2016-01-29

Windows10 セガサターンのゲームをイメージ化

セガサターンエミュレータのSSFを使う際にゲームディスクはイメージ化をしていたが、前回紹介したISO Workshopでは一部のゲームの音楽が鳴らない為、改めてディスクを作りなおすことにしました。

今回使うアプリケーションはCD Manipulatorというちょっと古いアプリケーションです。
入手先は
http://www.storeroom.info/cdm/
すでに開発は終了しており、今後バージョンアップは行わないようです。
ここで入手した最終バージョンはWindows10 64bitで動作しました。

セガサターン ゲームCDのイメージ化
ディスクをドライブにセットしたらCD Manipulatorを起動します。


読み込み先ドライブをサターンのゲームCDを入れたドライブに合わせます。
ウインドウメニューのTOCウインドウを選択してTOC情報を表示させてみます。


セガサターンのゲームはデータトラックとオーディオトラックがあるマルチトラックCDです。
一般的なCDバックアップソフトウェアでイメージ化するとオーディオトラックもイメージに含まれますが、データがどこにあるかわからなくなるのでSSFで読み込ませてもオーディオトラックは再生出来ません。

CD Manipulatorでサターンのゲームディスクをイメージ化すればトラック情報が記載されるcueファイルが同時に作成され、これを使ってDAEMON Toolsなどのcueファイル対応の仮想ドライブソフトでマウントすることでオリジナルのディスクと同じように認識してくれます。


CDイメージ作成モードでマルチセッションモードでイメージを作成します。
イメージファイル名は「検索」ボタンを押すと保存先を聞かれるのでファイル名を指定します。
拡張子は.cueにします。

高度な設定にチェックを入れて、正しいTOCとギャップ情報の取得にチェックを入れます。
あとはOKボタンを押してイメージを作成するだけです。


イメージの作成が完了すると指定したイメージファイル名で、
拡張子が.cdm .cue .img .subの4つのファイルが作成されます。
DAEMON Toolsでマウントするには.img .cueファイルがあればOKです。
マウントするときには.img と .cueファイルは同じフォルダに置いてください。

※Windows標準のマウント機能ではcueファイルを使ったマウントは出来ません。

2016-01-27

Windows10 スクリーンショットのファイル名規則に不満

Windows10のデスクトップ画面やアクティブウインドウの画像を撮影する機能は便利です。
他のOSでも普通にある機能ですけど。
Windows10からなのかな? OneDriveとの連携でOneDrive内の画像フォルダに自動で保存してくれるオプションもあり、これが自分には結構便利。

ですが、1つだけ不満が。
同日に撮影したファイルには連番が付くのですが、この連番の付け方が気に入らない。

こんな感じで最初は連番がつかないファイル名で以降は(1) (2)と連番がつけられていきます。
しかし上記画像でも分かりますがエクスプローラのデフォルトのソート基準はファイル名の昇順です。
なのでこのファイル名の付け方だと撮影順とファイルの並びが一致しなくなるので、撮影順にファイルを使いたい時に不便です。

ファイル名の付け方を変えたいのですが、そんな設定項目はなくレジストリをいじることで変えられるのかもわからず使い続けています。

他のスクリーンショットアプリを入れないと解決しなかなぁ。あまり余計なアプリを入れたくないんだけど…

2016-01-21

Windows10でSSFを試してみる

せっかくWindowsなのでセガサターン エミュレータを使ってサターンのゲームをプレイしてみる。

本体の実機ももちろん持っているのですが、S端子出力の映像信号が安定しないので映像調整機などを間に入れないと液晶TVに出力できないのでちょっとめんどくさい。

エミュレータなら手軽で今のマシンなら問題なく動くし、ディスクの入れ替えもイメージファイルにしておけば楽ちん。

SSFを公式サイトから入手
http://www.geocities.jp/mj3kj8o5/ssf/

このセガサターンエミュレータは実機の再現度が非常に高い。
また、BIOSを用意しなくても動作します。(再現度は落ちるらしい)

適当な場所に解凍するだけでOKです。
初回起動時はサターンの内蔵時計の設定と内臓メモリ&拡張バックアップカートリッジの初期化を忘れずに。


次にサターンのゲームディスクをisoイメージ化します。

適当に探してみたら良さそうなソフトを発見したのでこれを使います。
ISO Workshop Ver. 6.1
http://www.glorylogic.com/iso-workshop.html

機能限定のFreeバージョンでOK。
インストール時に余計なアプリケーション(お天気情報アプリ)をインストールしようとしますので注意。多分情報収集ツールだと思いますのでおすすめしません。

イメージ化は普通にCDバックアップモードでisoイメージを作成すればOKです。
2016年1月29日追記
ゲームによってはCDオーディオのデータを使う場合があり、ISO Workshopで作成したイメージだと音楽がならないゲームがある。

そのような場合はCD Manipulatorというアプリケーションでゲームのイメージとトラック情報が書かれるcueファイルを作成し、DAEMON Toolsでマウントすることで生ゲームディスクと同じ状態でマウントしてくれる。


良ゲーから超クソゲーまでそれなりの本数を持っていますが、あまりガッツリとプレイはしないのでお手軽なシューティングをチョイス。
他にもあるけどとりあえず動作確認用なのでこれだけ。


イメージをマウントして起動してみる。
Windows10はOS標準でディスクイメージを仮想光学ドライブにマウントする機能があるのでこれを使ってみました。

が、SSFでドライブの設定をしてもエミュレータを起動すると「読み込めないディスク」となってエラーになります。
通常のオーディオ機器に間違えて入れた際に流れるオーディオのメッセージすら流せません・・・

どうやらOS標準機能ではちゃんと動作しないようです。


仕方ないのでDAEMON Tools Liteをインストールすることに。
ネットで検索をすると、公式サイト以外にもダウンロードサイトがヒットしますが、その中には
公式のアプリを日本語化し再配布の許可をもらっている
などど、それっぽいことが書かれているけど、実際にはウイルスが仕込まれたDAEMON Tools Liteをダウンロードさせるサイトがありました。

公式のDAEMON Tools Liteはちゃんと日本語対応しているので別途日本語化のパッチを当てる必要はありません。

最初そっちでDLしたらウイルススキャナが反応してダウンロードが止まりました。
ログを見ているとウイルス検出して焦りました・・・

公式サイトは下記URLです。
https://www.daemon-tools.cc/jpn/products/dtLite

インストール時にはブラウザのツールバーや余計なアプリをインストールしようとするとので必ずカスタムインストールで余計なアプリを入れないようにしましょう。
情報収集が目的のアプリなのでインストールしてはいけません。

疑り深い人はインストール後にアンチウイルスソフトでシステムスキャンをかけましょう。
それでも気になる場合はファイアウォールで特定のアプリの通信を遮断するとかすればいいんじゃないでしょうか?

DAEMON Tools Liteでセガサターンのディスクイメージをマウントし、SSFで再度CDドライブの設定をした後にSSFを再起動すればちゃんと起動するはずです。





SSFは画面のローテート(回転)もサポートしているので縦スクロールシューティングも縦モニターモードでプレイ出来ます。

稀にいきなり強制終了することもあるのでプレイ中のセーブはこまめに行いましよう。
SSF自体にどこでもセーブ機能があるのでそっちを使ってもいいんじゃないかな。

2016-01-19

Windows10 新ブラウザEdge

Internet Explorerがバージョンアップをしても機能的な古さと、現在のニーズに合わなくなった為なのか、Windows10からは新しく作りなおした新ブラウザのMicrosoft EdgeがOSの標準ブラウザとしてインストールされています。

Edgeは作りなおしただけあってInternet Explorerを使い続けていたユーザーからしてみれば最初は操作に戸惑うほど基本以外の使い方に違いがあります。


デフォルトの検索エンジン設定が特殊
検索はBingがデフォルトでGoogle検索とは同じ単語での検索でもかなり検索結果が違う上に勝手にフィルタリングをされているみたいで特定のWebサイト名で検索をかけても結果に出ないことがあります。
デフォルトの検索エンジンは設定を変えることで変更が出来ますが、変更するには一旦変えたい検索サイトにEdgeでアクセスしなくてはなりません。


Edgeの検索エンジン設定は元から登録されているもの以外はブラウザでアクセスしたことのある検索サイトを自動検出し、それを元に設定するという特殊な方法をとっています。
最初はどうやって変えたらいいのかわからず苦労しました・・・
しかもリストには関係ないサイトも自動検出されるので、アクセス履歴によってはどれを設定すればいいのかわからなくなる可能性も。

またBingをデフォルト検索エンジンにした場合は検索履歴や結果を学習してタスクバーの「WebとWindowsを検索」という検索機能(Cortana)の検索結果にも学習が反映されるようです。
このへんの機能はプライバシー設定でOFFにしていれば結果を学習したり、Webのアクセス履歴をMicrosoftに送信することはないようです。


Webノート作成機能
検索以外の機能はOneNoteとの連携で現在表示しているWebページのスクリーンショット(?)を保存し、マーカーやコメントを追加したOneNoteのページを作成することも可能になっています。
OneNoteは最初からインストールされているので試しに使ってみたのですが、こういう機能ってそれほどニーズがあるとは思えないんですけど。個人的にはネットを使わない高齢者やネット環境が無い方へWebの情報をプリンタで出力してあげたりする際には便利だと思いますが。


SNS機能の強化
アクセスしているWebページをSNSのアカウントを使って共有する機能もあります。
(SNSサイトが共有するためのストアアプリを提供している必要があるみたいです)
Edgeは情報の共有機能が強化されましたが、SNSを使っていない方には意味の無い機能です。
また、連携機能の強化によって簡単に情報共有ができることで操作ミスによる個人の知られたくない部分をSNSで披露してしまう可能性もあるかも・・・


起動速度の向上
個人的にEdgeを使いたいと思った部分は起動の速さです。
ChromeやFirefoxはブラウジングが速いとは思いますがそれよりも起動に時間がかかることの方が個人的に気になります。特にアドオンの数に比例して起動が遅くなります。

EdgeはWindowsの検索機能と融合しているのでコア部分はOSの起動時にロードされているみたいで、自分の古いPCであっても起動に1秒くらいしかかからないのでちょっと使いたい時にかなり重宝します。


一部のサイトではEdge未対応
これは大手サイトではすでに対応しているので問題ないですが、一部のオープンソースソフトウェアを使って作られているWebサイトは機能が完全に使えなかったり、意図したレイアウトで表示されない場合があります。
これらは時間が経てばそのうち改善されていくので待つしかないでしょう。

このようなサイトに出会ってしまった場合は、他のブラウザをインストールするかこっそりWindowsアクセサリに残されているInternet Explorerを使ってサイトへアクセスして下さい。
現在アクセスしているサイトをInternet Explorerで開きたい場合はEdgeのメニューに項目があるのでそちらを使ってInternet Explorerで開くことが可能です。


2016-01-17

初代MacProのCPUではHyper-Vは利用できない

仮想化技術のHyper-VがWindows8から使えるようになり、ハードウェアが対応していれば別途仮想化ソフトウェアを導入することなく他のOSを同時に使うことが出来ます。

Windows10にもHyper-Vはあるので使ってみたい。
というわけでまずは自分の環境が対応しているか、CPUの情報をIntelのサイトでチェックしてみる。
CPUはIntel Xeon 5150です。


一部機能が対応していないため使えないっぽい。

本当に使えないのかWindowsの機能を変更するウインドウを開いてみたら


サービスや管理ツールはインストールできるみたいですが、肝心なハイパーバイザがインストール出来ません。


残念。今までHyper-Vを使ったことがなかったのでぜひ試してみたかったのですが対応していないんじゃ仕方がない。

諦めてVMware Workstation PlayerかVirtualBoxをインストールすることにします。

2016-01-16

Microsoft EdgeはBloggerでサポートされているはずが…

対応していないサイトもまだ多いと思うWindows10からの新ブラウザMicrosoft Edge
起動や動作も軽いのでちょくちょく使って他のアプリとの連携などの機能を試したりしています。

ふと、Edgeでブログの更新してみようと思ってBloggerのダッシュボードにアクセスしたら

と表示されてしまいました。まだサポートされていないのか・・・
とサポートされているブラウザのリンク先を見てみると、Microsoft Edgeが対応しているブラウザに入っているじゃないですか。
誤検出でもしているんでしょうか?

この記事はEdgeで書いていますが今のところ予期しない動作というのは発生しておらず普通に利用できてます。


2016-01-15

せっかくWindowsなのでOfficeアプリケーションを調べてみる

Windowsを離れMacとLinuxを使っていると、Microsoft Officeアプリケーションを全く使わなくなります。
Libre Officeとかグーグルのスプレッドシートで大抵は事足りてしまうので。
一応Mac版Officeもありますが、高いライセンス料を払ってまで使うようなことはしていないので購入したことはありません。

いろいろとOfficeアプリの状況が変わっていることになかなか気づきません。
時代の流れに乗れず取り残される40間近のおっさんがここにいます。


そんなわけでWindows10を使いはじめたんだからそのうち使うだろうと思いWindowsストアで検索してみると・・・

Word Mobile
Excel Mobile

とか出てくるじゃないですか。しかも無料とか書いてある。

Microsoft Officeはパッケージ販売&オンライン販売、Office365による月額制までは知っていましたが、とうとうOfficeを無料で提供するか・・・
と思っていたのですがよく説明を見ると、

・機能限定版
そりゃそうだよね。でも仕事で使うのでなければ十分な機能はありますので困ることはないです。もっと高度な処理をしたければフル機能のライセンスを購入して下さいって事です。
最近はPCの低価格化でOfficeアプリがプリインストールされていない場合も多いですし、30日の試用期間とかって結局最初の数日使ってみるだけで期限いっぱい使いまくるってことはしません。
機能限定版の方がよりOfficeアプリケーションに触れてもらえるのでMicrosoftとしてはライセンス販売に貢献しそう。

・10.1インチ以下のディスプレイサイズのマシンのみファイルの保存が可能。
!?
デスクトップPCや10.1インチ以上のディスプレイを持つマシンはMobileとはみなされず、ストア経由でアプリをインストールしてもファイルの読み取り専用として機能します。


インストールしてみたらほんとに読み取り専用だった・・・

じゃあ、デスクトップユーザーは有料版を使えと?
と思ったら、ブラウザ上で使えるOffice Onlineというものがあり、Office Mobileと同じ機能を使えてファイルの読み書きもできるサービスが始まっておりこっちを使えと。

こうやってユーザーを分けるメリットあるんですかね?
どちらもMicrosoftアカウント必須だし、OneDriveのデータ読み書き対応も同じだし。
ブラウザ起動しただけで結構メモリ消費するのでできれば単体アプリのほうが助かるんですけど。

あ、でもアカウント持っていればMacやLinuxでも使えるってことか。
それなら便利でいいです。

今でもこっちはMac&Office持ってないからExcelやWordのファイルを直接送らずPDFにしてから送ってくれって言ってもいつまでもOfficeのファイル形式のまま添付してくる人多いし、こういうOSを限定しないサービスって大歓迎。



2016-01-14

Windows10 使い心地(3)

 いつまで続ける? この感想記事。


エクスプローラのリボン表示

Windows7からでしたっけ?エクスプローラにリボンという名前の機能メニューがついたのって。


ウインドウメニューに変わって実装されたリボンですが、当初から肯定的な意見を自分は見たことがありません。

まず、でかすぎて邪魔です。
解像度の低いモニターでエクスプローラを開いても、これが結構なスペースを取るためファイルの一覧を表示する部分が狭くなります。

次によく使う機能はボタンを大きくするなど配慮はされていますが、そのおかげでボタンの整頓がされておらずごちゃごちゃして汚い。

これが一番個人的には許せないのですが、過去のウインドウメニューは、

[ファイル]  [編集]  [表示] [ヘルプ]

というようにどのアプリも一定の規則を守って並んでいました。
しかし、リボンになった途端新規ファイルやフォルダを作成するボタングループが中央にあったり、編集グループが一番左にあったりと今までの表示規則を無視し、使用頻度を考えて?並べてあります。
なんでこんなにぐちゃぐちゃにしちゃったんですかね?

また、ライトユーザーへの配慮なのかボタンにアイコンを多用するようになりましたが、それなりの使用スキルを持ったユーザーが見てもアイコンだけでその機能を理解することが出来ないので、ライトユーザーはなおさら理解出来ないのではないか?


と、不満ばかりでしたが慣れると気にしなくなります・・・
よく使う操作でキーボードショートカットが割り当てられていればそっち使うので。

Windows10ではリボンは標準で畳まれた状態になっているので邪魔になりません。
おかげで使い始めてしばらくは存在を忘れてました。

2016-01-13

Windows10 使い心地(2)

しばらくWindows10を使ってみた感想。 その2


ストアアプリが使いづらい
MacのAppストアのようなWindows OS用のアプリケーションを専用に扱うオンラインストアの機能がWindows8より導入されました。
ストアアプリとはオンラインストアのアプリではなく、ストアから入手できるアプリを指します。


元々はタブレットPC寄りだったWindows8にアプリを簡単に追加するためとタブレット向けアプリを充実させるために始まったのだろうと思います。

ストアアプリはほぼすべてのアプリがタブレットでの操作を想定したデザインになっています。
その為、アイコンやスライダなどもタッチスクリーンで使いやすいものになっているのですが、デスクトップPCで使うとただひたすら使いづらい。
数値指定して細かく調整したいような機能も範囲選択などでおおまかにしか指定できなかったり、ファイルを保存するボタンも誤操作を防ぐためにメニューを開かないと表示されないなど今までのデスクトップアプリと使い勝手や目的の機能を使うまでのクリック数が多くなっているものがほとんどです。

そして個人的に一番ダメだと思う部分が、読み込みに時間がかかるアプリや異常終了してしまうなど、動作が不安定なアプリが多すぎです。

タブレット向けのアプリはデスクトップアプリと違い同時に起動は出来ても基本フルスクリーン表示の為現在使用しているアプリ以外は操作出来ません。
その為アプリの設計上、アクティブじゃないアプリは状態をメモリへ保存しスリープ状態にするように設計しなくてはいけないみたいです。
(Visual Studioでタブレットアプリのチュートリアルを少しいじった際にそのような説明がありました)
これはモバイル機器のバッテリーを長時間持たせるようにと、デスクトップPCより性能の劣るCPUなどに配慮した設計にしなくてはならないからです。

この機能のおかげで一部のアプリの動作が非常に不安定で、操作途中に他のアプリをアクティブにしたり、他の操作を行うと異常終了してしまうことが結構な頻度で起こります。
異常終了しても以前のWindowsのようにレポート報告やトラブルシューティングなどのガイドも表示されず、一体何が悪くて異常終了してしまったのか特定がしづらいので何度か使って動作が怪しいアプリは即削除です。

iOSとAndroidが用のアプリが出始めた時と同じような状況なので今後に期待したいと思います。

2016-01-12

Windows10 使い心地(1)

Windows10をインストールして数日、Macに戻らずWindows10を使ってみた感想。 その1

リリースされてから結構経っているのでIT情報サイトをよく見る方には今更感があるとは思います。
また個人的な使い心地の感想ですので実際のOS仕様とは異なることを書いちゃっているかもしれません。


スタートメニューの復活
IT系の情報サイトでリリース前から言われていたことなので今更だと思いますが、Windows8で廃止になったスタートメニューが復活しています。


以前のスタートメニューに近い状態にしながらも、Windows8からのアプリのタイル表示なども残していい感じに進化しました。
ただ、全アプリの一覧がジャンルごとにまとめられているのではなくアプリケーションの名前順で表示されるので使用頻度の高いアプリはスタート画面にピン留めが必須になっています。

設定で全画面スタートメニュー(Windows8、8.1のタイプ)にも設定で切り替え可能です。

また、スタートメニューのタイルから直接アプリケーションを削除する機能もWindows8、8.1から引き続いて残っているのでアプリケーションの整理がWindows7以前よりも楽になっています。

大不評だった電源の操作も復活しているのでシャットダウンや再起動も容易です。


バックグラウンドアプリの起動タイミングが調整されている
自分はしばらく気づかなかったのですが、個人がインストールしてバックグラウンドに常駐するアプリがすべて起動完了するまでの時間がWindows8.1よりも時間がかるようになりました。
これだけを書くとデメリットのように感じますが、個人的にはメリットの方が大きいと思いました。

今までのWindowsやMac OSはログインするとログイン時に起動させるよう設定したアプリケーションを全力で起動しようとするため、システムのリソースが起動に割かれすぎてログインしてもすぐにPCの操作が出来ないという不満がありました。
それを回避するためバックグラウンドアプリの起動処理をしっかり管理してフォアグラウンドの操作を妨げないようにアプリを起動させているようです。

気づいた直後はアプリがWindows10にちゃんと対応してないんじゃ?
なんて不安になりましたが・・・

2016-01-11

Windows10でMacProのファンコントロール

Macで使っているMacs Fan controlというMacのファンコントロールアプリがあります。

このアプリはWindows版もあるのでBootCampでWindowsを起動していてもファンのコントロールが可能なので大変便利。

Windows版はPC/AT機用ではなく、最初からMacのBootCamp向けです。


2016-01-10

WindowsからMac HFS+の読み書き

BootCampソフトウェアをインストールすると、内蔵HDDのHFS+は読み取り専用でアクセスできるようになります。

しかし、外付けのHDDはデバイスマネージャで確認をしてみると認識はしていますがドライブの一覧に表示されません。
そういうものらしいです。

しかし、外付けHDDには結構な量のデータもあるし、頻繁に利用しているのでこれを使いたい。

ネットで検索してみると、有料のHFS+読み書きができるソフトウェアがあるが、フリーソフトでは読むことができるものしかないらしい。
が、一つ記事を発見。

Paragon SoftwareでHFS+にフルアクセスできるFree版があると。
どうせFree版とかいっても実はトライアル版じゃねーの? って思ったらそうではないみたい。

http://www.paragon-software.com/home/hfs-windows-free/

インストール時にライセンスキーが必要ですが、名前とメアドを登録するだけで登録したメールアドレスにライセンスキーが届くのでこれを入力します。


一応Windows8 8.1用だけど、インストールしたらWindows10でも問題なく動きました。
外付けHDDもちゃんと認識され、読み書きと削除ができることも確認。

よりMacにインストールしたWindows10が快適になりました。

メモリバカ食いのMacよりも快適でMac OSを起動させる回数が減りそう。

2016-01-09

Windows10にBootCampソフトェアをインストール

無事に初代MacProにWindows10をインストールできました。
しかし、BootCampソフトウェアのインストールはまだ行っていません。


MacのBootCampアシスタントで作成したWindows用ドライバのメディアをWindowsでマウントします。
が、アップルにBootCamp5.1の最新版があるのでこちらを使います。
インターネットに接続していない場合は用意したメディアを使って下さい。

ダウンロードして解凍したフォルダにBootCampフォルダがあるのでその中にあるSetup.exeを実行します。


実行するとエラーで実行できません・・・
ご丁寧にMacハードのモデルとIDをチェックしているのか、Windowsのバージョンをチェックしているのかわかりませんがとにかく実行できません。

Windows10に対応したBootCampソフトウェア(バージョン6)はアップルのサイトから直接DLすることができないので入手出来ません。

困った・・・
とりあえず手動でなんとかならんものか、Driversフォルダを開いてその中のAppleフォルダを覗いてみる。

ここに各アップルデバイス用ドライバのインストーラがあるんですが、その中にBootCamp.msiという旧式のインストーラがあるのでこれを実行してみる。
すると、管理者特権モードでないと起動出来ないとのメッセージがでて実行できない。

じゃあ、管理者特権モードになればと思ったのですが方法がわからないのでネットで調べると、とあるアプリケーション経由で実行するとインストーラが起動するという記事を発見。

早速そのアプリケーションを入手する。
だいなファイラーという2画面ファイラーです。
http://hp.vector.co.jp/authors/VA004117/dyna.html

64bit版をダウンロード・解凍します。
起動に必要なDLLはVisualC++ 2010 再配布可能パッケージ(x64)をインストールすることで入手可能なので、だいなファイラーを起動前にインストールしておきます。

起動すると
こんな感じで開くのでBootCamp.msiがあるフォルダまで行き、BootCamp.msiを右クリックします。
コンテキストメニューからアプリケーションから開くを選んで、


Windowsインストーラで開くと、無事にBootCampのインストーラが起動できるようになりソフトウェアがインストール出来ます。

同時に各種ドライバも一緒にインストールされ、サウンドデバイスのドライバもインストールされて音が出るようになります。

2016-01-08

初代MacPro(MacPro1.1)& MavericksのマシンにWindows10はインストールできるのか? (3)

メディアを用意したらMavericksのブートキャンプアシスタントを開いてWindows用のソフトウェアをUSBメモリに書き込みます。


次にWindows10をインストールするパーティションを作成します。
パーティションの作成はBootCampアシスタントは使わずに、ディスクユーティリティを使って作成します。
BootCampアシスタントを使ってパーティションを作成すると、Windows10のインストーラでのインストール先指定でエラーが出てしまい、フォーマットしようがHDD全体をフォーマットしようがエラーになってインストールできませんでした。

また、アシスタント経由で再起動すると起動ディスクがインストールするメディアになってしまい、インストールが失敗した時にMacが起動できなくなってしまう為です。
こちらはMac対応(起動時にアップルマークが出るやつ)のグラフィックボードであれば起動時にオプションキーを押しっぱなしで起動ディスクの選択ができるので回避可能です。


今回は使っていないHDDを1個用意して第1パーティションにMacHFS+、第2パーティションにFATフォーマットのパーティションを作成します。


パーティション分割後のフォーマット前に、Windowsをインストールする予定のパーティションを選択してオプションを開き、パーティションの設定をMBRからGPTに変更します。
これを行っておかないとWindowsのインストール時の作業でエラーが出て先に進めません。


やっとWindows10のインストールにチャレンジ
なんとか準備はできたのでWindows10は64bit版をインストールします。
32bitEFIのMacでは64bit版は無理じゃ?って思うところですが、再作成したインストールディスクはBIOS起動のブートディスクとして認識されるのでインストールもBIOSを使った起動をするタイプでインストールができます。

DVDメディアをドライブに入れてMacを再起動させます。
再起動は環境設定の起動ディスクからは行わないでください。インストールが失敗した時にMacが起動しなくなります。

再起動時、起動音が鳴ったらキーボードのCキーを押しっぱなしにして光学ドライブを優先読み込みさせてWindowsのインストーラを起動させます。

 プロダクトキーはとりあえず入力せずスキップして先に進みます。

 インストールは今回新規インストールなので「カスタム」を選択します。


 インストール先の選択ウインドウになったらMacで設定したパーティションを選択してパーティションをフォーマットします。


今回用意したHDDはBay3に接続していますがドライブ0として認識され、先頭は200MBのMacをインストールするときに使われるEFI領域用として設定され、パーティション1と2がディスクユーティリティで設定したパーティションになります。

パーティション3はFATフォーマットをしたのでMacで設定したボリュームラベルも表示されていますのでわかりやすいです。
パーティション3を選択すると、Windowsをインストールすることはできません。とメッセージが表示され先に進めません。
Windows10はNTFSフォーマットのパーティションにしかインストールできない為です。
なのでパーティション3を選択したらフォーマットを選択してパーティションをNTFSでフォーマットします。

フォーマットをすれば先に進めるので次に進むと自動でインストールが始まります。
インストール作業中に自動で再起動をします。

そのまま再起動させるとMacが起動しますが、そのままログインして環境設定の起動ディスクを開きます。
開くと起動ディスクの一覧にフォルダアイコンのWindowsの起動ディスクが表示されていますので、それを選択して再起動します。インストールDVDはそのままドライブに入れっぱなしです。

あとは勝手にインストールが進み、インストール中に重要な更新を行いインストールが完了します。
初期設定は各自自由に。
これでインストールは完了です。


パーティションの設定でインストールが止まってしまう状態を解決するため結構な回数のトライ&エラーを繰り返しましたが、これを解決したらあっさりと初代MacProにWindows10 64bit版をインストールできちゃいました。


大抵のドライバは標準で用意されており、グラフィックボードに関してはRADEON HD6450を挿してインストールしたらご丁寧にドライバと一緒にCatalyst Control Centerまでインストールされてました。

Ethernetデバイス(Intek Pro/1000)やチップセットのドライバも標準のもので動いています。

しかしサウンドデバイスのドライバだけはちゃんとインストールされず音が出ません。
また、Windows用のBootCampソフトウェアとアップル製デバイス用のドライバもインストールする必要があります。


今回はここまで。
次回はサウンドデバイスとBootCampソフトウェアについて書きたいと思います。

2016-01-07

初代MacPro(MacPro1.1)& MavericksのマシンにWindows10はインストールできるのか? (2)

次はインストール用のディスクを用意します。
Windows10はWindowsが無料アップグレード可能な場合はWindows Update経由で入手しアップグレードすることも可能ですが、今回はクリーンインストールしたいのでマイクロソフトからisoイメージを入手します。

https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows10ISO
Windows以外のOSからマイクロソフトのWindows10ダウンロードページにアクセスするとisoイメージを入手するためのページに行けます。


Windowsからこのページにアクセスするとメディアクリエーションツールという、イメージのダウンロードとDVDやUSBメモリへ書き込むためのアプリケーションのダウンロードページ変化し、このアプリケーション経由でイメージを入手するようにと説明が書かれています。

今回は32bitと64bitを両方入手しました。


イメージを手に入れたらUSBメモリかDVDにイメージを書き込み…
たいのですが、初代MacProはBIOSとEFI両対応のブートディスクを正常に読み込めずインストーラが起動しないのでイメージを作り直します。

イメージの再作成はWindowsで行うので仮想環境または実機でWindowsを用意する必要があります。

イメージの再作成はWindows ADKというツールを使って行います。
マイクロソフトのダウンロードページで検索をかけるとWindowsのバージョンごとにADKがあるのでこれをダウンロード・インストールします。

ADKをインストールしたらWindows10のisoイメージをマウントします。
最近知ったのですが、Windows8.1はisoイメージを標準でマウントできるみたいなので特別仮想ドライブソフトは必要ないみたいです。
自分はParallels Desktop上のWindows8.1へParallelsのイメージマウント機能でWindowsからは実DVDとして認識させました。
ドライブ記号はDになります。


ADKの中のコマンドアプリケーションを使ってイメージを再作成します。
コマンドプロンプトを開き、Windows8.1なら以下の場所へcdコマンドで移動します。
※コマンドプロンプトは管理者モードで開く必要はありません。

C:¥Program Files (x86)¥Windows Kits¥8.1¥Assessment and Deployment Kit¥Deployment Tools¥x86¥Oscdimg

移動したらこのディレクトリに入っているoscdimg.exeを実行します。

oscdimg.exe -n -m -bD:¥boot¥etfsboot.com D:¥ C:¥Win10_mp11.iso

青文字のパスは-bオプションの引数です。 -bオプションとはスペースで区切らずに入力します。(スペースを開けるとエラーになります)

紫文字は元イメージの場所です。今回元になるisoイメージをマウントしたらDドライブになったのでD:¥を指定しています。

赤文字は再作成されるisoイメージの出力先です。
出力ファイル名は任意のもので構いません。


出来上がったisoイメージをMacのディスクユーティリティでDVDに書き込むかUSBディスクを作成できるユーティリティなどでUSBメモリへ書き込んで下さい。
自分はDVD-RWに焼きました。
DVDに書き込む場合、書き込むスピードは等倍(x1.0)で書き込んで下さい。
高速書き込みでDVDを焼くとインストール時にディスクのリードエラーが発生しやすくなり、OSのインストールが失敗します。

自分はこの他にライセンスを持っているWindows8のisoイメージも同様に作成しました。

今回はここまで。

2016-01-05

初代MacPro(MacPro1.1)& MavericksのマシンにWindows10はインストールできるのか? (1)

自分が持っているParallels Desktopはバージョン8でWindows8.1はとりあえず動くが、Windows10にアップグレードをしてみたら案の定ビデオドライバが対応していないので一応動くけどゲームは無理。

このままWindows8.1を使い続けるのもいいけど、せっかく無償アップグレード期間で無料でWindows10にアップグレードできるなら期間内にアップグレードしたいじゃん。
ということで実ハードへWindows10をインストールできるのか検討してみる。


自分の環境では問題が起きそうで心配な点。
・初代MacPro(MacPro1.1)にMavericksをインストールして使っている。
Mac OSに特殊なboot.efiを適用したものを使って32bit EFIのMacで64bitのMavericksを使用している。
なのでちゃんとインストーラるができるのだろうか?インストールできてもちゃんとMacから起動ディスクとして認識してくれるのだろうか?

・グラフィックボードがWindows用のRADEON HD6450を使っている。
これはWindowsをインストールしたあとは問題にはならないけど、Macハード起動直後に操作できるブートデバイスの選択などが表示されないのでマルチブート時に問題が出る可能性がある。

・初代MacProはWindows8のアップグレードディスクはBIOSとEFI両対応ディスクで正常に読み込めない。
Linuxをインストールするときにも経験したけど、Windows8のディスクも起動時にboot selectなんとかってメッセージが出てしまい操作不能になる。その為インストーラが起動できない。


とりあえず今すぐ思いつく問題点はこんなもん。
あとは実際にやってみてその都度解決していくしかないでしょう。

今回はここまで。