でエラーが出てしまい、フォーマットしようがHDD全体をフォーマットしようがエラーになってインストールできませんでした。

また、アシスタント経由で再起動すると起動ディスクがインストールするメディアになってしまい、インストールが失敗した時にMacが起動できなくなってしまう為です。
こちらはMac対応(起動時にアップルマークが出るやつ)のグラフィックボードであれば起動時にオプションキーを押しっぱなしで起動ディスクの選択ができるので回避可能です。


今回は使っていないHDDを1個用意して第1パーティションにMacHFS+、第2パーティションにFATフォーマットのパーティションを作成します。


パーティション分割後のフォーマット前に、Windowsをインストールする予定のパーティションを選択してオプションを開き、パーティションの設定をMBRからGPTに変更します。
これを行っておかないとWindowsのインストール時の作業でエラーが出て先に進めません。


やっとWindows10のインストールにチャレンジ
なんとか準備はできたのでWindows10は64bit版をインストールします。
32bitEFIのMacでは64bit版は無理じゃ?って思うところですが、再作成したインストールディスクはBIOS起動のブートディスクとして認識されるのでインストールもBIOSを使った起動をするタイプでインストールができます。

DVDメディアをドライブに入れてMacを再起動させます。
再起動は環境設定の起動ディスクからは行わないでください。インストールが失敗した時にMacが起動しなくなります。

再起動時、起動音が鳴ったらキーボードのCキーを押しっぱなしにして光学ドライブを優先読み込みさせてWindowsのインストーラを起動させます。

 プロダクトキーはとりあえず入力せずスキップして先に進みます。

 インストールは今回新規インストールなので「カスタム」を選択します。


 インストール先の選択ウインドウになったらMacで設定したパーティションを選択してパーティションをフォーマットします。


今回用意したHDDはBay3に接続していますがドライブ0として認識され、先頭は200MBのMacをインストールするときに使われるEFI領域用として設定され、パーティション1と2がディスクユーティリティで設定したパーティションになります。

パーティション3はFATフォーマットをしたのでMacで設定したボリュームラベルも表示されていますのでわかりやすいです。
パーティション3を選択すると、Windowsをインストールすることはできません。とメッセージが表示され先に進めません。
Windows10はNTFSフォーマットのパーティションにしかインストールできない為です。
なのでパーティション3を選択したらフォーマットを選択してパーティションをNTFSでフォーマットします。

フォーマットをすれば先に進めるので次に進むと自動でインストールが始まります。
インストール作業中に自動で再起動をします。

そのまま再起動させるとMacが起動しますが、そのままログインして環境設定の起動ディスクを開きます。
開くと起動ディスクの一覧にフォルダアイコンのWindowsの起動ディスクが表示されていますので、それを選択して再起動します。インストールDVDはそのままドライブに入れっぱなしです。

あとは勝手にインストールが進み、インストール中に重要な更新を行いインストールが完了します。
初期設定は各自自由に。
これでインストールは完了です。


パーティションの設定でインストールが止まってしまう状態を解決するため結構な回数のトライ&エラーを繰り返しましたが、これを解決したらあっさりと初代MacProにWindows10 64bit版をインストールできちゃいました。


大抵のドライバは標準で用意されており、グラフィックボードに関してはRADEON HD6450を挿してインストールしたらご丁寧にドライバと一緒にCatalyst Control Centerまでインストールされてました。

Ethernetデバイス(Intek Pro/1000)やチップセットのドライバも標準のもので動いています。

しかしサウンドデバイスのドライバだけはちゃんとインストールされず音が出ません。
また、Windows用のBootCampソフトウェアとアップル製デバイス用のドライバもインストールする必要があります。


今回はここまで。
次回はサウンドデバイスとBootCampソフトウェアについて書きたいと思います。

2016-01-07

初代MacPro(MacPro1.1)& MavericksのマシンにWindows10はインストールできるのか? (2)

次はインストール用のディスクを用意します。
Windows10はWindowsが無料アップグレード可能な場合はWindows Update経由で入手しアップグレードすることも可能ですが、今回はクリーンインストールしたいのでマイクロソフトからisoイメージを入手します。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
Windows以外のOSからマイクロソフトのWindows10ダウンロードページにアクセスするとisoイメージを入手するためのページに行けます。


Windowsからこのページにアクセスするとメディアクリエーションツールという、イメージのダウンロードとDVDやUSBメモリへ書き込むためのアプリケーションのダウンロードページ変化し、このアプリケーション経由でイメージを入手するようにと説明が書かれています。

今回は32bitと64bitを両方入手しました。


イメージを手に入れたらUSBメモリかDVDにイメージを書き込み…
たいのですが、初代MacProはBIOSとEFI両対応のブートディスクを正常に読み込めずインストーラが起動しないのでイメージを作り直します。

イメージの再作成はWindowsで行うので仮想環境または実機でWindowsを用意する必要があります。

イメージの再作成はWindows ADKというツールを使って行います。
マイクロソフトのダウンロードページで検索をかけるとWindowsのバージョンごとにADKがあるのでこれをダウンロード・インストールします。

ADKをインストールしたらWindows10のisoイメージをマウントします。
最近知ったのですが、Windows8.1はisoイメージを標準でマウントできるみたいなので特別仮想ドライブソフトは必要ないみたいです。
自分はParallels Desktop上のWindows8.1へParallelsのイメージマウント機能でWindowsからは実DVDとして認識させました。
ドライブ記号はDになります。


ADKの中のコマンドアプリケーションを使ってイメージを再作成します。
コマンドプロンプトを開き、Windows8.1なら以下の場所へcdコマンドで移動します。
※コマンドプロンプトは管理者モードで開く必要はありません。

C:¥Program Files (x86)¥Windows Kits¥8.1¥Assessment and Deployment Kit¥Deployment Tools¥x86¥Oscdimg

移動したらこのディレクトリに入っているoscdimg.exeを実行します。

oscdimg.exe -n -m -bD:¥boot¥etfsboot.com D:¥ C:¥Win10_mp11.iso

青文字のパスは-bオプションの引数です。 -bオプションとはスペースで区切らずに入力します。(スペースを開けるとエラーになります)

紫文字は元イメージの場所です。今回元になるisoイメージをマウントしたらDドライブになったのでD:¥を指定しています。

赤文字は再作成されるisoイメージの出力先です。
出力ファイル名は任意のもので構いません。


出来上がったisoイメージをMacのディスクユーティリティでDVDに書き込むかUSBディスクを作成できるユーティリティなどでUSBメモリへ書き込んで下さい。
自分はDVD-RWに焼きました。
DVDに書き込む場合、書き込むスピードは等倍(x1.0)で書き込んで下さい。
高速書き込みでDVDを焼くとインストール時にディスクのリードエラーが発生しやすくなり、OSのインストールが失敗します。

自分はこの他にライセンスを持っているWindows8のisoイメージも同様に作成しました。

今回はここまで。

2016-01-05

初代MacPro(MacPro1.1)& MavericksのマシンにWindows10はインストールできるのか? (1)

自分が持っているParallels Desktopはバージョン8でWindows8.1はとりあえず動くが、Windows10にアップグレードをしてみたら案の定ビデオドライバが対応していないので一応動くけどゲームは無理。

このままWindows8.1を使い続けるのもいいけど、せっかく無償アップグレード期間で無料でWindows10にアップグレードできるなら期間内にアップグレードしたいじゃん。
ということで実ハードへWindows10をインストールできるのか検討してみる。


自分の環境では問題が起きそうで心配な点。
・初代MacPro(MacPro1.1)にMavericksをインストールして使っている。
Mac OSに特殊なboot.efiを適用したものを使って32bit EFIのMacで64bitのMavericksを使用している。
なのでちゃんとインストーラるができるのだろうか?インストールできてもちゃんとMacから起動ディスクとして認識してくれるのだろうか?

・グラフィックボードがWindows用のRADEON HD6450を使っている。
これはWindowsをインストールしたあとは問題にはならないけど、Macハード起動直後に操作できるブートデバイスの選択などが表示されないのでマルチブート時に問題が出る可能性がある。

・初代MacProはWindows8のアップグレードディスクはBIOSとEFI両対応ディスクで正常に読み込めない。
Linuxをインストールするときにも経験したけど、Windows8のディスクも起動時にboot selectなんとかってメッセージが出てしまい操作不能になる。その為インストーラが起動できない。


とりあえず今すぐ思いつく問題点はこんなもん。
あとは実際にやってみてその都度解決していくしかないでしょう。

今回はここまで。

2015-08-21

MacのHDDが壊れた

初代Mac Proにデフォルトで搭載されていたHDDがとうとう壊れてしまった。
ホームディレクトリはある程度バックアップをとっていたので、それ以前に作ったAutomatorのワークフローファイルやダウンロードしたアプリなどが消えてしまった。
データをサルベージしようにも機械的な寿命で壊れたのでHDDを認識すらしてくれないのでダメでした。

Mac OS Xは10.6からSFOTTを使って10.9へアップグレードしていましたが、今回は別のパーティションに新規で10.9をインストールしてみました。

グラフィックボードがPC用のRADEON HD 6450なのでインストーラの画面すら表示されないとの報告もあるので焦りましたが、10.9にはデフォルトでRADEON HDのドライバがある程度入っているので、インストールUSBメモリからMacを起動させたら普通にインストーラ画面が表示されました。

新規インストールなのでインストールは30分もしないうちに終了。
累積のアップデートをしたらカスタムEFIブートマネージャがデフォルトに戻ってしまったのでインストールUSBメモリに入っているSFOTTからリパッチして再起動。

Mavericksのインストールはこれで完了したのですが、eSATAボードが認識しておらずバックアップデータがあるRAID HDDにアクセスできなくなりました。

インターフェースボードはSil3132というチップが使われているのでそれ用のドライバを検索したところ、Mac用のドライバ1.2.5というのがあり、使用しているボードのサイトにもこれを使うようにと書かれていたのでインストールしてみました。

しかしインストールされたSiCoreServiceというサービスは起動するも、ドライバファイルの/System/Library/Extensions/SiliconImage3132.kextをシステム情報の拡張機能の項目で見てみると、ちゃんと読み込まれていない。

ネットで検索してみると、バージョン1.2.5のドライバではOS X10.7以降では認識しないことがあるらしい。
更にその情報をたどってみると、SONNETというメーカーのSATAボード用のドライバ1.2.6を使うと認識されるという情報が英語で見つかる。
試しにインストールしてみたところうまく認識されました。

2015-06-05

Void Linux :Macのファンコントロール その2

前回の記事でなんとかなりそうということがわかったので実機にて試してみました。
結果、mbpfanは動作せず。
ちゃんとapplesmcとcoretempはセンサーユーティリティで読めているのですが、アプリケーションを起動させるとメモリのマップ?情報っぽいのが表示されて動かない。

仕方ないのでLinux Mintでも使っているmacfanctldがMac Proでも動作実績がある(と言ってもMac Proだとファンの最大回転数の制御しかできません)のでXBPSパッケージを作成・インストールして起動させてみました。

macfanctldの方は起動したのですが、runit経由で起動させると何故か2重起動してしまう。


動かしている分には支障はないみたいですが、サービスの停止をしてもrunsv macfanctldは終了してももう一個のプロセスが終了しない…

元々macfanctldで設定したファンの回転数は電源を落とすまでは起動時の設定を保持するのでいいんですけど、設定ファイルを書き換えてmacfanctldを再起動させてもすでに1個プロセスが起動しているので設定ファイルの値が反映されません。
PCの再起動か2重起動しているプロセスを終了してからrunitでサービスを開始させないとダメ。

PIDに変化ないので起動と終了を繰り返しているわけじゃないから大丈夫かな?
しばらく様子見です。


2015-06-04

Void Linux:Macのファンコントロール

RAIDやHDDのマウントは後でゆっくりやれば済むので、とりあえずファンコントロールをどうにかしようと思います。

今Linux Mintで使っているのはmacfanctldというやつですが、他には無いのかと探してみるとMac Book Pro用のファンコントロールプログラムを見つけました。

https://github.com/dgraziotin/mbpfan

macfanctldとおんなじでMac内の温度センサーから温度を検出してファンをコントロールするみたいです。

なんでノートのMac用はあるのにMac Pro用ってないんだろ?
そんなに需要がないのか?

ダウンロード
$ git clone git://github.com/dgraziotin/mbpfan.git

ディレクトリへ移動
$ cd mbpfan


configureは必要なく、makeだけのようです。
$ make

エラーが出ました。
g++が無いんだけどってエラーが出ているのでパッケージを探してもg++のパッケージは無い。
gcc-c++が正しいパッケージ名だったのでインストールして再度makeするとあっという間に完了。

binディレクトリに実行ファイルが作成されます。
設定ファイルはmakeを実行したディレクトリ内のmbpfan.confです。

READMEを読んでみると、実行ファイルは/usr/sbinへ、設定ファイルは/etcへ配置するそうです。
make installすると余計なファイルもインストールされそうな気がするので手動で配置します。
配置後にmbpfanのパーミッションが744だったので755へ変更。


インストール後にlm_sensorsパッケージをインストールしておきます。
多分libsensorsが無いとちゃんと動作しなさそうなので。
libsensorsだけでもいいけどコマンドで温度表示できれば比較して確認できるので。

mbpfanはオプションの-tで実行しても大丈夫なのかテストできるようなので実行してみます。
# mbpfan -t
It is normal for them to take a bit to finish.
mbpfan could not detect any fan. Please contact the developer.

ファンが見つかりませんと出ましたが、今回は仮想環境上でのインストールテストなので当然の結果です。


次にrunitで起動ですが、自力で起動ファイルは今まで作ったことがないので
どうなっているのか調べてみました。
とりあえず今インストールされているrunitで起動するパッケージのファイルを/etc/svディレクトで見てみました。
あるのはsuperviseという名前のシンボリックリンクファイルとrunという名前のシェルスクリプトファイルがあるだけ。

runファイルを開いてみると中は単純でファイル内で起動させたい実行ファイルを
exec 実行ファイル名
で実行させているだけでした。
(アプリごとのオプションもあるので実際はもうちょっと複雑ですが)

パッケージ化した際にどのようなインストールをしているのか調べるため、void-packagesのテンプレートファイルを調べてみると、runファイルをインストールしているだけでした。
どうやらsuperviseファイルはrunitで実行時に自動で作られるようです。


とりあえずmbpfan用のファイルを作ってみます。
# mkdir /etc/sv/mbpfan
# nano /etc/sv/mbpfan/run

・runファイルの内容
#!/bin/sh
exec mbpfan

これで準備は整ったはずです。
念の為svlogtailでログを監視しながらrunitでサービスを起動させてみます。

# ln -s /etc/sv/mbpfan /var/service/

起動したようですが、ログにエラーがどんどん出ています。
mbpfan: mbpfan needs applesmc support. Please either load it or build it into the kernel. Exiting.

カーネルがapplesmcモジュールに対応してないかロードされていないためエラーを出しているようです。
テスト環境はVMware上ですので当然モジュールはロードされていません。

この前Mac ProにVoid Linuxをインストールた際にXfce4のセンサーアプレットで正常にセンサーが読めていたので実環境ならapplesmcモジュールはロードされるため問題はないと思います。

これで一通りソースの入手からインストールまでの手順がわかったのでXBPSパッケージを作ってみて実環境で動かしてみようと思います。

2015-06-03

Arch Linuxに乗り換えようかな?


Linux MintのインストールディスクからUEFIサポートを除去できれば一番いいんだけど、結構ネットで探したけどそんなことやってるユーザーがいないので情報見つからず。
PC-BIOS専用のイメージ作ってくれっていう要望を海外の公式フォーラムで発言しているユーザーさんもいるけど、たぶんUbuntuがやらないとMintもやらないと思う。

Arch LinuxのディスクでUEFIサポートを除去したディスクの作成方法があったのですが、Linux Mintのディスクではディスク内のデータと構造が違うので出来なかった。

なのでLinux Mintは使いやすいですが、自分のMacではせっかくの64bit環境がインストールディスクが原因で32bitでしかインストールできないのでArch Linuxに乗り換えようか検討中。


とりあえず仮想環境に入れて試してみる。

専用のインストーラは無いのでインストールはちょっと面倒ですが、それさえ慣れてしまえば大丈夫そう。

ベースシステムのインストールさえクリアすればあとは簡単

ロケールファイルがen_US.utf8すらないとか、自分で頑張って入れてねっ♡
ってくらい、Void Linuxよりも優しくない・・・

ベースシステムのインストールが終わっちゃえばパッケージの豊富さと充実したWikiによる安心感がある。
もちろん日本語環境を整えるのも簡単。

systemdを自分はまともにコマンド打ってあれこれするのは初なので、サービスの起動とかちょっと大変。しばらくは仮想環境で様子見です。


しかし、インストール用のライブイメージが結構な頻度でブート時に起動失敗する。
そこがちょっと心配。

2015-06-02

Void Linux :Mac Proにインストール&日本語入力

前回Mac ProにVoid Linuxのx86_64をインストールし、日本語入力できない状態になってしまいましたが、OSの入れなおしから再度トライし今度はうまく行きました。
この記事もMacにインストールしたVoid Linuxから書いています。

あとやること残っているのは
・内蔵HDDのソフトウェアRAID設定
・外付けHDD(HFS+)のマウントと読み書き
・ファンコントロールソフトを使えるようにする。
です。

最後のファンコントロールが一番難易度高いかも。
runitでの起動ファイルなんて今まで書いたことないし、そもそもrunitで動くかすらわからない…

2015-05-23

初代Mac ProにRADEON HD6450を取り付けた際のマルチブートの裏ワザ?

初代Mac ProにはWindows用グラフィックボードのRADEON HD6450がそのまま使えるのですが、ネットであちこちで書かれているようにアップルマークが表示されません。

マルチブート環境でrEFIndをインストールしていてもメニューが表示されないので起動させるのにちょっと困ります。(表示されないだけで起動はしているのでカンで選択すればなんとか起動できます)

rEFIndの設定とgrubの設定でなんとかなりそうな気がしなくもないが、いじくりまわして起動できなくなったら困るのであまり思い切った実験はできません。

そんなある日、Void LinuxのUEFIを削除したライブイメージを作成してCDに焼き、Mac Proに突っ込んで起動させた時に気づきました。
そのメニューにはHDDからブートする項目があります。
それを選択するとHDDからのブートに切り替わるのですが、そうすると普段EFIに阻まれて表示されなかったHDDのLinux grubメニューがちゃんと表示されるではありませんか!
あれ?これいけるんじゃね?


という事で、BIOS起動をする32bitのLinuxディストリのライブDVDか、UEFIを抜いた64bitのLinuxディストリのライブDVDを入れっぱなしにしておけば起動時にOS選択が可能になります。HDDにインストールしたLinuxのgrubからはMacもWindowsも起動できるので問題無さそう。

2015-03-05

初代Mac Proのグラボ交換

ずっと使っていたRADEON HD3870がもう限界なんじゃないかと。

3870だと動画の再生支援が効かないし、VMwareでもゲストの3Dサポートが有効にならなかったので、もう限界なのかと思っていました。
また、3870は排熱の問題でグラボの冷却ファンだけではGPUの排熱が間に合わず、Macのファンを標準で稼働させているとグラボが落ちる。

お手頃価格で初代MacProに対応しているものを探すと大抵はHD6450が使えてお手頃価格という情報が見つかる。
唯一の欠点は、Mac起動時にリンゴマークが出ないので起動デバイスの選択が出来ない事。
まあ、自分はLinux入れているのでどうでもいいや。ってことで購入して取り付けてみた。


HD3870はDVIが2ポートとS端子のTV出力が付いていたのですがHD6450はDVI、HDMI、VGAポートがそれぞれ1個ずつ付いている。
マルチモニタで使っていたので今回はマルチモニタを諦めていたのですが、HD6450の箱を空けてマニュアルやらを見ていると、どうやらHDMIからもPC画面の出力が可能らしい。
HDMI→DVI変換コネクタを付けて起動し設定をしたらちゃんとマルチモニタ環境になりました。


MacにインストールしたLinux Mint上でもウインドウ描画などでもたつきもなくなって幾分快適になりました。
GPUの温度監視がユーティリティでできなくなってしまったのでファンの回転数の調整に悩みましたが、とりあえずHD3870の時よりも回転数を落として様子見中。


いいことばかりではなく悪いこともそれなりにありました。
アップルのリンゴマークが出ないのは知ってましたが、ブートマネージャのrEFIndのメニューすら表示されません…。一応表示されないだけで正常に起動はしているようです。
個人的にはrEFIndは表示されるだろうと思っていたのでちょっとショック。
OSの選択はいままで表示されていた画面を頭の中で思い出して選択する必要があります。
rEFIndの設定で確かテキストモードもあった気がするので今度試してみます。

またマルチブートにしているLinuxもEFI起動だとgrubメニュー表示されません。
コチラも表示されないだけで起動はしているのでLinux起動できます。
BOIS起動だとgrubメニューは表示されました。

HD6450だとファームウェアの書き換えが出来ないのでこれは諦めるしかありません。

EFIでgrubメニューが表示さないのならBIOS起動で64bit版のLinuxMintつかおうかなぁ。
けどOSの再インストール面倒くさい。

2014-06-07

Linux Mint 17で音が出なくなる問題その2

先日対処したMac Pro本体内蔵スピーカーからの音声出力をOFFにした後、ある突然Line-outからのアナログ音声出力が出なくなるというトラブルに合いました。

それまで特に問題なかったのですが、カーネルをアップデートした直後だったのでカーネルやドライバが原因なのかと必死で調べたりドライバを自力で入れてみたりしたのですが解決に至らず。

その最中にソースコードからコンパイルしたドライバが原因でサウンドデバイスが全く認識されなくなったので結局カーネルを元のバージョンに戻しつつアップデートしたバージョンのカーネル&設定を完全削除。

サウンドデバイスの認識は元に戻ったのですが、音が出なくなったのは一向に解決されず途方にくれていたのですが、自分のパソコンスピーカーの音量調整はタッチセンサーによる調整なので、まさかとは思いつつボリュームを上げてみたら音が出た…

使っているスピーカーはJBL spotです。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0612/01/news062.html

センサーにはミュート機能もあるのですが、音が出なくなった時はスピーカーに一切触れておらずなんで音量が最低になってしまったのか全くわからず。
パソコンからスピーカーのコントロールは出来ないのでパソコンは一切関係ないはずですが、なにか電気的な要因でセンサーが誤動作して音量調整がリセットされてしまった可能性はあります。

Mac OSで使っているときはそんなこと一切なかったので謎。

とりあえず、スピーカーを選ぶ際はデザインにつられてセンサー式の音量調整機能のスピーカーは買わないほうが良いと思います。
スピーカー内蔵アンプの音量がどの程度なのか見た目では全くわからないのでトラブル時に困ります。

また、センサーの位置によっては猫の肉球タッチによるいたずらもあるので注意しましょう。前に一度あって音楽が爆音再生になって焦りました。

2014-06-02

Linux Mint 17 MATE

正式にリリースされたので初代Mac ProへLinux Mint 17 MATEインストールしてみました。

・rEFIndをMacにインストールして利用しているが、EFIモードで起動が出来ない。
とりあえずGRUBからのBIOSモードでの起動ができるのですが、起動に時間がかかる。


・本体のモノラルスピーカからも音声が再生されてしまう。
アナログ出力からスピーカーへ音声を出力しているのですが、それと一緒に本体内蔵のモノラルスピーカーからも出力されてしまいます。

とりあえずGNOME ALSAミキサーをインストールして、Realtek ALC889AのSpeakerを最低値に。
PCMを最高値にして、外付けスピーカのアンプで音量調整。


こっちの方法の方が確実っぽいのでこっちをおすすめします。
https://sites.google.com/site/linuxnomemo/mint-use/macaudio

こんな感じで設定してやれば内蔵スピーカーの問題は回避可能。
根本的な解決にはなってないような気がしますが…

2014-04-27

Linuxでモニタの輝度が変えられない

Mac ProにインストールしたLinux Mintで液晶モニタの輝度が変更できない。
今使っているのがシネマディスプレイで、モニタの輝度ボタンが機能してくれません。

検索して方法はみつけるものの、情報が古いのとWindows PC向けの情報ばかりであまり役に立たず。

一時しのぎで壁紙をLinux Mint標準のものから変えることでなんとか凌いではいるけど、根本的な解決にはなっていません。

目が痛くて頭痛が…

2014-04-24

初代Mac ProにMac OS X 10.9.2をインストール

2014年 4月 26日 追記
USBメモリへの書き込み方を追加しました。


2016年 2月 21日 追記
最近SFOTTを使ってUSBメモリを作成する際にうまくいかないというコメントを何件か頂きます。
うまくいかない際は手順9をAUTORUNではなく、STEP by STEPで行い、どこかでエラーが出ていないかを確認して下さい。
大抵の場合はカスタムboot.efiの入手または解凍に失敗してエラーになり、カスタムboot.efiへの書き換えに失敗しているようです。

SFOTTは作者のサイトにあるYosemite対応のベータ版ではなくMavericks対応版を使い、当記事の手順9をAUTORUNではなくSTEP bySTEPで作業しエラーが発生せずUSBメモリ作成処理が完了することを確認して下さい。

また、当記事を読まれる際はコメント欄も参照していただけるとトラブルが解決するヒントが得られるかもしれません。

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初代Mac ProにインストールしているOS X 10.6.8のサポートがもうされないっぽいし、10.9のインストールは通常の方法では無理なのでどうしようかと考えていたのですが、ちょっと裏ワザっぽい方法で10.9のインストールが出来てしまいました。

※ここで書かれている方法は本来メーカーがインストール出来ないと公言しているものを特殊な方法でインストールするものです。作業を行う場合は自己責任で行って下さい。

グラフィックボードが64bit EFIに対応しているか調べる

OS X 10.9は64bit EFIでしか起動できないので、グラフックボードも64bit EFIに対応していないとインストール出来ません。

今自分のMacではRADEON HD 3870 Mac & PC Editionを使用しており、このグラフィックボードはMac Pro1.1(2006)とMac Pro3.1(2008)に対応しています。
Mac Pro3.1は64bit EFIなので、これで動くということは64bit EFIに対応しているということになります。(たぶん)


仮想環境でMac OS X 10.9をダウンロード

初代Mac Proでは、App StoreでOS X 10.9をダウンロード出来ないので、仮想環境にインストールしたOS X 10.6 Serverを使ってダウンロードします。

Parallels Desktop 8にOS X 10.6 Serverをインストールすると、ハードウェアモデルのチェックに引っかからない為かApp StoreでOS X 10.9がダウンロード出来ます。

ダウンロードしたら勝手にゲスト側でインストーラが起動しますが、それを終了させてダウンロードしたAppパッケージをホスト側のMac Proのアプリケーションフォルダにコピーしておきます。


SFOTTをダウンロード

http://oemden.com/からSixty Four On Thirty Two (SFOTT)というソフトウェアをダウンロードしてインストールします。

※2016年2月現在、Yosemite用のベータ版が作者のサイトにありますが、Mavericks対応版の方を入手して下さい。

USBメモリを用意する

USBメモリにOS X 10.9.2のインストールデータを書き込むので8GB以上のUSBメモリを用意します。USBメモリは使用時に初期化されるので使用前にバックアップをとっておきましょう。


SFOTTで10.9インストーラをUSBメモリに書き込む

使い方はマニュアルが付いているのでそれを読みながら作業を行います。

1.USBメモリをMacに接続

USBメモリをMacに接続しておきます。フォーマットはしなくても構いませんが、作業工程内でフォーマットされますのでメモリの中身を失いたくない場合はバックアップをとっておきます。

2.MavericksのインストールイメージをApplicationフォルダに置く

SFOTTはApplicationフォルダに入っているインストーラをデフォルトでチェックしてくれますので、SFOTT起動前に予めMavericksのインストーラを置いておきます。

3.SFOTTの起動

ユーティリティフォルダにインストールされたSFOTTを起動します。
起動途中で管理者パスワード入力の必要があります。

4.SFOTTの表示言語を指定


Sfott directory is /Applications/Utilities/Sfott/SFOTT.app/Contents/Resources/Scripts
Sorry, Your language is not yet available for this script
1) Continuer en Français 3) Continue with English
2) Quitter 4) Quit
Language: 

SFOTTの表示言語を指定します。
キーボードから3を選択してエンターキーを押して下さい。

5.使用するUSBメモリを指定

メインメニューの3(Create / Patch SFOTT Key)を選択します。

Settings Menuで2(Choos USB/media for the sfott key)を選択し、使用するUSBメモリを設定します。
次の画面でMacが認識している記憶装置の一覧が表示されるので接続したUSBメモリを指定して下さい。選択すると再確認のメッセージが出るので問題なければ1を選択、変更したい場合は2を選択します。

6.コンピュータの設定

Settings Menuに戻ってきたら、3(Set the Computer to add)を選択します。
Macのモデル名とボードIDを登録します。
他のモデル名とボードIDも手動入力で出来ますが、偽装しなくてもインストール出来るはずです。(自分の環境では出来ました)
1(Choose Current Computer)を選択して今使っているMac Proのモデル名とボードIDを選択するよう指定します。

7.インストールするOS Xのバージョンを指定

Setteings Menuに戻ったら、4(Select OS X System Version)を選択します。
この設定でインストールするOS Xのバージョンを指定します。
MavericksかMountain Lionしか選択肢はありませんので、今回はMavericksをインストールするのでその番号を指定します。

8.OS Xのインストーラを指定

Settings Menuに戻ったら、5(Select OS X Installer)を選択します。
OS Xのインストーラを指定します。
今回は先にアプリケーションフォルダにインストーラを移動させておいたので、1(In the default /Applications Folder location (Faster))を選択します。
検索の結果が表示されたらMavericksのインストーラの番号を選択します。

9.USBメモリにインストーラを書き込む

今までの設定でメインメニューでの表示はこんなかんじになっていると思います。
(USB KeyはUSBメモリに付けたラベルによって変わります)

--------------------------------------------------------------------
Current Computer Model is: MacPro1,1
Current Computer board_id is: Mac-F4208DC8
---------------------------------------------------
Unless you already have installed Tiamo's boot.efi,
Current Computer has a 64bit firmware (EFI64)
it is natively supported and do not need to get a patched key
--------------------------------------------------------------------
Current Config Settings:
Computer Model to add: MacPro1,1
Computer board_id to add: Mac-F4208DC8
--------------------------------------------------------------------
Chosen USB/Media Key is: SFOTT
--------------------------------------------------------------------
Chosen System for Install is: OS X Mavericks
--------------------------------------------------------------------
Chosen Installer is: /Applications/Install OS X Mavericks.app
--------------------------------------------------------------------


Current Computer has a 64bit firmware (EFI64)
となっていますが、当記事を書く際はすでにMavericksをインストール完了しその上でSFOTTを使い書いたためにこのような表記になっているかもしれません。
他の初代MacPro対応のOS Xバージョンだと32bitと表示されるかも。
  
ひと通り設定が終わったら、Main Menuの4(Create / Patch SFOTT Key)の2(Create a New Key in Autorun)を選択します。
選択したUSBメモリを消去するか聞かれますので、問題なければ1(Yes, Go on erase this key and make me a brand new SFOTT Key)を選択して下さい。

Choose an Action: 1
Creating New Key on SFOTT
Computer Model to add: MacPro1,1
Computer board_id to add: Mac-F4208DC8
Press [Enter] key to continue...


何かキーを押して続行します。

Mounting InstallESD.dmg
/dev/disk6 Apple_partition_scheme
/dev/disk6s1 Apple_partition_map
/dev/disk6s2 Apple_HFS /Volumes/OS X Install ESD
arch: posix_spawnp: /usr/bin/osascript: Bad CPU type in executable
Validating target...done
Validating source...done
Retrieving scan information...done
Validating sizes...done
Restoring ....10....20....


しばらく自動で作業を実行します。
時間がかかるのでお茶でも飲んで待ちましょう。

Done
Your new Softt Key is ready
You can now install OS X Mavericks
on your : MacPro1,1 

この表示がされたら、何かキーを押すよう指示されます。
キーを押すとSFOTTのMain Menuに戻ったら作業完了です。
Main Menuの1(Exit)を選択してスクリプトを終了します。


USBメモリの中はこんな状態になっています。

USBメモリを使ってOS X 10.9をインストールする

あとはUSBメモリを挿しっぱなしにしてMac Proを再起動させればUSBメモリのインストーラが起動しますので、指示通りにインストールするだけです。

クリーンインストールをする場合は、ホームフォルダをバックアップしておくのを忘れないようにしましょう。
OS X 10.6にてTimeMachineでバックアップしたデータは、10.9をインストールすると使えなくなるのでホームフォルダをバックアップする場合は手動でバックアップを取っておいたほうが良さそうです。

上書きインストールの場合は、ホームフォルダやアプリケーションフォルダは初期化されません。
OS X10.6で使用していたアプリケーションがOS X 10.9に対応していない場合はインストーラが別の場所へアプリケーションを退避してくれます。
OS X標準のアプリケーションは上書きされて10.9用になります。
※全てのアプリケーションをチェック出来るわけではありませんので、インストール後に各アプリごとにチェックと再インストールが必要になる場合があります。


インストール完了

再起動直後は最適化を行うので終了するまで待ちます。
最適化が終わったらOS X10.6で使っていたアプリケーションを手当たり次第に起動させて、起動出来ないものは再インストールするか対応バージョンへアップグレードします。

これで無事にインストールが完了です。


EFIも64bitになります。

rEFIndが使えなくなる

Linuxとのデュアルブート用にインストールしたrEFIndは、再インストールしても上手く動作してくれません。
なんで動かないのかは調査中。
手動で32bit用rEFIndをインストールすることで起動できることがわかりました。
rEFIndが32bit用でもSFOTTで初代Mac ProへインストールしたMavericksの起動ができることを確認しました。

2014-04-22

SFOTTとrEFInd

初代Mac ProにSFOTTを使ってMavericksをインストールしたのですが、その影響でrEFIndが動作しなくなった原因がわかりました。

まず、SFOTTについては細かい動作原理はよくわかりませんでしたが、
EFIが32bitであってもカスタムしたboot.efiを使って64bitカネールの起動を可能にしているようです。

rEFIndについては、カスタムしたboot.efiの影響でrEFIndをインストールスクリプトを使ってインストールすると、スクリプト内でEFIのアーキテクチャ確認処理時にEFI64という結果が出てしまい、64bitのEFIブートローダをインストールしてしまう為、起動時に動作しなくなるというのが原因でした。

解決策としては手動で32bit EFI用のrEFIndをインストールすることで無事動かすことが出来ました。

また、rEFIndメニューからMac OS X Mavericksもちゃんと起動できました。
Linux Mintはいろいろ調べている時に削除しちゃったのでインストールし直し。


Sixty Four On Thirty Two (SFOTT)
rEFInd

2014-04-21

iTunesのライブラリデータ


今までiTunes Mediaフォルダの場所を変更すれば、iTunesのデータは全てここで設定した場所で管理出来るものと思っていたのですが、ホームディレクトリのMusicフォルダ内にあるiTunesフォルダを放置しているにもかかわらず更新されているのをMavericksインストール後に気づきました。

なんで更新されてるんだろうと調べていたら、“iTunes Mediaフォルダの場所”設定はライブラリに登録した音楽ファイルやPodcastファイルの保存しか行わず、ライブラリのxmlファイルやデータベースファイルなどはMusicフォルダ内のものを利用しているようです。

データ本体とライブラリ管理用のファイルが別々に保管されるのがなんか気に入らないので、外付けHDDのiTunesフォルダに管理用ファイルを保存するように変更してみました。

・既に外付けHDDにiTunesフォルダを作成して、そこで音楽ファイルを保存している。
・ホームフォルダのiTunesフォルダは放置していた。
という前提で作業します。

1.管理用ファイルを移動

iTunesを起動させていない状態でiTunesフォルダ内の
iTunes Music Library.xml
iTunes Library.itl
iTunes Library Extras.itdb
iTunes Library Genius.itdb
Mobile Applicationsフォルダ
の5つを外付けHDDのiTunesフォルダへ移動。

2.ホームフォルダのiTunesフォルダを削除

削除が怖かったらフォルダ名を変更しておく。

3.ターミナルを起動しシンボリックリンクファイルを作成

ln -s [移動先のディレクトリパス] ~/Music/iTunes


これで移動先(外付けHDD)iTunesフォルダ内のデータベースファイルを使ってくれるようになりました。
アルバムアートワークは移動していないので、iTunesを起動して全てのアルバムを選択してアルバムアートワークの入手でじわじわ再入手してくれます。
iTunesのアップデートでシンボリックリンクが削除されることは無いと思います。

まるごと移動した外付けHDDのiTunesフォルダにあったデータベースファイルの最終更新日が2009年だったので、5年以上も気づかなかったのか…